日本の衆議院は解散しすぎ?

他の国の議会は解散はどうなのか
政治 選挙 解散総選挙
8
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
今回の解散そのものの是非についてはここでは論じないけれども、衆議院の解散という制度はむしろ弊害が多く、撤廃あるいは見直すべきじゃないのかとふと思った。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
弊害その1。総選挙が解散からきわめて短期で行われるため、普段から選挙対策に資金に余裕のある大政党に有利で、そうでない弱小政党は不利となる。そもそも国政選挙は全ての当事者が万全の体制で臨むのがあるべき姿で、相手の準備不足を見計らって解散障選挙に出るのは本末転倒じゃなかろうか。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
もう一つは、代議士の地位が不安定となること。地盤・鞄・看板のある世襲議員ならまだしも、4年を待たず選挙となれば、選挙対策にも時間を費やさざるを得ず、本来の議員としての業務に充てる時間とお金も割かれてしまう。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
せっかく1期分の経験を積んだのに準備不足で落選すれば、それ以上の議員としてのレベルアップも絶たれ、結果的に優秀な政治家も育たなくなる。4年というのは非常に長い期間なので、これを全うすれば能力的にも人間的にも大幅に成長するはずなのに。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
実際、有力議員の大部分を見ても世襲あるいは官僚出身が多い。それらが決して悪いとは思わないが、国民の意見を拾い上げるべき代議士の選択肢は多いに越したことはない。議員になれる人が狭まることで、政治がスポイルされてはいないだろうか?
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
ちなみに英国や米国の下院で解散なんて聞いたことがない。諸外国の議院では解散制度はあるの?と思って調べてみた。ヒットしたのがこれ ndl.go.jp/jp/diet/public…
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
まずアメリカ。大統領制で日本とは仕組みが異なることもあるのか、ざっと見たところ解散権とかはない様子。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
続いて英国。こちらは下院に政府不信任案決議権があり、それに対して内閣総辞職ないし下院解散(形式的には首相の助言で国王が行う)仕組みで、制度上は殆ど日本と同じ。上院=貴族院でもあるので、明治時代に英国議会をモデルにしたのが窺える。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
ちなみにイギリスの過去の総選挙履歴 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4… 下院議員の任期は5年なので、1974年以降はほぼ満期かそれに近い形で行われているように見える。1945年以降の回数は18回。対して日本は25回 ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%86…
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
1945年〜2014年の70年間で考えると、英国は1期あたりの平均任期は3.89年日本は戦後初の選挙が1947年なので68年で考えると、2.72年となる。ただし英国では1974年に2度も選挙が行われていることを補足しておく。日本における任期満了は76年の三木内閣の時の1度のみ。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
それぞれの任期で先程の1期あたり年数を割ると、英国が78%に対して日本は68%。単純な数値だけで言えば日本の衆議院議員は、任期に見合うだけの期間をかけられていない事にならないだろうか? あるいは、最初から解散を織り込んで、日本も任期を5年ないし6年にしても良いのかも知れない。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
日英比較が長くなりすぎたけど、お次はドイツ。大統領制だけど大統領に権限は殆どないので、実質的に英国に似ている。こちらも解散制度はあるが、面白いのは解散させるには「自分で信認動議を出してわざと否決させる」しかなく、過去に実際に用いられたのはわずか3回。いずれも解散権乱用と批判された
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
ドイツの総選挙のグラフを見ると、1972年、1983年、1990年、2005年の4回を除いて、きれいに4年おきに実施されているのがわかる。upload.wikimedia.org/wikipedia/comm…
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
年数だけで判断すると解散は4度のようだけど、うち3回は「与党から」解散させたもので、残り1回は野党が信任動議を起案→否決して総選挙じゃないかと(ちょっと情報不足)
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
最後はフランス。こちらも解散権はあるが、総選挙後1年以内および大統領による非常事態権公使中は解散不可。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
ちなみに総選挙(国民議会総選挙)の年を見る限り、フランスでも解散の頻度は少ないか、満了(5年)前に解散するのが多いと思われる。(一番下の欄を参照)ja.wikipedia.org/wiki/2012%E5%B…
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
以上を総括すると、各国の解散制度アメリカ:無し イギリス:日本ほど濫用されていない ドイツ(フランスも?):殆ど形骸化 もう少し他国の事例が欲しいところだけど、日本は相対的に衆議院議員の実質的な期間が短いのは否めないのではないだろうか?
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
ちなみに韓国は解散権そのものがなく台湾も規定はあるが行使されたことは無い(wikipediaは2011年現在とあるが、それ以後も実際に解散された事は無い様子。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
結論日本の衆議院は解散しすぎ(?)
マルベリー公 @dominus_clavem
衆議院の解散権を内閣総理大臣が保有していることが、内閣総理大臣の権力の源泉でもあるんだよなぁ。ただ、日本の内閣総理大臣は「何一つ条件なしに衆議院の解散権を有する」というのは他の先進諸国とは違う点ではある。
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK
あと、解散権に関する解説のページを見つけたけど、とりあえず後で読んでみる www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/semi…

コメント

地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK 2014年11月16日
補足。ドイツの87年総選挙ですが、こちらは解散ではなく任期満了に伴うものだそうです https://twitter.com/rotefahne_/status/533653056919855104
地方の会計屋(献血できません) @Meisou_AK 2014年11月16日
あ、90年の間違いでした。すみません。
杉山真大@震災被災者 @mtcedar1972 2015年5月8日
ちなみに2015年のイギリスの総選挙、イギリス議会制度始まって以来の「任期満了選挙」だそうで。与党の好き勝手なままに解散権を行使できるのを、キャメロン連立政権に参加していた自民党が簡単に解散させない様に法律を変えたんだとか。 http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2015/05/58-5777.html その意味では、英自民党の今回の壊滅的敗北は何とも惜しい・・・・・
SPIRIT @tkt058 2015年5月9日
もともと解散の狙いは『民意を問うこと』だったはず。 最も中・ #大選挙区制#比例代表制 はともかく、#小選挙区 で民意が出るとはちょっと考えにくいかも。 これは僕の持論ですが、#首相公選制 にした場合、#解散総選挙 はより頻繁に起こる気がします。 #中選挙区制 #解散総選挙
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする