南米先史社会「シカン」の発展と衰退の謎を解明したい。考古学者松本剛さんによるクラウドファンディングとその解説。
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そんな矢先、academistという学術系クラウドファンディングサイトについて知りました。「関心を共有できる人たちから資金援助をしてもらって、なんなら発掘自体も手伝ってもらおう」と思い、挑戦することになりました。リターンに発掘参加できるオプションを入れたのはそういう経緯からです。
2015-03-19 10:36:11ですから今回の挑戦がうまくいって調査費用を獲得できた暁には、パブリック考古学に対する僕なりのひとつの答えが出せることになります。調査の結果をアメリカ考古学会や中西部地域学会で発表するだけでなく、パブリック考古学をテーマとしたカンファレンスにも首を突っ込んでいきたいなと思っています
2015-03-19 10:46:11以上、「パブリック考古学について思うこと」を、モギケン的に思いつくままに書いてみました。
2015-03-19 10:48:43というわけで、「発掘に参加してみたいな」とか、「支援してやってもいいぞ」という方はこちらへどうぞ→ln.is/academist-cf.c… みなさまのご支援をお待ち申し上げております。
2015-03-19 10:50:54発掘調査員の方(々)には、発掘だけでなく、予備分析調査もお手伝いして頂く予定です。基本的には、完全に通常の調査メンバーとして参加して頂くことになります。 / アカデミスト:南米先史社会「シカン」の発展と衰退の謎を解明したい ln.is/academist-cf.c…
2015-03-20 04:39:22土器(片)の実測や、外表面に刻印された模様(パレテアダ文様)の拓本取りなんかもやります。 / アカデミスト:南米先史社会「シカン」の発展と衰退の謎を解明したい ln.is/academist-cf.c…
2015-03-20 04:43:07フィールドでは、掘ること自体は主に現地の作業員たちが担当するため、調査員は観察・記録が中心になります。発掘区のプロファイル・プラン図作成はもちろん、時間と労力が許せば測量も並行してやります。また、ライブスクライブをやタブレットを使ったデジタル記録も導入します。
2015-03-20 04:50:03考古学のフィールドやラボ技術を専門的に学びたいという学生さんなどには最適かと思われます。野外調査学校って高いですからね(アメリカでは一カ月のセッションで50万円弱、旅費は含まれません)。 / シカンの発展と衰退の謎を解明したい ln.is/academist-cf.c…
2015-03-20 04:50:22週末には近隣の遺跡や博物館巡りをします。夏は他にも多くの発掘調査が行われています。知り合いの調査隊なら、発掘を間近で見せてくれたり、簡単なガイドをしてもらえることもあるでしょう。 / シカンの発展と衰退の謎を解明したい ln.is/academist-cf.c…
2015-03-20 04:55:36とにかく盛りだくさんの五週間になること間違いなし。決して損はさせません!この調子であと四名の調査員枠も埋まってくれるといいなーと思います。 / アカデミスト:南米先史社会「シカン」の発展と衰退の謎を解明したい ln.is/academist-cf.c…
2015-03-20 04:56:33同門で、同じくペルーで研究活動をしているメーガン・クリアリー(形質人類学者)もアカデミストと似たようなサイトでクラウドファンディングに挑戦していることが判明。 ln.is/www.gofundme.c…
2015-03-20 06:37:44考古学発掘は痩せまーす。これから来るよ、発掘ダイエット! / アカデミスト:南米先史社会「シカン」の発展と衰退の謎を解明したい academist-cf.com/projects/12/ma… pic.twitter.com/INeivCyO3q
2015-03-20 12:38:44近々もしかしたら二人目の発掘参加者が決まるかもしれません。発掘経験者で、しかも女性。女性だと何かと不安な面もあるかもしれませんが、ご安心を。私、松本が、全力でサポート致します。前回お手伝い頂いたボランティアも5名のうち3名が女性でしたが、無事に、そして有意義に過ごして頂きました。
2015-03-23 13:44:32男性は体力ありますし、勢いもあっていいのですが、女性は何事においてもバランスを取るのが上手ですから、プロジェクトに一人は欲しいものです。ムサい男だけというのもつまらないしね。
2015-03-23 13:47:28複数の人が集まってチームを作るというのはとても面白くて、完全に出たとこ勝負。実際に会ってみるまではどんな人が来るかも分かりませんが、むしろそれが楽しい。そのひとの一番いいところを見つけて、特技があったらそれにみんなで頼る。そうしてできるチームの団結は強固ですよ。
2015-03-23 13:49:48だからそれぞれバラバラであれば、尚のこと良い。何人が参加してくれることになるのかな。発掘自体もとても楽しみですが、どんなメンバーに会えるのか、今からとてもワクワクしています。
2015-03-23 13:51:55以前分析を手伝ってくれたメンバーたちとは今でも仲良しです。これまでも一時帰国の際などに飲み会を開いて集まったりしています。今年の5月にも帰りますが、そこでもきっと会うでしょう。一つ屋根の下でわいわい楽しく暮らしたせいか、僕にとっては友人のような、兄弟のような特別な存在です。
2015-03-23 13:56:09興味はあるんだけれど、不安だし、色々聞きたいことあるし、「そう簡単に支援ボタン押せないよ!」という方は、是非一度メッセージか、gocito@siu.eduまでメールをお送りください。相談に乗ります。
2015-03-23 14:00:11エル・ニーニョの影響がちょっと心配。でも期間をずらして調査は行うとのこと。
元指導教官の島田先生より、「今夏に発掘調査を予定していると聞いたが、今年は避けた方がいいじゃないか」との連絡を頂いた。研究紹介でも触れているエル・ニーニョの比較的でかいのが来ていて、ほとんど雨の降らない調査地域で夜通し豪雨だとか。遺跡に隣接する川も氾濫気味。しばらく静観します。
2015-03-25 00:26:14観光地として有名なモチェ谷河口のワンチャコ海岸などでその影響が強く見られる。 ln.is/www.rpp.com.pe…
2015-03-25 00:29:23数日前、フェレニャフェ(国立シカン博物館がある町)に住む友人がFacebookに雨水で水浸しになっている通りの写真をあげていて驚いたが、これほどとは。最悪の場合、調査時期を大幅にずらさないといけないかもしれないな。
2015-03-25 00:34:15ここまで大きなエル・ニーニョで、僕が知っているのは唯一、98-99年のものだけ。99年は僕がはじめてペルーでの発掘に参加した年だ。当初、シカン遺跡の墓地発掘になる予定が、地下水位が上がり過ぎて掘れず、急きょランバイェケ川下流の土器工房を掘ることになった。
2015-03-25 00:41:01