20141025第11回若手教育勉強会SEN
循環的な歴史観の方が大事ではないかというヘイドンホワイト。過去は歴史学者が作る客観的な過去(事実を探求するところにメリットがある)と、実用的な過去(実践的な解決に役に立つ過去)がある。#sen11
2014-10-25 17:58:15歴史は社会的な遺伝子を記述している分野。動物は遺伝情報と親からの情報しか受け継げない。歴史は社会の歴史などを残せる、ミームのような話。なぜ文明が滅びるか、社会がどうやって活性化するか人生経験上1度くらい経験できるかできないか。歴史上にはそれがあって学ぶことができる #sen11
2014-10-25 18:00:01循環的な歴史観に則って研究。歴史の価値 ソ連時代の研究者、「現代の社会的な問題の原因を分析できる」。例えば労働問題、上司のせいとか制度のせいとか言えるが、産業革命時代の研究の歴史をおえば長期的な原因分析ができる。 #sen11
2014-10-25 18:02:40日本の経済を良くするには?クリエイティブ?フラットな会社?僕らは好景気を経験してない世代。アイデアも数が出てこない。歴史を類推のベースとして利用すればオルタナティブな解決法を考えることができる #sen11
2014-10-25 18:04:14学習者はアンケートをとれば歴史を学ぶ意義、過去を参考にできる、歴史は繰り返すと思っているが、それを学ぶことができない。歴史の教訓性を教師も感じている #sen11
2014-10-25 18:06:02歴史的思考力の育成、歴史家のスキル、批判的に読む、文脈に共感する、因果関係を構築する、批判的に解釈する、など。応用する世界中で文献は3件くらい #sen11
2014-10-25 18:06:58意図的にやらなくても起きる現象を転移、意図的にやらせるものを類推と呼ぶ。1980年代までにいろんな知見がでている。表層要素が似ている、構造が一致している、そういった要素を揃えると認知が加速するという研究 #sen11
2014-10-25 18:12:45転移プロセスは状況や環境と関連する動的なプロセス、これを応用しないと歴史も応用されていかないだろう。認知心理学と歴史的類推は決定的に違う点がある。認知心理学は基本綺麗な実験、転移は個人。歴史は綺麗に作れないいるストラクチャ、現代も悪構造。人によって現代が違う #sen11
2014-10-25 18:15:51ベースとして扱う歴史の複雑な因果関係の構造の可視化が必要、ターゲットとして扱う状況的な現代社会の構成が必要、相互評価が行われない歴史的類推の防止、つまり意図的に使われてしまう(すぐナチスを出して批判しようとする人など)。推進派は第二次世界大戦、反対派はベトナム戦争 #sen11
2014-10-25 18:17:26歴史的思考力を分類。1980ワーンバーグ、歴史家は批判的に文献を読んでいる。歴史的文脈を理解している、歴史的変化に因果関係を理由づける、歴史的解釈を批判的に分析できる。それに応用力を追加していく #sen11
2014-10-25 18:19:06資料を読むことでインストラクションを学ぶことができる。ヒストリカルエンパシー。国会図書館のどれが信頼性が高いか文献を比較する事例など。#sen11
2014-10-25 18:19:53因果関係を結びつける力。storm、チャールズ1世とパーリアメント?が決裂していく因果関係をポストイットのように並べていく #sen11
2014-10-25 18:21:23ゲーミングシミュレーションと歴史的類推との親和性。構造化された複合現実のモデルを扱える。例えばゴミ問題、セミナーなどだと1対他、これを使えばみんなで特定の話題の方向付けができる。#sen11
2014-10-25 18:24:32実践。11世紀のイギリスの労働問題を分析して現代の労働問題を分析させる。目標設定、学習プロセスを作りツールデザイン、ルールデザイン、評価というプロセス。#sen11
2014-10-25 18:27:01