「ヘイトスピーチとレイシズムを考える-マルク・ブロック『歴史のための弁明』を手がかりに」のまとめ

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@IMA_channel → 「ブロックは『痕跡としての歴史』も提唱する。そしてその『痕跡』は史料として捕らえられる」 → pic.twitter.com/QX2oegEyoI

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@IMA_channel → 「しかし、『史料絶対主義』への批判もブロックはおこなう」「「ドレフス事件」など。史料という情報を鵜呑みにしない。鵜呑みにしないために見抜く目が必要である。見抜く目とは『比較』によってこそ養われる」 →

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@IMA_channel → 「この批判としての見抜く目、『比較』は実は17世紀から存在していた。」「しかし、真と偽が区別できないと『似非歴史』の虜となる。」 →

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@IMA_channel → 「『似非歴史には光るものがある』とブロック。その光にひきつけられてしまう。これは個人だけでなく、「時代」ですら虚言癖の時代があった」 →

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@IMA_channel → 「歴史家は歴史を『理解すること』。分析を怠らず、歴史家は安住してはいけない。」「歴史研究は『科学』。そして歴史家は裁判官ではないし、歴史を『断罪』してはならない。『多様性』を理解することの重要性。」 →

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@IMA_channel → ここでブロックの遺言状の紹介「ユダヤ教徒から改宗していたブロックだが、ユダヤ人であることを否定しない、『卑怯な否認』を拒む」「何よりも『真実を愛した』ブロック」 → pic.twitter.com/sq0zXW69tX

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@IMA_channel → 「ブロックはユダヤ人組織には所属しなかった。それはフランス人との亀裂を何よりも恐れたからだ。ブロックはフランスを愛した。そのフランスは「共和制」フランスである祖国だということは忘れてはならない。」 →

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@IMA_channel → 「ブロックはユダヤ人としてナチズムに抵抗したのではなく、フランス共和制を守るために戦った」 →

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@IMA_channel → 「キャロル・フリンクは『神話』批判をしたブロックへの賛辞を述べている」 →

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@IMA_channel → ここで話題はブロックからナチス下での「ヘイトスピーチ」へ。ヒトラーの従軍歴などの概説。 → pic.twitter.com/3MzzFltSA1

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@IMA_channel → 「第一次大戦でヒトラーは毒ガスで目を負傷したが、『この毒ガスでユダヤ人を殺していれば(我が闘争)』と。」「しかし、ヒトラーはユダヤ人も第一次大戦でともに戦ったことに触れていない。」 →

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@IMA_channel → 「ナチスは突撃隊、そして学生までも利用してヘイトスピーチを行った」「学生がヘイトスピーチを行っているのは現代日本の、それもこの立命館でも共通」「人間を虫や病原体のように扱うことはナチスも現代日本もよく似ている」 →

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@IMA_channel → 「ドイツ以外の欧州でも反ユダヤ主義は根強かった。これがナチス支配下の欧州各国では密告の温床になった。例えばポーランドではコルチャック孤児院というユダヤの孤児院があったが、市民の目は冷たかった。そして、院長も収容所へ」 →

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@IMA_channel → テーマは日本のヘイトスピーチへ。「ここ十年の政治の場でよく聞く言葉がある。それは『国益』。『国益』を持ち出して相手を封じようとする。同じ用に使われる言葉が『反日』」 → pic.twitter.com/P9alCyCFBx

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@IMA_channel → 「日本人という優越性を利用して弱者の人間性を否定する在特会。彼らの言葉は「出て行け」「殺せ」、これは「迫害」や「虐殺」を肯定するものだ。これはルワンダにも共通」 →

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@IMA_channel → 「表現の自由の問題ではない。国連からの警告もヘイトスピーチは『暴力』であり、『思想・表現の自由』の問題ではない。人間の尊厳の問題である」 →

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@IMA_channel → 「しかし、日本政府は逆方向。ヘイト規制を自分たちが気に入らないデモの封鎖に使おうとすらしている。人間の尊厳の視点が欠けている」 →

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@IMA_channel → ここから木戸准教授による、歴史学からヘイトスピーチの背景を探る試みの開始 → pic.twitter.com/vSjdfnE7V1

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@IMA_channel → 「ヘイトスピーチの背景には、戦前からの皇国史観がある。ブロックも「科学的ではない」と批判する『神話』としての歴史。日本は学問と教育が分離されてしまってきた。例えば「万世一系」の天皇は南北朝時代と真っ向から矛盾。」 →

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@IMA_channel → 「戦前の東大教授平泉澄は『分析は解体であり、…解体は死である』といい、『信仰』としての歴史を提唱。これが日本の歴史学のベースに。」 →

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@IMA_channel → 信仰としての歴史についての当時の平泉教授と学生のやり取りの紹介。 平泉「君の誕生日は？」 学生「○月○日です」 平泉「赤ん坊だったのに何故わかるのかね」 学生「両親が言っていたからです」 →

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@IMA_channel → 平泉「では両親が嘘をついていたら？」 学生「」 平泉「ほら、君は両親の言葉を『信仰』している。生まれた前のことを扱う歴史も同じ。『信仰』だ」 →

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@IMA_channel → 「平泉は敗戦後、大学を潔く辞める。しかし、彼の弟子たちは大学に残り、文部省にも所属。平泉の教えは今にも残ってしまった」 →

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@IMA_channel → 「敗戦によって『帝国』は解体された。ところが『単一民族国家』となり、神話化。日本国憲法試行の前日、1947年5月2日に外国人登録令ができ外国人を排除。憲法に外国人が含まれることを留保したい思惑が表れている」 →

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@IMA_channel → 話題は戦前・戦後から現代へ。過去の外形と同時に現代のヘイトスピーチの背景を探る。 → pic.twitter.com/QlmNaR4vQT

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