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読書のストライクゾーンが広い人と狭い人

「読書」に関する著作もある文筆家で、俳人、フランス文学者でもある千野帽子さんによる「面白い本」か「自分に合わない本」か、という話。 【本「まとめ」より引用】 「本物なんてひとにぎりだ」みたいな物言いをすると、「安易なものは認めない通」っぽくてカッコいい、というのは当人だけが思っていること
文学 書籍 千野帽子 批評 読書
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本の「薦め手」としての読書人とは
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
最近は見ないが以前はウェブで「◯◯はレヴュアーとして信頼してたのにこないだ紹介してた本読んだらハズレだった、がっかり」みたいな物言いをちょいちょい見た。本のレヴュアーは厳しい選球眼を持っていて「アタリ」の本を紹介してくれるだろう、というのは非科学的な認識だ。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→ましてレヴュアーを「ハズレの本にぶつからないための予防線」として使うのは完全に使いかた間違ってる。「選球眼」的な物言いをするならレヴュアーは一般人よりはるかにストライクゾーンが広くて、本を読み慣れない人がおもしろがらないようなものをおもしろがる「いかもの喰い」なのだ。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→選球眼が厳しくてストライクゾーンが狭い人、というと美意識のハードルが高い海原雄山みたいな人を想像するかもしれないが、選球眼が厳しくてストライクゾーンが狭い読者の究極形態は「字を覚えて本を読みはじめた子ども」ではないだろうか。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→そうなると本をたくさん読んでるレヴュアーは海原雄山よりは無人島で名前のわからない魚を獲って食べたり密林ロケで虫を食べて「けっこうイケル」とコメントしたりする芸人のようなものかもしれない。視聴者には美味に思えないものが、彼には「けっこうイケル」のだ。→
もし世の中の本のほとんどを貶す人に共感したら
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→もし「たくさん本を読んでいて、そのほとんどに文句をつける人」という厳しいグルメ評論家みたいな書評家あるいは批評家がいたとして、それ、ただの「幸せになれないかわいそうな人」だ。そんな人がカッコよく見えるときは、用心したほうがいい。自分が世を拗ねているときだ。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→「まったく、どいつもこいつもクズばっかで、本物の小説なんてありゃしない」なんて言うためだけに本や雑誌を読んでいる人は、プロだろうがアマチュアだろうが、自分に「合わない」ことを進んでやっているだけなので、「その人の言う本物」がイイものだとか思わなくていい。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→小説の世界が全体でほとんどツマラナイなんていう時代があったとは僕には思えなくて、全体でほとんど自分に「合わな」くなっただけの老人(10代でも)が文句をつけているだけだ。だったら古い「本物」だけ読むとかカラオケ行くとかほかの趣味を探せばいいだけの話だ。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→小説だけじゃなくて音楽とか漫画とかお笑いについて、「本物なんてひとにぎりだ」みたいな物言いをすると、「安易なものは認めない通」っぽくてカッコいい、というのは当人だけが思っていることで、周囲からは「じゃあなんでそんな斜陽分野にしがみついてんだよ意味不明」と思われる。→
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→むかしは、文学青年とかジャズファンとかオタクにこういう人が多かったようで、それだけ「上機嫌になるのがヘタな人」がカルチャーに流入していたということだ。小林秀雄を崇拝する文学青年は、もともと持ってる憂さをそういう文句で晴らそうとしていただけで、そしてそれで晴れるものでもない。
千野 帽子『物語は人生を救うのか』5月7日発売 @chinoboshka
→あれもイヤこれもダメっていう美意識上等の人よりは「いかもの食い」の人のレヴューがおもしろい。書いてる人が、「自分はなにを読めば機嫌がよくなるか知ってるし、進んで不機嫌になる選択をしてないし、上機嫌になるスイッチが入りやすい人」なら、その人が褒めてた本を読みたくなる。
