- gosakuandyeti
- 3296
- 0
- 0
- 1
まあ、残りの人生を考えれば、1日たりと無駄に出来ませんよね。 〝さてと、今年の怪談は〟・・・と、またまた慌しくなりますから。 でも嬉しい時間です。
2015-02-28 21:19:29皆さんに喜んでいただけるのが何よりの励みになりますね。 ますますの後押しを、よろしくお願い致します。 楽しみにしてて下さいね。
2015-02-28 21:19:54さて、それでは「つぶやき怪談」、始めますか、 「怖・楽しい怪談」はいかがですか~? 今夜、開催します。 お待ちしてまーす。
2015-02-28 21:20:29ゆったりと、くつろいで、お付き合いいただければと思います。 稲川淳二の「つぶやき怪談」、怖・楽しい時間を、共有しましょう。 何が起こっても、責任はとれませんけど。
2015-02-28 22:00:25私の工房のある、茨城県のお寺の住職さんが、 明日の葬儀の支度を終えて床に就いた。 あれこれ雑用もあって、もう午前1時を回っている。
2015-02-28 22:00:51部屋の明かりを消して、目を瞑ると。 街中とは違って、森と畑とお墓に囲まれた、お寺さんですから、 夜ともなれば、静まり返って物音ひとつ聞こえない。
2015-02-28 22:01:25翌日、お寺に小さな棺が運ばれて来て、祭壇に安置されたんで、 住職さんが手を合わせて、棺の中を確かめると、 それは、昨夜の小さな女の子だったそうです。
2015-02-28 22:05:00と目を凝らすと、檀家のMさんというお爺さんが、 きちんと正座していて、 「宜しくお願い致します」 と、丁寧に挨拶をして帰っていった。
2015-02-28 22:05:57しばらくすると向うで電話が鳴って、奥さんの話す声がして、 やがて、奥さんが部屋に来たんで、 「檀家さんのMさんかい?」 と言うと、奥さんが、
2015-02-28 22:06:29さて、そんなある日の事、 朝から天候が荒れて、 強い風と、叩き付けるような激しい雨が、 夜になっても一向におさまる気配がない。
2015-02-28 22:07:57住職さんが御勤めを終えて、はやばやと床に就いた。 雨、風の音を聞きながら、いつかしら眠りについたんですが、 どれ程の時間が経ったのか、夜中頃にふっと目が覚めた。
2015-02-28 22:08:25