便利なインフラではなく、思いを乗っけるためのプラットフォームにならないといけない

medtoolz @medtoolz

業界の競合が、速さや燃費、CPUのクロック周波数みたいな測定できるパラメーターに資本を投じていたら、そのジャンルはインフラになっていく。消費者にとってそこは便利だけれど、思いや夢を投影する場所ではなくなっていく。

medtoolz @medtoolz

ユーザーにとって、インフラというものは「必要最小限の機能」を達成するのに最少のコストを競う場所になる。お金を支払うことは罪悪ですらある。夢を投影するプラットフォームは、お金を支払うことそれ自体が夢の購買機会であり、自分の思いを見せつける機会になる。自動車業界は失敗した。

medtoolz @medtoolz

エビデンスとか、ガイドラインはもっとだけれど、自分たちの業界もまた、業務から夢要素を放逐した。癌の患者さんとかどこでも最新の治療を受ける機会が整備されて、結果として「どうにか抜け穴はないものか」という思いが増して、がんに効くキノコとか売る人たちを潤した。

medtoolz @medtoolz

トヨタはチャンピオンなんだからこそ、何年かごとに「トヨタの狂気」を出せばいいのにと思う。カローラの車体に5Lエンジンみたいなの。たまに狂ってみせれば、ユーザーは勝手に「トヨタの思い」を見出してblog に書くだろうから

medtoolz @medtoolz

「究極のスカイラインGT-R」にはキャラクターがある。どこでもドアにはキャラクターがない。性能が同じなら、利幅は前者のほうが高くなる。そういうことなんだと思う。

Fz @Aprike

@medtoolz ○○は男のロマンだ！って言えるものがいいモノなんだと思います。

medtoolz @medtoolz

@Aprike ロマン大事ですよね。。

medtoolz @medtoolz

自動車なんかは大昔、たしかに魂の駆動体であった時期があった。じゃあ魂がこもっている状態とは、「偉大なる何かを目指している途上であることがユーザーにも生産者にも明らかに思え、なおかつそこに到達するためのロードマップが、ユーザーにも生産者にも明らかでない状態」なんだと思う。

medtoolz @medtoolz

「偉大な未完」感が、製品におけるキャラクターというものなんだろう。