二振り目の薬研藤四郎・日記3

説明書:http://twpf.jp/second_Yagen 二振り目の薬研藤四郎botのまとめ。 (薬燭予定)
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二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「…藤。綺麗に咲いたよ。藤四郎さん。君が咲いているところを見たいって言っていた藤が、咲いたよ」

2015-05-05 22:17:52
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「ねえ藤四郎さん。花言葉って知っていた? 藤の花言葉、調べたんだけれどね。『優しさ』に『歓迎』、『恋に酔う』…そして、『決して離れない』なんだって」

2015-05-05 22:24:09
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「藤四郎さんは、もういないけど、藤は綺麗に咲いたね。僕はもう、ここでしか泣けないなんて事はなくなったよ。…藤四郎さん、僕は…、…僕は、君を忘れたりなんかできないけど。でも」

2015-05-05 22:32:40
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「……息ができなくなってしまいそうなぐらい、藤が、綺麗だよ……藤四郎さん」

2015-05-05 22:35:41
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

@TOS 燭台「どれだけ願ったところで、君はそうしてくれないだろうって分かっているんだけど。でも。僕を許さないでね、藤四郎さん」

2015-05-05 22:47:23
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「(囁いた言葉が、誰の耳にも届きませんように)」

2015-05-05 22:47:54

5月6日

二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「あ、燭台切の旦那!」燭台「っ、え?なあに?」薬研「洗い物なら俺っちがやるぜ」燭台「え、でも薬研くん、午後から買い出しだよね」薬研「買い出しまではまだ時間あるから、洗い物する時間ぐらいあるぜ。メシは旦那が作ってくれたんだ、片付けぐらい俺がやるさぁ」燭台「…君は、…いい子だね」

2015-05-06 13:11:30
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「ンな事ねえぜ?」燭台「そう?…それじゃあ、一緒に片付けようか。二人でやれば早く終わるね」薬研「…ん、旦那がそれでいいなら」燭台「うん。じゃあ」薬研「俺が洗うから、旦那は拭いて片付けてってくれ」燭台「…うん」薬研「手、荒れやすいんだろ? なるたけ水仕事しない方がいいぜ」

2015-05-06 13:20:36
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「…君って本当に…さらっとそういう事言うよね…」薬研「? そういう事、ってのは何だ?」燭台「…何でもないよ」薬研「旦那、顔赤いぜ」燭台「何でもないよ」薬研「ふうん…?」燭台「ほら、片付けちゃおう」薬研「お、そうだな」

2015-05-06 13:28:58
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「よし、片付け完了だな」燭台「お疲れさま。買い出し組は確か、御手杵くんと蜻蛉切くんだったっけ?」薬研「おう。でけぇ槍二人に挟まれて、確実に子供扱いされるだろうなあ。まあどっちかに頼んで代わりにタバコ買ってもらうから、いいんだけどよ」燭台「あはは」薬研「なあ、旦那」燭台「ん?」

2015-05-06 13:45:42
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「何か入り用のものはねえかい。一緒に買ってくるぜ」燭台「入り用のもの…。んー特には……あ」薬研「ん?」燭台「…君の」薬研「俺の?」燭台「君のタバコ、分けてもらえるかな」薬研「…タバコ、買ってくるんじゃなくて。俺のを分けるのかい」燭台「うん。駄目?」薬研「いや、構わねえが」

2015-05-06 13:49:18
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「今夜」薬研「ん?」燭台「夕餉の後で、タバコ、分けてもらってもいいかな」薬研「…ああ。いいぜ」燭台「じゃあ…藤棚の下で待ってるね」薬研「…分かった」燭台「行ってらっしゃい」薬研「行ってくる」

2015-05-06 13:56:48

二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「…燭台切の旦那」燭台「ああ、薬研くん…こんばんは」薬研「…藤、綺麗だな」燭台「うん、綺麗だよね」薬研「……タバコ、分けてくれって昼間言ってただろう」燭台「うん。分けてもらってもいいかな」薬研「…そら」燭台「そうじゃなくて」薬研「ん?」燭台「君も、吸ってくれないと」

2015-05-06 21:26:24
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「……(一本取り出してくわえ、火をつけて)…ん(タバコの箱を差し出す)」燭台「ありがとう(一本取り出して)…火、もらってもいい?」薬研「ああ(ライターの火を差し出す)」燭台「君の」薬研「ん?」燭台「タバコの火、もらってもいい?」薬研「…。…ああ、うん。いいぜ」

2015-05-06 21:35:50
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「ありがとう(タバコをくわえて顔を寄せる)」薬研「……」燭台「(火のついたタバコにくわえたタバコを寄せ、軽く吸って火をつけ)…ありがと」薬研「ん…」燭台「…やっぱり、両切りタバコなんだね」薬研「両切りがなけりゃ別に普通の吸うけどな」燭台「こっちの方が好み?」薬研「慣れてる」

2015-05-06 21:42:06
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「そうか」薬研「安いタバコらしいんだが、味のばらつきも含めて、こいつに慣れちまったなあ」燭台「ふふ」薬研「何か変な事言ったかい」燭台「ううん。何となく、君らしいなあと思って」薬研「そうかい?」燭台「うん」薬研「ふうん…。(煙を吐き出して)なあ、燭台切の旦那」燭台「うん?」

2015-05-06 21:48:08
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「何で藤棚の下なんだ?」燭台「…何で…か。…何でかなあ」薬研「…旦那」燭台「改めて聞かれると、言葉で説明するのは難しいね」薬研「そうかい」燭台「うん…。…ねえ、薬研くん」薬研「ん?」燭台「僕はね、忘れられないと思うよ」薬研「…ああ」燭台「藤四郎さんの事を、忘れられないと思う」

2015-05-06 21:54:32
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「かもしれねえな」燭台「…君はそれでもいいの?」薬研「だってそれがあんただろ。俺は、一振り目の薬研藤四郎に惚れたあんたに惚れたんだから、仕方がねえさ。何にも感じねえほど大人物にはなれそうにもねえが、だからって、覚えてる事すら許さねえほど狭量にはなりたくねえ」

2015-05-06 22:02:00
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「だから、いいぜ、としか答えようがねえや」燭台「…君は本当に、男前だね」薬研「はは、ありがどさん。惚れそうかい?」燭台「うーん…そうだね、ちょっと違うかな」薬研「そうか、そりゃ残念だ…って、…ん?」燭台「(薬研の口許からタバコを奪って火を消す)」薬研「…燭台切の旦那?」

2015-05-06 22:06:01
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

燭台「惚れそうなんじゃなくて、惚れてるみたいだ」薬研「へ」燭台「(唇を重ねる)」

2015-05-06 22:13:56
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「……………ま」燭台「……『ま』?」薬研「まて」燭台「え?」薬研「ま、待て、やりなおし!」燭台「え、なにを」薬研「俺が!」燭台「君が?」薬研「やりたかったのに!」燭台「あ、えっと…ごめん?ね?」

2015-05-06 22:17:50
二振り目の薬研藤四郎bot @second_Yagen

薬研「だから」燭台「だから?」薬研「もういっかい」燭台「……えっと、…うん。…いいよ」

2015-05-06 22:20:52
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