「どいつもこいつもクソだ」と思ったら……(参考)
よく眠りたまに色々考える主婦 甘木サカヱ 紙書籍発売中 @toppinpararin
どいつもこいつもクソだな!っていう人は自分の両目にクソがべったり着いてるだけの可能性があるのを忘れてる

コメント

山本弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 2014年12月1日
 同意。自分と好みの似ている人のレビューは信用するけど、それもちょくちょくはずれるからな。
長介 @chousuke 2014年12月1日
これはとても頷ける意見だと思う。「辛口レビュー」とか自分で言っちゃってる人の言葉は、ピンポイントの要素以外はあんまり信用しないことにしてる。多くを楽しめない人の批評ってどこか痩せてるよね。
hiroharu.minami @hiroharu_minami 2014年12月1日
これ、自分と感性の似たレビューアを探せてるかどうかって問題じゃないかな? 「何を面白がるか」が似通ってるかどうかが重要で、極論すれば何でも貶す糞野郎でも感性が似通ってれば使える訳で。
あえとす 7/28 和光市ボドゲ会 @aetos382 2014年12月1日
欲しいのは、「(好みが自分と似ていなくてもいいので)自分の好みをわかってくれてお勧めしてくれる人」だと思う。それなら、そのレビュアー自身の間口は広い方がいい。好みが自分と似ているような人が読んでる本は、お勧めしてもらわなくても自分も読んでいそうだから。
こざくらちひろ @C_Kozakura 2014年12月1日
異性と本だけは、自分自身の目で選ぶべき。
taka @Vietnum 2014年12月1日
>自分に「合わな」くなっただけの老人(10代でも)が文句をつけているだけ ←こういう決めつけこそが老人的だと思うけどw 流行語大賞と同じく、文学賞でも「本当に質や内容を精査して決めたのか? お前らの恣意的な思惑で決めたんじゃないのか?」っていうような酷い評価&選考が多いし、人気シリーズや人気作家の作品だと"殆ど絶対的に批判せず、みんながみんな褒めまくる"ような日本の評論家こそを糾弾しないと、何度も書くけど、【石を珠のように売りつける詐欺ビジネス】はどんどん勢いを増すと思うヨ。
taka @Vietnum 2014年12月1日
そして「本を読む人が減っている」といわれるのだって、ストライクゾーンが広いのを自慢げに披露する読書家&レビュワーばっかで、売れそうな作品や版元からの依頼で取り上げて褒めまくるようなイカサマ批評家が多いせいじゃない(@´□`@)? 底の浅いラノベのようなI坂作品を、売れているという理由だけで受賞させることはしなかった直木賞銓衡委員の英断は素晴らしかったけど、たいていは「批判する=子供っぽい」からなんでも褒める、みたいな風潮がまかり通ってる感じがする。
nekosencho @Neko_Sencho 2014年12月1日
ま、個人で楽しむ分には好きにやってりゃいいんじゃね? 書評みたいなのだとつまんないばっかししか書かない人だとあんまり仕事もらえなさそうだけど、個人の読書ならそのへんどうでもいいでしょ 
腐ってもエビ @kusattemoevill 2014年12月1日
損しないためには自分と似た感性のレビュアーを“複数”見つけて、書かれている断片から全体を類推して自分に合うかどうかを分析したほうがいい。ネットでたまたま出くわした初対面レビュアー数人の意見に依存するのは、色々な意味で危険。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2014年12月2日
このミスとかもランキング(数字)じゃなくて誰がどの本をお勧めしてるのかチェックしたほうがいいですよ。
クソリプ仙人 @sanukiudonkirai 2014年12月2日
@vietium の意見を見て、あーこういう人が楽しめない人なんだなと思いましたまる。まあ本人は本人なりに人生楽しんでいるならそれはそれで良いんだけどさー。
ジョージ2世 @GEORGE221 2014年12月2日
「最近は見ない」のになぜ取り上げて批判しているのだろう。藁人形論法の香りがする。
ジョージ2世 @GEORGE221 2014年12月2日
読書を音楽に置き換えて、これと読み比べてみるのも一興。→ http://basement-times.com/post-5293/ 「音楽雑誌は何故つまらないのか」
ざの人 @zairo21 2014年12月2日
映画も、本もそうだけど、レビュアーを参考にしない事こそ 余計な先入観をもつこともなく、手にした本と向き合えるチャンスと思う。だからこそ ブックオフでの100円本も楽しめるというものです。
DARL @DARL_Japan 2014年12月2日
本物の小説が無いと嘆くなら、自分で書けば宜しい。そして、それを公表すれば、みんなが本物の小説が読めて、Win-Winの関係に!
