【メディア芸術祭2015シンポジウム】「メディウム(=メディア)からはじまる新時代の〈批評〉」出演 gnck キャラ・画像・インターネット研究 塚田 優 視覚文化評論家 三輪 健太朗 マンガ研究者 モデレーター 石岡 良治

【第2部】「メディウム(=メディア)からはじまる新時代の〈批評〉」 『注意!!コメント→みそむーおでん@misoni_2013さんから→ 実況ツイートはその場で話を聞き書き起こしているため、誤字脱字、筆者の誤読等あり、発話者の意図と異なることもあります。また私のツイートが使用された本トゥギャりは artairBさんがまとめられていることもあり、私の意図からも離れている可能性あることをご留意ください。』 続きを読む
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みそむーおでん @misoni_2013

三「マンガの自己言及を行ってきた島本が、自伝を通じて、同時代の様々なマンガ家に対する言及がなされる

2015-02-15 15:49:45
みそむーおでん @misoni_2013

三「冒頭、この物語はフィクションと大きく描かれる。当然それは防御ではあるが、しかしあからさまに固有名だしつつ自伝を書く、その挑戦的な態度に意味があるはずだ

2015-02-15 15:50:38
みそむーおでん @misoni_2013

三「他の受賞作と比較する。 チャイニーズライス。これは作者の中国の漫画家がフランスの脚本家と話し合うところから始まるような、自伝的作品だ。

2015-02-15 15:51:30
みそむーおでん @misoni_2013

三「ここで中国人は自分は平凡な中国人だと言うが、1950年代生まれで、その激動の中国を生きてきたわけで、その平凡な人生を通じて劇的な中国が描かかれる。記憶をさかのぼり忘れていた感情を引き出すんだと要請される

2015-02-15 15:52:25
みそむーおでん @misoni_2013

三「フィクションをつかい自伝を語る。これが漫画界で非常に注目されている。 たとえば東村アキコのカクカクシカジカ。

2015-02-15 15:53:07
みそむーおでん @misoni_2013

三「彼女は高校時代、少女漫画家に憧れており、そこで先生との関係がふまえつつ描かれる。さらに今からの視点のモノローグも織り込まれる。 つまりそれはあからさまに悲劇を予見される

2015-02-15 15:54:13
みそむーおでん @misoni_2013

三「このような態度は他の東村アキコの感傷的態度は感傷的すぎると思われてしまう。しかしこの感傷的物語、それは少女漫画家を目指していた態度を今だからかけるという転倒性が見え、戦略性が見える

2015-02-15 15:55:16
みそむーおでん @misoni_2013

三「エマニュエルロベールのフォトグラフという作品。フランスのバンドデシネ。もとの写真、マンガが渾然一体となり作られている。

2015-02-15 15:56:35
みそむーおでん @misoni_2013

三「マンガが絵を使っているフィクション、事実を伝える写真。 その奇跡的場面が記録されたというのが写真という存在でわかる。 絵だけのページだけが最後にでる。 それは主人公の回想だが死の危機であって写真を撮る余裕すらない

2015-02-15 15:58:40
みそむーおでん @misoni_2013

三「しかし淡々描かれているが、読む我々は緊迫感をもって見ることができる。そして最後に自分が死ぬことを覚悟し写真を撮るが、それを見開きで出す。この写真のちからとマンガは対抗できるのか、と。

2015-02-15 15:59:42
みそむーおでん @misoni_2013

三「この漫画作品を圧倒的良い物にしているのは、なにげないこのコマだ。 「タンタン」の歩みを思い受けべながら自分の歩みを比較するが、同郷の者が見ることない景色を1人見た時、マンガを思い出す。 つまり虚構を描こうとするマンガとの緊張関係がでる

2015-02-15 16:01:29
みそむーおでん @misoni_2013

三「自伝というジャンル。マンガという媒体が何をなし得るか、それが近年のマンガに見て取れるし、受賞作品にはそれが見られる

2015-02-15 16:02:14
みそむーおでん @misoni_2013

石「島本とフォトグラフ、見開きでの表現。島本はケレン味、フォトグラフは写真撮影することなかったことにふっとでてくる。 コマ割りという特殊手法でもあるが、今日の論点につながるか、と

2015-02-15 16:03:24
みそむーおでん @misoni_2013

三「見開きという最大値にすること、タブロー化でもあるが、これは非常に重要な事だ。

2015-02-15 16:05:51
みそむーおでん @misoni_2013

石「マンガメディアはコマ割りがベース。紙面を割って組織される。 そこには質的差を浮かび上がらせるものだ。

2015-02-15 16:08:41
みそむーおでん @misoni_2013

塚「美術手帖の公募論文で受賞されたことから評論・執筆活動を初めている。まだ論文は3つ。関心領域は視覚文化。幅広いが、評論家として言えるのはアニメーション。出身が油絵科なので美術についても文章がある。人が描いた絵、CGにも言及dけいる

2015-02-15 16:10:48
みそむーおでん @misoni_2013

塚「受賞作品について評論する、というかこれからの話に幅を持たせる内容にしたい。つまりファン=受け手の問題だ。 アニメ表現においてメディウムがメディアになる条件を考えてみたい

2015-02-15 16:11:46
みそむーおでん @misoni_2013

塚「聖地巡礼について。コンテンツツーリズム。地元では日常だが作品により聖地化される。ジョバンニの島。そしてたまこラブストーリーは京都が場所性と明確に関連づけられたエピソードが多い

2015-02-15 16:13:39
みそむーおでん @misoni_2013

塚「遡ればらき☆すたの鷲宮神社。ネットの口コミから新聞報道につながり一般化したことから初詣客も倍増した。そこでファンは絵馬にイラストを描く。

2015-02-15 16:15:26
みそむーおでん @misoni_2013

塚「有頂天家族のあるシーン。京都駅だが、取材しその正確な成果が反映されてる。これにはデジタル環境の整備、つまりトレースしやくなった。これでは技術決定論・環境決定論にしかならないが、そこで批評的に切り込むため、複製という観点を持ち込みたい

2015-02-15 16:16:54
みそむーおでん @misoni_2013

塚「カメラ以外にキャラクターも複製性をもつ。例えばグッズに複製される。カメラに頼らないで複製性をキャラクターはどう担保するか。 手塚治虫は本人の「漫画の描き方」のような記号的なマンガキャラクターの描き方を応用しアニメを作った

2015-02-15 16:18:36
みそむーおでん @misoni_2013

塚「日本式リミテッドアニメーションを手塚は作ったが、そのパターン化による造形、それはデ・ジ・キャラットに関して東浩紀は萌え要素の組み合わせという言及に繋がる。要素の同士の組み合わせで出来上がる。

2015-02-15 16:19:38
みそむーおでん @misoni_2013

塚「プロ・アマチュアとわず、そのパターン組み合わせで複製性が可能となる。そして聖地巡礼だが、それはキャラクターがもたらした二次創作。しかし需要者が移動が伴う。 これは鉄道網の発展によるツーリズムに繋がり、また宗教における聖地巡礼に繋がる

2015-02-15 16:21:30
みそむーおでん @misoni_2013

塚「Ingres。これは聖地巡礼と異なる。ポータルと名付けられたところでポイントを稼ぐものだが、プレーヤーは見たことがない風景を目指す。 つまり見たことのある風景を求める近代的ツーリズムと逆。 また聖地巡礼では巡礼者は写真撮影を重視しており二次創作的側面がある。

2015-02-15 16:22:38
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