伝え手優先、学び手優先について

過去から現代へ。 伝え手の意識、学び手の意識の変遷と今あるべき姿などを探る一連のツイートが興味深かったため、まとめさせて頂きました。
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nomad(のまd) @nomaddaemon

@ttswordfish 道場によるのかもしれないけど、何のための動作なのかっていうのは説明を受けてきたし、僕も説明するようにはしてる。 「説明しきれない」「説明してもわからない」というモノもあるけど、そういうのと基本動作とは違うんじゃないかな。

2014-11-09 09:54:13
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@nomaddaemon なるほど、貴方のところではそうですか。 とくに現代人は「説明されて、自ら納得する(ような気がする)」という儀式を大変重んじていて、それがないと意欲を持てない人が圧倒的に多いので、その方がいいかもですね。

2014-11-10 00:20:23
nomad(のまd) @nomaddaemon

@ttswordfish いや、それ以前に「教える側も理解していない」例をいくつか見ていまして、基本動作がただの踊りになってたり。それをきちんと正す人がいればいいのですが。

2014-11-10 01:04:29
nomad(のまd) @nomaddaemon

「ただの踊り」と言うのも本気で踊りをやってる人には失礼な言い方だな。 踊りという表現、体の使い方には精緻な技術が必要だ

2014-11-10 01:06:06
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@nomaddaemon やや、それはそもそも指導資格に疑問ありですね。 受取り手にわかりやすく言語的な説明をするかどうかはやり方次第だと思うのですが、伝え手が意味を理解してないのでは>_<

2014-11-10 01:11:35
nomad(のまd) @nomaddaemon

@ttswordfish 「意味を説明しない」のが蔓延した挙句、理解しないまま形だけを後輩に教えているんです。そりゃ稽古にも何にもならないですよ… 技はある意味効果がわかり安いですが、鍛錬や準備運動のための稽古は安易に流れやすいですね。

2014-11-10 01:20:38
takami @takami3

@nomaddaemon @ttswordfish 意味は読み取れ・見つけろ。なんでしょうねー。昔の教え方は

2014-11-10 01:23:04
takami @takami3

@nomaddaemon @ttswordfish あぁ、でも課題だけ与えて、工夫しろ。出来、不出来の判断は定期的なのが昔は普通だったかもしれない・・・。

2014-11-10 01:31:50
楯無 @shield0no

@ttswordfish @nomaddaemon 学問でもそうですけど、探求者体質を育てるには、一つの方法なんですよねえ。(分からない所はまず自分で調べるのが当然だ、授業は教科書を読んでから来るもんだ、分からない所は分かるまで考えろ、みたいな)

2014-11-10 01:33:11
nomad(のまd) @nomaddaemon

@takami3 @ttswordfish それはわかる。競技人口も多かっただろうしね。 つまりダメなやつがいなくなっても後から後からお弟子さんは来て、自分で研鑽する人は残って伸びた。

2014-11-10 01:34:30
takami @takami3

@nomaddaemon @ttswordfish 結局自己研鑽できる人で無いと一定までしか伸びないから要らない・・・だったのかもですね。

2014-11-10 01:35:33
nomad(のまd) @nomaddaemon

@shieldno @ttswordfish 俺は数少ない希望者を大事に育てたいのでwww いいかげんにあしらってたらあっという間にやめていってしまうのでwww なので痛い目にもあわせるし、加減するし、面白そうなこともやるし、コツも教えるwww 教え過ぎかもしれんけど

2014-11-10 01:37:38
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@nomaddaemon @shieldno 説明しないことで学ぶ人の学習能力を最大化する方法は、伝え手優位の市場にのみうまく適合するやり方ですよね。 現代では武術は趣味に過ぎず、特殊な場合以外は経済的利益になるわけでもないので、そういうやり方はなかなか難しいと思います。

2014-11-10 01:46:19
nomad(のまd) @nomaddaemon

@ttswordfish @shieldno 昔は技を教えるにもかなりもったいぶっていたし、他流派との交流も禁じたりしてました。それだけ実利に繋がる技術だったからでしょう。 学ぶ人もその分のめりこんで吸収しようとしたはずです。 そこに「技を盗む」意味があったのだと。

2014-11-10 01:50:54
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@shieldno @nomaddaemon 中には古態に及ぶほどの学習意欲のある人もいますから、人を選んで古式の伝授をするというのもありですよね。教室制の指導と徒弟制の伝授と2コースあった方がいいような気がします。 古式の伝授方法がわかってくると、面白くなってくる筈ですけどね!

2014-11-10 02:17:00
楯無 @shield0no

@ttswordfish @nomaddaemon やっぱり自分の体で考えて発見して認められてとくると楽しさが段違いですからねえ。

2014-11-10 02:19:47
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@shieldno @nomaddaemon ほんとそんな感じですよね!説明されなくてもいろんなことに目はしが効いてくるとか、人の考えを察しやすいとか、事実効用は少なくないんですよね〜。 基本的に武術だから、敵は説明してくれないという状況に慣れなくてはいけないもんですしね。

2014-11-10 02:32:02
楯無 @shield0no

@ttswordfish @nomaddaemon 師匠と以心伝心だって相手の心を読む修行っすからなあ。話されなくても分かるようでなくては使えるわけないだろと。

2014-11-10 02:35:20
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@shieldno @nomaddaemon その能力が初見の敵の手筋を見抜く能力にも繋がるんですよね。詭計を防ぐ能力とか。徒弟制で仕込まれたからってそうそうできるわけではないでしょうけど… しかしそれ以前に、説明を求めようという心と脳の働き自体が、機に即しては無駄ですからね。

2014-11-10 02:40:32
楯無 @shield0no

@ttswordfish @nomaddaemon 答えでなく答えを求める過程にこそ、身につけて欲しい事があるんですよねえ。

2014-11-10 02:45:39
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@shieldno @nomaddaemon 流派というもの自体が個人を形成するための教育体系なわけですからね。流派自体のいかなる内容も、不測の戦いに対応する実体ではありえないですし。形や流派が戦ってくれるわけじゃないですからね。個人の向上に寄与するだけが流派の本来目的ですよね。

2014-11-10 02:57:48