あおまきしゅにん @aomakipaper 2014年12月2日
レビュアーを参考にせずに、趣味の似た知人の読んでる本の方があたりが多いよ。幅を広げるためには図書館で無作為抽出してみればいいだろうし
ぱりうめBBA@白猫保険作って下さい @ppu_pigg 2014年12月2日
批判評価とかしている人は、一度その作品をちゃんと見ているいうところには好感が持てるよ。最近はレビューだけ見て「糞だ」と決め付ける人が多くなってるから。
marumushi @marumushi2 2014年12月2日
様々な分野において「一流のものに触れなさい。それ以外のものは時間の無駄」的な物言いをする人はいるが、それらの人はどうやって事前にそれが一流かそうでないかを見分けられるのだろうか
taka @Vietnum 2014年12月2日
sanukiudonkirai @sanukiudonkirai 頼むから私について性格の悪そうな個人攻撃なんてしてないで、私の"意見"について具体的に反論してみてくださいな。あなたは本を批評するときでも、本の内容より作家個人のどうでもいい話題で批評する人なんですか? ついでに【本人は本人なりに人生楽しんでいるならそれはそれで良いんだけどさー】←こういう言い訳がましいことをつけ足して「私は別に攻撃的な人間じゃないですよ? 性格のいい人なんですからね?」ってアピールもみっともないですよ ┐(´ー`)┌
taka @Vietnum 2014年12月2日
DARL_Japan その論理だと、「労働環境に文句があるならおまえが会社を興せよ」っていう、ブラック企業の上司がいいそうな暴言と一緒では?
秋坂 @puha_mokumoku 2014年12月2日
かりに千野って人の意見が正しいなら、日本ではもっと多くの人が取捨選択のしない大らかな読書をしてるわけで、そうなると本の売れる数だって右肩上がりとは行かなくても、決してここまで下がらなかったんじゃないか?
秋坂 @puha_mokumoku 2014年12月2日
在日問題でもそうだけど、なぜか普通に批判することがダメというかみっともないみたいな変な風習wをまき散らかしてるのって、年老いた左翼的な前世代の反動なのかもしれんけど、そのせいで周りを見ると、まともに批評しないせいで質が悪くなったコンテンツやエンタメ業界がゴロゴロしてるのが現実じゃない? 千野って人はそう言うのを踏まえてツイートしてるんだろうか(彼流に言えば、批判しない自分カッコイイ!って思ってそうだから無視してそうだけどw)
ぱりうめBBA@白猫保険作って下さい @ppu_pigg 2014年12月2日
Vietnum ???「労働環境に文句があるならおまえが会社を興せよ」←これおかしいの?うちの旦那これ言われたから改善案提出したよ。その結果昇進したし。本当におかしいの??
たちがみ @tachigamiSama 2014年12月2日
大絶賛されてても俺の好みに合わなければ駄作と変わらんし、クソ認定されてても俺が楽しめればそれでいい 
たちがみ @tachigamiSama 2014年12月2日
ケータイ小説はゴミだと思っていたけど、業界に多くの利益と本を読む人を増やすきっかけになったとも言う 底が浅いとか批評がイカサマとかは自分の中だけに留めておきなよ
hiroharu.minami @hiroharu_minami 2014年12月2日
本筋とは外れた話だけど「視聴者には美味に思えないものが、彼には「けっこうイケル」のだ」って言うのだって「凡俗には理解できぬ本質を見抜く凄い俺様」意識が見え隠れするけどな。悪く解釈すると、だけどさ。
taka @Vietnum 2014年12月2日
ppu_pigg あなたの旦那さんは行動力があって素晴らしいと思う。でも「在籍したまま改善案を出す」(←やろうと思えば一般社員でもできる)、「退職して0から自分で起業する」(←家庭持ちなら安易にできない……)を比べないで下さいな(;´Д`)。パート代が低いから抗議したら「じゃあ別のパートを探せ」と店長に言われたり、税金が高いと嘆いたら「じゃあ外国に移住すれば?」と議員が言っちゃうようなトンデモ論理と同じだといいたいだけです。(橋下市長は「文句があるなら国会議員になれ」などと言ってましたがw)
trycatch777 @trycatch777 2014年12月2日
自分の両目にクソがついててもそれは自分の両目であり、結局は自分の両目が全てなのだから、「他人の批評などは単なる雑音にすぎない」程度の見方を常に持っておいた方がいいと思います。人にそれを押しつける事はダメですが。
ぱりうめBBA@白猫保険作って下さい @ppu_pigg 2014年12月2日
