今期のF1を見て感じたこと、非凡なレーシングドライバー、小林可夢偉君に対する想い。そしてトヨタ自動車への苦言。

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

今週末、F1はバーレーンGPを迎えるが、マクラーレン・ホンダは、今期、これまでの3戦でいずれも下位に甘んじている。フェルナンド・アロンソやジェンソン・バトンというワールドチャンピオンドライバーがドライビングしても下位なのだ。理由は簡単。今期から復帰したホンダエンジンが～続く

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続き～まだ、トップチームと戦えるだけの状態にまで仕上がっていないからだ。マシンがトップチームと互角に闘える戦闘力を有していなければ、ワールドチャンピオンドライバーが運転しても成績は下位になってしまうのは当然だ。だが、今のF１のレギュレーションでは、いくらホンダと言えども～続く

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続き～復帰早々にポディウムを狙えるほど簡単ではない。それだけ新参者には不利になるような最悪のレギュレーションにFIAがしてしまっているのだから。普通は新参者には優しく有利にするものだが、このヘンテコなレギュレーションが新規参入チームがF1に根付かず撤退してしまう、F１を～続く

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続き～つまらなくしているように思えてならない。マクラーレンとホンダのことだから1年もあれば、ハンデは十分に克服してトップチームと互角に戦えるとは思うが、いくら優れたドライバーを有しても、マシンがダメだと成績はついてこないということを、今期のF1は示している。そして、僕が残念に～続

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続く～思えて仕方ないのが、去年の小林可夢偉君である。彼は昨年、ケータハムというチーム（破産で今はチーム資産も売却）でF1を戦ったが、常に下位のポジションを抜け出すことができなかった。とてもじゃないが、彼の能力をフルに発揮できるマシンではなかったのである。それを考えると今の～続く

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続き～マクラーレン・ホンダのフェルナンドとジェンソンの両ドライバーだって戦闘力のないマシンであれば下位に甘んじてしまうのは避けられないのだから、まったくもって、可夢偉君が残念でならない。彼にトップチームのマシンに乗せて上げたかった。いや、乗せてあげたい。そう思わずにはいられない。

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続き～現在のF1ではワールドチャンピオンの実績があるドライバーを除いては、多くがペイドライバー（マシンに乗る為にチームに数億、数十億単位の持参金を要する）がシートを握るつまらないものになってしまっている。ドライビングが長けているだけではダメでチームに多額の資金を提供するスポンサー

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続き～をも連れてこなければダメなのだ。それだけマシンの開発を含めF1が金のかかるすぎるコンペティションと興業になってしまったということの裏返しでもある。また、ワークスチームが独自のドライバーを育てて自分のチームのF1のシートに乗せるといった流れがトレンドになりつつあり、～続く

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続き～自社ブランドというかエリートというか生え抜きというか、それ以外には間口を与えなくなってしまったことも非常に問題があると思う。余程の天才か逸材以外にはワークス育ち以外はトップチームのマシンに乗れないという状態になってしまっている。育てて伸びる選手が力を発揮できない、そんな～続

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続き～つまらない状態のF1グランプリなのだ。いろんな意味でアイルトン・セナやアラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、リカルド・パトレーゼ、ジャン・アレジ…といった名ドライバーがF1のシートを獲得していた80年代後半～90年代前半の方がエキサイティングで楽しかった。

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続き～小林可夢偉君がメルセデスやフェラーリやマクラーレンといった名門トップチームのシートを与えられていたならば、そんなチャンスが1年でもあったなら、彼は間違いなくF1のポディウムの頂点に何度か上がっていることだろう。本当に彼にトップチームのマシンに乗せてあげたい。今期のF1を見て

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続き～いると尚更、そういう感情が湧き上がるのであった。おわり。

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【追記①】円安効果も手伝って史上空前の経常利益を叩き出しているトヨタは、今こそF1に復帰すべきではないだろうか？トヨタはF1撤退の理由を①リーマンショックによる業績赤字、②グランプリチケットもベラボーに高く、パドックに入るにも高額なプレミアチケットを手に入れなければならない今の～

