『ホビーパソコン興亡史』の前田尋之さんの語る出版不況の深刻さ(特に中小出版社、エロ系)
- atochi_kanri
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今度は○出版で支払い遅延が起きていてヤバイという話が回ってきた。ホント最近こんな話ばっかですね。
2015-02-21 09:41:36昔は投機や運用の失敗でコケるパターンが多かったが、昨今は「本が売れない→制作費を安くして質を落とす→さらに売れなくなる……」の繰り返しでジリ貧になって倒産のパターンが多い。ああ、出版不況(涙)。
2015-02-21 09:43:21エロ本系は特に顕著で、「編集費30万で本を制作して、粗利が20~30万」といった本も珍しくないです。社員一人分の給料が出るかどうかという規模。 これで本が売れずに赤字になった場合にはその給料分すら捻出できないわけで、目も当てられません。
2015-02-21 09:47:07@pipixvi この15年くらいで、編集費は半分から3分の1になっちゃいました。エロ系なんて桁一つ減ってますよw
2015-02-21 09:53:15@pipixvi ウチがやった仕事で一番安い仕事は編集費20万+税でした(涙)。その代わり2、3日で作りましたけどね。まるで同人誌(笑)。
2015-02-21 10:36:03中小出版社で最近重くのしかかっているのは跡継ぎ問題。今のオーナー系出版社はほとんど社長が爺様なので、10年、20年先の存続が危ぶまれるところも珍しくありません。若い経営者は出版業をやりたがらないので、時代に合わせた業態革新も進まないです。
2015-02-21 09:57:17その結果、先ほど言った「制作費を落として売れなくなる」負のスパイラルしか執る手段がないんですね。新しいジャンルの本を作る、事業スキーム自体を見直すという思考に繋がりにくい。逆にそういった発想ができる人材は出版業に入ってこないのが悲しいところです。
2015-02-21 10:01:15@hiropapa00 出版関係の方達はどうしても紙の本にこだわりが強いから、色々と辛い所ですよね。 前田さんの「家庭用ゲーム機興亡史」は子供にも読ませようと思い普通の書籍にしたのですが、さて他のをKindleでって思ったら…orz
2015-02-21 10:02:06@reinon3 読者さんだけでなく様々な電子出版取次・販売サイトさんから電子化の要望を戴くんですが、いかんせん版元さんの腰が重くて……。 著者権限で電子は電子だけで直取引しなきゃならんのかなと思ってみたりします。
2015-02-21 10:05:19@hiropapa00 なるほど色々と難しいのですね。電子書籍も色々有りますし、悩ましそうですねぇ。 僕はどうしても過去のDRM関連の流れから、GooglePlayとKindleだけに絞っています。どうしても欧米系の方がコンシューマの権利確保に積極的なのかなぁと。
2015-02-21 10:10:42@reinon3 GoogleもAmazonもまだトップが若いですからね。 実は以前呟いた「ヤバイ出版社」もその理由が「社長が脳梗塞」というものでした。オーナー社長の会社は代表に何かあった時点で簡単に傾いちゃいます。
2015-02-21 10:16:36@hiropapa00 町工場とか小さな商店のような雰囲気の出版社って漠然と憧れてしまうのですが、余程上手く代替わり出来ていないと小規模の会社はどうにもなりませんよね。
2015-02-21 10:22:06@reinon3 KADOKAWAとか小学館くらいにまでなっちゃえば別でしょうけど、自力で創業したオーナー社長は、なかなか跡継ぎ問題に無頓着なものです。自分もヒトのこと言えませんがw
2015-02-21 10:25:02@hiropapa00 あぁ前田さん早くお弟子さんを取らないと・・・ 僕はそのうちレトロゲーの同人(情報)誌や、アプリリリース後に内部解説本とかをKindleで出したいと考えています。あのアップデートの仕組みが、ミスをどうしても無くせないアホには福音ですので…(^_^;)
2015-02-21 10:29:00@hiropapa00 例のレトロPC同人のDL販売とかも、Android上の半エミュレータ+電子書籍って感じが良いかなぁとも考えていまして。 (手始めに最新スマホなのにガッタンガッタン動くFZっぽい何かも準備は進めているんですよw)
2015-02-21 10:32:24@reinon3 そうですねー。今は個人で電子出版は割とお勧めですw ただ、電子出版は告知効果が弱いので、ただ出すだけでは売れないところが難点ですが。
2015-02-21 10:33:02@hiropapa00 なるほど、そこなんですね。 そうすると書籍とアプリ、どちらも¥0タイトルを用意して相互にフックさせないと辛いかなぁ。GooglePlayで完結できればそっちだけでとりあえず…なんですが、Kindleが大きいんですよね。
2015-02-21 10:37:08@reinon3 リアル書店と違って、電子書籍はサイト内で売られてても目に付かないんです。だから、ブログやニュースサイト、願わくば大手ウェブメディアでニュースとして取り上げられやすい仕掛けを打ちたいところですね。 言葉は悪いですが「炎上上等」みたいな感じでw
2015-02-21 10:43:12@hiropapa00 え、炎上ですか!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 結局ネット上で出稿するにしても、相当の売られ強さが必要なんですかねぇ。 なにか目玉を考えないとですねぇうむむ。
2015-02-21 11:47:28@reinon3 まあ、炎上はやりすぎとしてw 電子に限らないですが、商売としてやるならば仕掛けは必要です。挿絵にイラストレーター起用とか、本なら帯コメントで名のある人にお願いするとか。セールスプロモーションって「知らないヒトに知ってもらう」ことが一番難しい(けど重要)んですよ。
2015-02-21 11:56:03@hiropapa00 ゲーム業界ですら過去の遺産にすがる状況なのに、出版社は「廃盤本を電子化したよ(スキャンしただけ)」程度だったりするのも気になりますね。赤松健さんが別アプローチで作者を救済していますが、本来それは出版社が収益源としてやるべきでしたし…
2015-02-21 10:07:42@Imaha486 そうなんです。大きく時代が変わっている中で、今の出版社のほとんどは思考の転換ができない・する余裕がないのが現状なんです。
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