「将来的かつ潜在的な」ニーズを考慮しても「英語教育のトリレンマ」は成立し得るか
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@sentier529 ”日常的に「ニーズ」と表現できないとしても” 日常語の「ニーズ」とは乖離があることを認めると理解していいですか?
2015-02-27 22:59:42@sentier529 つまり、「寺沢はタイ語学習のニーズを持っている」と個人的には見なせるということですね。私の語感と明らかに違うということが分かったのでどうやらここが分岐点ですね。長々とありがとうございました。
2015-02-28 01:10:31@tera_sawa 冷静かつ客観的ににご議論頂けて感銘を受けました。こちらこそありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
2015-02-28 01:20:59@sentier529 こちらこそありがとうございました。まだ学部生(でなかったらすみません?)なのにもかかわらず丁寧かつ精確に議論ができる姿勢に驚きました。今後ともよろしくお願いいたします。
2015-02-28 20:08:03@sentier529 1点だけ指摘し忘れていましたのですみません、せっかくなのでコメントさせてください。「合理的な願望⊂ニーズ」という定義を仮に受け入れたとすると、英語力以外についても「ニーズ」の規模が大きく跳ね上がると思います。(続く)
2015-02-28 20:10:53@sentier529 「100mをX秒で走る能力」も「コンピュータ言語の知識」も「中国語能力」も「サバイバル技術」も「ないよりはマシ」と多くの人が考えるはずなので、「ニーズ保持者」は9割を超えると思います。こういうのは教育界では「ポジティブリスト」と呼ばれます。(続く
2015-02-28 20:14:31@sentier529 もちろんこれは、現象レベルではどのような定義を使用して測定することもオープンであるはずなので記述的な研究においては特に問題はありません。ただ、政策論の一環として測定を行うならば、その定義の政策的含意は何なのかを考えるのがポイントになると思います。
2015-02-28 20:16:48@tera_sawa 貴重なコメントありがとうございます。天井効果が生じ得るというご指摘には同意しますが、「かなり役に立つ」以上の割合を見るなどして他の対象と比較することは可能なため、政策的に考慮する意味は十分あると思います。(続く)
2015-02-28 20:52:12@tera_sawa 教育内容を政策的に考慮する際には、教育外空間と比較したとき教育空間においてどの程度習得費用を低減できるか、という情報が重要になると思います。その差が大きいほど、合理的願望が実際の必要に転じる可能性が高まるからです。コメントは以上です。
2015-02-28 21:01:08@sentier529 ”「かなり役に立つ」以上の割合を見る” もしこのような処理をするなら特に異論はありません。例えば「もし習得コストが度外視できるなら、あなたにとってXのスキルを身につけることは、かなり役に立ちますか?」と聞くわけですね。これなら私のニーズの語感とも近いです。
2015-02-28 21:04:25@sentier529 JGSS-2010の「(費用を度外視しない)主観的必要性」設問では、「かなり役立つ」が1割未満でしたから、「費用を度外視した場合」という条件を入れたときパーセンテージが大幅に増加するだろうとうことでしょう。
2015-02-28 21:05:43@sentier529 「どの程度習得費用を低減できるか、という情報が重要になる」この点に異論はまったくありません。教育学・教育社会学・教育経済学でおこなわれている、「教育効果」研究は、この点を念頭に置いているものでしょう。
2015-02-28 21:07:13@sentier529 「同意頂けて」←正確に言えば、「…情報が重要になること」について最初から異論がない(というか教育研究の大前提である)ということです。その情報が手元にない段階において、どのような政策判断がなされるべきか判断はできません、という意図で書いています。
2015-02-28 22:21:33@sentier529 ストレートに書くと、「…情報が重要になること」という知見は私たちだけでなくほとんどの教育関係者が前提にしている点で、情報量は限りなくゼロに近いという指摘です。もし「~のような方法を使うと習得費用が低減できる」といった知見であれば、情報量は格段に増えますが。
2015-02-28 22:58:21@tera_sawa ご理解頂けているか分からないので説明致しますが、私が重要だと申し上げたのは「教育内容を決定する」文脈においてです。同程度の合理的願望を生じさせる対象が二つあり、教育外空間では同程度の費用がかかる場合、先ほどの「差異」が大きい方を選ぶべきという主張です(続く)
2015-02-28 23:07:58@sentier529 「教育空間においてどの程度習得費用を低減できるか、という情報が重要」というのは、「学校教育におけるプログラムXによるYの習得効率はどの程度か知るのが重要」という意味ですか?もしそうなら周知の事実だと思います。もしそうでなければ私は誤解をしているようですね。
2015-02-28 23:40:47@tera_sawa その通りですが、私が言いたいのは「差異(習得効率)」の差異が対象選択の基準となる、ということです。
2015-02-28 23:43:47@sentier529 正確に言うなら、「習得効率の差に関する情報が重要である」という意味ですよね?もしそうなら、それにも最初から同意です。
2015-02-28 23:45:37