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【追記②】ブルジョアジーなF1は、多くのモータースポーツファンのものではなく、一部の富裕層向けの興業や社交の場となっていて、トヨタの企業理念と合わなかった。としているが、①については、最近の円安とアベノミクスの恩恵を受けグローバル展開をしているトヨタ自動車は史上空前の経常利益を～

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【追記③】叩き出している。最早、リーマンショックの影響はないだろう。では②の理由はどうか？確かにトヨタが主張する理由は一理ある。今のF1は全てにおいて金がかかりすぎるものとなってしまっている。それはマシンを開発するチーム側にとっても、F1を楽しみにしているモータースポーツファン～

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【追記④】にとっても同じだろう。だが、トヨタはF1に参戦していた8年間の最高位は2位だ。頂点を獲れぬままF1を撤退している。これは、今や王者として君臨する世界ナンバー1の自動車企業としてどうなのか？トヨタはF1に忘れ物をしてきているのではないだろうか？一方、トヨタが撤退する前年に

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【追記⑤】同じく撤退したホンダは、今期からF1にカムバックしてきた。新しいレギュレーションや最近のF1のトレンドである、エネルギー回生システム（Energy-Recovery System = ERS）が市販車にも十分にフィードバックできる技術であるから、再度挑戦する価値がある～

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【追記⑥】との判断からだ。トヨタはF1はチーム側にもモータースポーツファンにも金がかかりすぎると、表向き儲けることに異論を唱える一方で、自らは巨額の経常利益を叩き出す世界一の自動車メーカーとして君臨している。どうにも自社に都合のいい時に限って金の話を持ち出している感も否めない～

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑦】そしてトヨタのワークスが育てた小林可夢偉という逸材をデビューさせたレースを最後に撤退している。小林可夢偉はデビュー戦にして6位入賞と非凡さを発揮したが、トヨタ撤退後は資金難によりトップチームの素晴らしいマシンに乗れずに成績も残せず悔しい思いを続けている。それでも彼は～続

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑧】実力でザウバーチームのシートを掴み、鈴鹿GPで3位表彰台まで上り詰めたのだ。レーシングドライバーとしての才能は十二分にあるがスポンサーに恵まれず、ペイドライバーにF1のシートを奪われているのが現状だ。トヨタは小林可夢偉を育てデビューさせながら、F1に放置プレイを決め込む

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑨】という非常、かつ身勝手な暴挙に出ているのだ。他人のことなどお構いなしで全てが自社の金儲けの都合のみ。それゆえ、ヨーロッパの本場のモータースポーツファンやジャーナリストからは非常に評判が悪い。金がかかるとF1を批判した割には、金に汚い貪欲な企業で人も文化も育てないと～

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑩】もっぱらの悪評だ。一方でホンダに対してはそういう声は一切聞かれない。それはホンダがF1の根付いたヨーロッパの文化やF1のファンを大切にし、十分に彼らと溶け込んでいるからだろう。巨人トヨタと違ってホンダには奢りがないのだ。モータースポーツは既に十分な文化として存在する。～

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑪】モータースポーツが一部の富裕層だけではなく全てのモータースポーツファンの為にあるとするのがトヨタの企業理念であるならば、汚名を挽回し、そして8年間の参戦期間で達成成し得なかったF1のポディウムの頂点を今度こそ獲りに行くべきではないだろうか？勿論、小林可夢偉をファースト～

セナ（思うは招く～どーせ無理を無くそう） @senna1994may1

【追記⑫】ドライバーとして。日本のワークスが乗せる日本人ドライバーがF1のポディウムに上がる。これこそが多くの日本のモータースポーツファンが望んでいることであり、また、冷え込んでしまった日本のモータースポーツを再び活性化させることになるだろう。それは、再び若者からミドルエイジまで