防災における気象庁と自治体の役割―主に情報を収集、判断する場面について

火山たんの反応から広がっていたお話。 後の方で、本職の方が(このまとめに載っているツイートをすべて見た上で…ってわけではないと思いますけど)うまくまとめてくださっています。 つぶやいた学術たん(登場順) 続きを読む
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行政法たん @admi_tan

.@koumuintesttan @jishin_tan @volcano_tan たぶん、ボコられても大丈夫なように(気象庁と同等以上の水準の、ある程度しっかりした根拠に基づいて判断したんだって言えるように)準備してから独自の判断をする…っていうのは難しいんだろうね。

2015-01-06 07:26:34
裏垢 @urauraurauraurn

@admi_tan @jishin_tan @volcano_tan さっき行政法たんがTweetしていましたが、コストの問題もあります。 あと、内部的なことになりますが、保守的な自治体は自己決定を嫌がります。責任取れないって理由で。

2015-01-06 07:30:48
裏垢 @urauraurauraurn

@admi_tan @jishin_tan @volcano_tan 責任取れない→コスト、機材の問題→改善しよう→責任取れない のループです。もちろん全ての自治体ではありませんが、会議でこうなると( ^ω^ )となりますね。

2015-01-06 07:33:12
地震たん @jishin_tan

@koumuintesttan @admi_tan @volcano_tan 私も言及しなかったのだけれども、ちょっと抜けていそうな視点があるので言及しておくわ。 防災は科学サイドからだけでは判断できない部分が多くあるの。

2015-01-06 07:51:18
地震たん @jishin_tan

@koumuintesttan @admi_tan @volcano_tan 気象庁は確かに科学サイドの専門化ではあるのだけれども、自治体はその地域の専門化だわ。 どちらもないがしろにしてはいけないもの。

2015-01-06 07:53:10
地震たん @jishin_tan

@koumuintesttan @admi_tan @volcano_tan 自治体が有するべき能力は、気象庁の科学的判断と肩を並べるだけの、その地域への専門的理解なのだと思うわ。 ただ、それを有している自治体がどれだけあるのかは疑問だけれども。

2015-01-06 07:56:12
裏垢 @urauraurauraurn

@jishin_tan @admi_tan @volcano_tan 私からの返答としては、さっきの私のTweetよく読んでいただければ言わんとしていることは分かっていただけると思います。

2015-01-06 08:14:09
裏垢 @urauraurauraurn

@jishin_tan @admi_tan @volcano_tan あと『防犯は化学サイド〜』は抜けていないかと。前提条件ですから、それ。

2015-01-06 08:18:19
裏垢 @urauraurauraurn

@jishin_tan @admi_tan @volcano_tan まぁ、雲行きが怪しくなってきたので… 仕事行ってきます(=´∀`)人(´∀`=)

2015-01-06 08:18:55
行政法たん @admi_tan

.@koumuintesttan @jishin_tan わたしも地震たんと(おそらく公務員試験たんとも)ほぼ同感だよ。現地の状況は現地自治体のほうが把握しやすいだろうから。 自治体が気象庁の情報に従わざるを得ないのが現状なら、自治体の潜在的な能力を活かせてない可能性があるね。

2015-01-06 12:53:45

反応1

火山たん/三原あかり/地学系Vtuber @volcano_tan

つまり、現状は気象庁が噴火警報という形で地方自治体に助言して、それを元に市町村長が警戒区域を決めている…事になっているはずだよ。ホントに建前というか形式上ではあると思うけれどね。実際は、気象庁がどう判断するかで警戒区域が決められているようなものかな。

2015-01-05 22:33:43
こばこ @kobako

1つRT。「ホントに建前というか形式上ではある」「実際は、気象庁がどう判断するかで警戒区域が決められている」のかどうか、あと協議会の位置づけについて。この辺をちゃんと調べるのは宿題にしておくことにしとく。(優先順位低め、というか余裕が)

2015-01-05 22:49:03
こばこ @kobako

一つのレベル化のメリットは、「協議会により事前に警報に応じた処置を決めておく」ことだと思うので、少なくとも初期段階では「見た目上、気象庁がどう判断するかで警戒区域が決まる」のはそうだろうなぁと思うし。ただ御嶽の今の段階は違うけれど。(おそらく相談あっての今のラインなのでは)

2015-01-05 22:53:29

反応2

行政法たん @admi_tan

.@jishin_tan @volcano_tan そういう細かいところはさておくとして……自治体が国の官庁の出す情報に基づいて、または「技術的な助言」に従って判断せざるを得ないことは、防災に限らず行政活動ではよく見られるね。

2015-01-06 07:15:37
行政法たん @admi_tan

.@jishin_tan @volcano_tan 一般的に気象庁には自治体より専門技術的な判断をする能力があるって言えるだろうし、小規模な自治体が能力を備えるには相当なコストがかかりそうだし、必ずしも悪いことではないとしても、防災についてこのままでいいかは検討の余地があるかも。

2015-01-06 07:19:47
こばこ @kobako

リツイート2つ(できた?)枠組みを変えるような「検討」も勿論必要だけど、既存の状況の中でも、自治体職員対象のスペシャリスト研修的なものを行って、自然現象を監視・情報発信する機関や専門家からの情報を的確に受け取り、それを踏まえ情報発信するためのスキルを上げる方法だってあるわけで。

2015-01-06 12:28:05
こばこ @kobako

それは地道で地味ではあるけれども、着実に進めていけば大きな効果を生む気がして、現状の「自然を監視する機関や専門家に任せきり」の状況も打開できるのではないのかなと。 そういえばスペシャリスト研修的なものといえば sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/sbosai/fellow/ もありますね。

2015-01-06 12:29:18
こばこ @kobako

(いや、宣伝してる暇があったらお前、という声はあるかと思います。がんばります。いやホントに。はい。ごめんなさい。)

2015-01-06 12:29:28
TOYODA Eizi @e_toyoda

@kobako 行政法たんは枠組みを変えたいのかなあ。むしろ現状事実上の裁量権はほとんど国が握ってしまっているという理解だから(土砂はともかく火山はそういう色彩が強そう)、自治体に監視能力までいかずとも判断能力の養成を期待する、こばこさんの言う出口くらいしかなさそうに思います。

2015-01-06 12:56:24
こばこ @kobako

@e_toyoda 「検討の余地」がどういう方向性なのかな、ということを疑問に思いつつ、自治体の判断能力の養成に言及が無かったので、といったところでした。>行政法たん おそらく自治体に監視能力まで委譲すると更に回らないので、今の態勢のまま、なんとかいい形に、が現実的なのかなと

2015-01-06 17:28:59
行政法たん @admi_tan

@kobako @e_toyoda あいまいな言い方ですみません。おっしゃるように、まずは自治体の判断能力を養成して、情報を自律的に選別できるようにするのが現実的な気がします。 監視能力の委譲・養成は(もしするとしても)判断能力が身についた後で考えるべき話になりそうです。

2015-01-06 23:07:23
TOYODA Eizi @e_toyoda

@admi_tan そういえば今でも府県が雨量計を持っていたりしますが、もっと明確な例としては戦前には一部測候所が県営だったことがあります。まあ、判断能力の問題意識からというわけでないでしょうが

2015-01-06 23:52:33