「将来的かつ潜在的な」ニーズを考慮しても「英語教育のトリレンマ」は成立し得るか

寺沢先生と自分が行った議論の私的まとめ 《参照URL》 英語教育のトリレンマ問題: http://d.hatena.ne.jp/TerasawaT/20121214/1355498593 KATE 2013の論文 (PDF): 続きを読む
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Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa 個人的にはグローバル化は現象というよりも、長期的なトレンドの名称だと思いますが…やはり、この議論をする能力は私にはないようです。

2015-02-27 19:31:58
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 リーマン・ショック・グローバル化について「詳しくはない」とのことですので、この論点はもう結構です。念のため、この反論点を最初から思いついていたのかどうかだけ聞かせてください。「最初から思いついていた(が指摘するのを忘れた)」とだけ聞けば私は満足です。

2015-02-27 19:32:46
Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa 最初から思いついていました。抽象的に指摘しただけです。

2015-02-27 19:33:34
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 わかりました。ありがとうございます。

2015-02-27 19:34:06
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 「上昇/減少トレンド」に関する話でまだ何かありますか?

2015-02-27 19:36:15
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 上昇トレンドを支持する要因をこれ以上あげる気はない、ということですね。了解です。この論点は終わりにしましょう。

2015-02-27 19:39:50
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 以上で最初に設定した論点は尽くしたように思いますが、何かまだコメントしたいことがあればお願いします。なければ、私からsentierさんの「提案」に対してコメントします。(今までの議論でseさんの意図を理解するのを優先していましたのでコメントは控えました)

2015-02-27 19:45:07
Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa コメントはないです。先生のコメントお願いします。

2015-02-27 19:45:10
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 わかりました。では、以下、コメントします。

2015-02-27 19:46:17
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 まずJGSS有用性設問に対するsenさんの解釈ですが、「元の英語力が低い人が英語の力を高めても実用的な水準に達しない(から役立たないと答える)」というのは深読みに感じました。

2015-02-27 19:47:10
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 ふつう社会調査では(他の質問紙調査でも同様と思いますが)「深読み」はせず一読してどのように解釈されるかを基準にします。とくにJGSSは長時間に渡るので、そのような方針でワーディングをつくっています。

2015-02-27 19:47:55
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 なお、これは蛇足ですが、設問のワーディングを作ったのは私(だけ)ではありません。私はあくまで「提案した」と述べていたところにご注意下さい。JGSSの研究プロジェクトチームが合議およびパイロット調査、その後の合議によって決定しています。

2015-02-27 19:49:11
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 その中には多数の社会統計家や社会調査の専門家が含まれ(ユーザーではなくてメソドロジーの研究者)、JGSS-2010に関しては、これは偶然ですが、私以外に2人の英語教育研究者が参加しています。

2015-02-27 19:50:59
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 権威主義的な言い方になって恐縮ですが、こうした研究者の合意に基づいて判断した設問を私は信頼します。もちろん「元の英語力が低い人が英語の力を高めても実用的な水準に達しないと考える」というのは貴重な意見ですので次回の研究プロジェクトでは参考にします。

2015-02-27 19:54:00
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 いずれにせよ、現時点での私としては、「多くの回答者が深読みせずに素直に回答した」ことに疑いを差し挟む必要は特に感じません。もし関連するエビデンス(社会心理学や行動経済学などでひょっとしたらあるかもしれません)を知っていたらぜひ教えて下さい。

2015-02-27 19:56:38
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 論点変わります。twitter.com/sentier529/sta… 「費用を度外視した願望」はアイディアとしては面白かったです。たしかに、もし習得コストをゼロにしたら英語だけではなくあらゆる能力において、習得したいと考える人が激増することでしょう。

2015-02-27 20:00:26
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 こういう仮想状況において意見がどう変化するかを研究する分野もちゃんとあるので、行動科学的には単純に興味深い例だと思いました。

2015-02-27 20:01:50
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 ただ、その時かなり疑義があるのは、「費用を度外視した願望」が日常語のニーズから乖離したものを含んでしまうという点です。「できないよりできたほうがマシ」と考える人が多数現れると思いますが、それは(日常語における)ニーズと言えるでしょうか?コメントは以上です。

2015-02-27 20:04:12
Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa 貴重なコメントありがとうございます。最後の質問に対して回答致します。冷静なワーディングを使えば、合理的願望を取り出すことは可能だと思います。合理的願望は日常的な用法における「ニーズ」と言って差し支えないと思います。

2015-02-27 21:24:14
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 その理由は、(1)「できないよりできたほうがマシ」という人はたいして現れない、(2)「できないよりできたほうがマシ」はニーズの一種である、(3)その他、のどれでしょうか。(続く)

2015-02-27 21:30:05
Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa 合理的に考えた結果「少しは役に立つ」と思ったことを「マシ」と表現しているのであれば(2)です。

2015-02-27 21:31:28
寺沢 拓敬 @tera_sawa

@sentier529 (補足)もし習得費用が度外視できるなら、タイ語ができることは私の研究上とても役立ちます。タイは言語政策的に日本と比較する意義のある国ですから。ですから、費用が度外視できる状況では学習願望ありと答えるでしょう。しかし、これをニーズと表現できるとは思えません。

2015-02-27 21:32:58
Yujiro.K @sentier529

@tera_sawa 日常的に「ニーズ」と表現できないとしても、実際の「必要」に転じ得る点で「合理的願望」を把握する重要性はあると考えます。

2015-02-27 21:34:32
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