Vietnum 旦那は上司に給料の事で文句言った事は無いよ。転職を考えている事を伝えたら色々な偉い人に止められたけれどね、中には泣いて辞めないでくれって人も居た。けど、それが無いという@Vietnumさんは、あなたが居る居ないは店にとってそこまで重要ではない、そういう人の給料は上げられない、それなら辞めてもらって同じ金額で新しい人を雇った方がいいと考えたのかもね。可哀想だけど、私も同じ経験あるから解るけど現実受け止めてね。
nenkino2000(売れっ子小説家) @nenkino2000 2014年12月2日
puha_mokumoku なんでそこで在日問題が出てくるんでしょうね。たとえとしても意味不明
ドンドコ @n0yujin 2014年12月2日
評論も作品の内だゾ。広告の一種になっているレビューもたくさんあるけど、「予防線」にするな、というのは間違ってないと思うわ
ドンドコ @n0yujin 2014年12月2日
nenkino2000 今は在日批判してればウケる&売れるから
kartis56 @kartis56 2014年12月2日
むしろ自分の知らないゲテモノを探すためにレビュアーを漁る…
kartis56 @kartis56 2014年12月2日
その本のどこが良くて、どこが悪いかを書けるのがいいレビュアー。
ITDOREIKUN @wtpgjmwtpgjm 2014年12月2日
そうそう、興味が向かないゲテ本を探すのにレビューは役に立ちますね。特に長文で叩いているんだが内容を明かさないようにしている上手いアオリをしてるレビューはレビュー自体が素晴らしい。
ITDOREIKUN @wtpgjmwtpgjm 2014年12月2日
面白くない本を読んだ後にレビューを読んで、「あぁ、どんなものにも褒めるところはあるんだな」と思って穏やかに生きることを思い出します。
もこ @mocomb 2014年12月2日
だいたい本のあらすじみたいなのを見て判断するかな。レビューは特に参考にしない。
しろがねさん @whitebellsweet 2014年12月2日
音楽レビューも似たような部分があると思う。ただ、音楽は味覚などとよりと近くて「生理的にダメ」というハードルがあるのは仕方ないと思うの(´・ω・`)
黒川 @kurokawa92 2014年12月2日
言いたいことはわかるがアレとかアレとか何で賞与えたのかな?と読み終わって感じる時には文句の一つも言いたくなる
アキミ @AKMI0 2014年12月3日
10年ほどレビューブログやってるけど、最近でも「なんで●●に萌えたのかわからん」「なんでこのチョイスなのw」ってのは来る……来るんだよ。心の中で「自分の萌は誰かの萎え。誰かの萎えは自分の萌」って心の中で念仏唱えてる。
いずみのかな @runco_a 2014年12月3日
解説と評論と批評と感想はそれぞれ違うし、ランク、受賞は分かりやすいガイドのひとつでしかないんだと。あと本に限らず本物だ権威だ高等だなんてものが絶対価値になったらそのジャンルは化石になる
さるたに @Sarutani_tweet 2014年12月7日
読書に限った話じゃないよね。何でこんなもんが流行ってるのか分からん!と思った時は、感性の黄信号が点いてる時だと思う。
SY1698 @SY1698 2014年12月7日
どいつもこいつもクソと貶す書評といえば、死んで久しい百目鬼恭三郎か、唐沢俊一を連想した
垢移行しましたnidosino @nidosina 2014年12月8日
良いか悪いかなんて人それぞれというなら、ボロクソに貶すのも人それぞれでしょうにそれを可哀想などと揶揄するのは矛盾してる感。なんでも面白くてなんでも楽しい幸せな人は確かに羨ましいし尊敬するけれど、何も面白くなくて何も楽しくない自分を卑下はしない。人それぞれなのだから互いに黙っていろという話なのにどうして行き過ぎて攻撃してしまうのか
kkazhiro @kkazhiro 2014年12月8日
「大森望絶賛 !」みたいな話か。
ねや @neya_state 2014年12月8日
レビュアーが面白いと言おうが、トップセラーになろうが、それが自分にあうかなんて分かるわけ無いだろうに。 レビューで信用するのは書かれていること、説明されていることそのもの、文体はどうなのか、どんな話なのか、どんな盛り上げ方をするのか。 大事なのは評価した結果じゃなくてはは評価した内容
なつお @sneezer1972 2014年12月8日
世の中には「ボヤキ芸」というか「けなし芸(!)」みたいなのがあって、こきおろす様子が絶品、ということがありうるという視点に欠けている。
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