2014.12.22-23,経済運営上の問題点を opoona 氏が連投

格差と成長を論じたピケティが話題になる中、国内では緊縮的な経済論が未だ支配的。ネット上に出た記事を連投あるいはRTしつつ opoona 氏が問題点を論じていたものをまとめました。(kyslog 氏のツイートのみ編者が挿入しました。)
2
前へ 1 2 ・・ 5 次へ
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >実際、50年後の日本経済を展望する政府の「選択する未来」委員会の最終報告書(2014年年11月公表)は、人口減を放置し生産性も低迷した場合、2040年以降、年平均でマイナス0.1%程度の低成長に陥るとの試算を明らかにしており、2030年頃にはマイナス成長になる

2014-12-23 19:46:54
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >アベノミクスの異次元緩和でインフレを起こすために注力しているが、「無理やりインフレを起こせば『名目経済成長率』は上がる。だが、こんなにすごいこと(異次元緩和)をやっているのに、消費増税の物価上昇分を除けば、まだ1%程度のインフレしか実現できていない。

2014-12-23 19:48:15
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >名目成長率はそんなに簡単には上がらない」と指摘。 日銀が、財政赤字を穴埋めするために国債を大量に買い取ることを指す「財政ファイナンス」を本当に行えば別だが、「政府は経済成長を自由自在にコントロールすることはできない」という。

2014-12-23 19:49:14
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >現在、長期金利が上がらないのは、異次元緩和の影響も大きいと指摘。160兆円を超すお金が現在日銀の当座預金にあるが、これらのお金が何かのきっかけで回り始めた時が非常に危険だという。

2014-12-23 19:50:39
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >「まだその160兆円が眠っているからいい。今は部屋の中に油をいっぱい充填させている状態。火がつかないうちはいいが仮に何かのきっかけでお金が回り始めた時に銀行がそのお金を使い始める可能性も否定できない。そうすると、デフレ脱却はできるが、インフレを止めにくくなる。

2014-12-23 19:51:40
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >貸し出し競争みたいになると、もう日銀がコントロールすることができない。

2014-12-23 19:52:44
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >第2次世界大戦後のイギリスが、対GDP比の政府債務が2倍を超えていたが財政破綻しなかった例については、対GDP比で年間平均3.6%に達した「金融抑圧税」を35年間続けることで過剰な政府債務を圧縮した可能性が高い、とのカーメン・M・ラインハートらの研究を紹介

2014-12-23 19:53:54
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >このイギリスのケースは、日本の現状には当てはまらないという。「イギリスの場合は、あくまで戦費調達が債務の要因だったので、戦争が終わった瞬間に債務の膨張が止まった。でも今の日本の場合は違う。債務が増える大きな要因は社会保障費なので、高齢者がいる限り増え続ける。

2014-12-23 19:54:44
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >コントロールできないインフレが起こったら、現在の日本でソフトランディングできる保証はない。小黒氏は「いまの痛み」か、「近い将来のより大きな痛みか」と警告する。

2014-12-23 19:55:36
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) おわかりいただけただろうか?     「いまの政策(では)こうだ」 と、言っているんだね小黒准教授は。<span class="f20 c01">

2014-12-23 19:59:13
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) いくつかのポイントを押さえれば、実は回避可能        なんだね。<span class="f20 c01">

2014-12-23 20:02:23

その三:いわゆる金融抑圧説の件(財政ファイナンスレツゴー!)

リンク 日経ビジネスオンライン 「金融抑圧税」は現代日本で機能するか 「第二次世界大戦後、英国の政府債務はGDPの2倍を超えたものの、破綻せずに縮小した。日本も大丈夫だ」と言う識者もいる。これは間違った理解だ。
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >毎年度の財政赤字(新規の国債発行額)を約30兆円としよう。日銀が市場からネットで毎年約80兆円の国債を買い入れると、金融機関が保有する国債のうち50兆円(=80兆円-30兆円)を日銀が吸収することになる。2014年時点の国債発行残高は約800兆円。

2014-12-23 20:10:37
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >日銀は既に約200兆円の長期国債を保有しているから、単純な計算で約12年間[(800-200)兆円÷50兆円]で日銀はすべての国債を保有することになる。国債市場は干上がってしまうことになるわけだ。

2014-12-23 20:12:42
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >例えば生命保険会社などは、資産運用のために国債が必要だ。だから実際には、12年も待たないうちに国債市場は枯渇する可能性が高い。いずれにせよ、現状のままでは、近い将来、異次元緩和は完全な財政ファイナンスになる。( ・ิω・ิ)(笑)

2014-12-23 20:15:37
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >11月26日、日銀政策委員会の白井さゆり審議委員は、財政ファイナンス(=マネタイゼーション)に対する懸念について、広島市で行なった講演で以下の発言をしている。

2014-12-23 20:17:04
opoona @opoonakeizaiita

「中央銀行の金融政策にとって、物価の動きと予想物価上昇率の動きは大変重要です。しかも見通しも下がっている時に、放置できるということがあり得るのだろうか、私は金融政策運営者としてそれはできないというのが最大の理由です。それはマネタイゼーションへの懸念を越えて重要な問題だと思います」

2014-12-23 20:18:27
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >デフレ脱却に向けた2%インフレ目標を達成することの方が、財政ファイナンスに対する懸念よりも重要と説明しているのだ。白井委員は優秀な専門家で、本来ならばここまで踏み込んだ発言をしないはず。10月31日に放った追加緩和に関する整合的な説明がいかに難しいかを象徴する

2014-12-23 20:20:12
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >財政ファイナンスには2種類ある。一つは、「中央銀行(日本では日本銀行)による国債の直接引き受け」だ。政府が発行した国債を、市場を介さずに日銀に買ってもらうことを指す。

2014-12-23 20:21:42
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >もう一つは、「節度を失った量的緩和」による財政ファイナンスである。日銀は公式には、デフレ脱却を目的に異次元緩和を行っている。

2014-12-23 20:34:01
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >日銀の黒田東彦総裁は「大量の国債購入はあくまでも金融政策運営上、2%の物価安定の目標を実現するために必要な手段として行っているものであり、財政ファイナンスを目的にしてない」と答弁している。しかし、現状には、実質的な財政ファイナンスに陥っている蓋然性が高い。

2014-12-23 20:35:10
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >では、財政ファイナンスを続けたその先に何か起こるのか。これは政府・日銀の政策判断もあるため、筆者も現時点では断言できない。しかし、対応するための政策の1つとして考えられるのは、第二次世界大戦後の英国が行った「金融抑圧」かもしれない。

2014-12-23 20:39:09
opoona @opoonakeizaiita

( ・ิω・ิ) >過剰債務を抱えた政府はさまざまな政策手段を駆使して、債務を圧縮または帳消しにしようとする。その典型が「債務再編(例:国債のデフォルト)」や「突然の高インフレ」である。しかし、これらの債務圧縮はハードランディングで強烈な痛みを伴う。

2014-12-23 20:43:03
前へ 1 2 ・・ 5 次へ