【実験も追加】ファンタジー・歴史ものの「ガソリン並みに引火性の高い油による火攻め」は実在したか?

タイトル通りですが「こ、これは油?」⇒ボウッ!みたいな展開が古代、中世ものに出てくるけど、実感的にはガソリン以外の油って、逆に火をつけたくてもなかなか着火しないイメージなんです。例えば火矢を飛ばして、それが船や建物を延焼させるのも「そんな巧くいくのかなあ…」と思うレベル。 そんな疑問から始まり、蒸留酒ならどうか?とか、実験映像があるぞ、とかそんな話です。たぶん中途半端な知識による議論なので、ぜひ追加情報を。
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塩こうじ @shikuji

@gryphonjapan 植物精油系はどうでしょう。大戦末期の松根油を航空機燃料に、という話があるくらいですから性能は良さそうな。ただしかなり加工しないと実用にはならないそうなので、時代的には無理かも。樟脳の製法はかなり昔からあるようですが…。

2015-05-01 06:55:03
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

精油ってのは、どれぐらいの技術や設備があるとできるのですかね。よく産油国に「油田はあっても精油設備は先進国や外資に依存してるので、ガソリン不足です」みたいな報道がありますが。 逆に簡単なら、自分が中世にタイムスリップした時に、この技術でチートになる(笑) @shikuji

2015-05-01 07:00:47
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

火攻めといえば三国志の「赤壁の戦い」だが、火攻めに使ったのはどんなふうな可燃物だったのだろうな。原文をぱっと出せればかっこいいが、もちろん出来ない(笑)やっぱり藁とか干し草?そんなのを積んだ衝角のある小舟をぶつける映像は見たけど。 pic.twitter.com/ZccFpDCEwE

2015-05-01 06:56:17
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

まったく横山三国志で画像検索するとノイズ(パロ画像)が多すぎる(笑) このあと二人とも両手に書かれた字は「火」と「火」 pic.twitter.com/pvpeONBEPD

2015-05-01 07:11:49
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いったんまとめた後のツイートから~
 

リンク エースチャンネル 『粉塵爆発』 ←これ何で覚えた?:エースチャンネル 『粉塵爆発』 ←これ何で覚えた?についての情報がまとめられています。
な4-428 @heads428

@gryphonjapan 「火船」を調べるとご興味にこたえられるかと。これは世界的に実用例が多く記録も豊富です。

2015-05-01 13:24:58
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

togetter用資料 まさに「赤壁の戦い」のイメージだね(記述にもそうある) / “火船 - Wikipedia” htn.to/vQ1o8w

2015-05-01 21:38:05
リンク Wikipedia 火船 火船(かせん、ひぶね)とは、可燃物や爆発物を積載して敵艦船に体当たり攻撃をしかける船のこと。焼き討ち船とも呼ばれる。 火船の歴史は古く、おそらくは海戦の歴史の草創期に存在していたと考えられるが、この種の船が誕生した時期や地域は詳しく知られていない。早い時期の有名な火船使用例として208年の赤壁の戦いでは、黄蓋の発案により停泊していた曹操軍の艦船が火船攻撃を受けて多数が炎上した。地中海でのガレー船による海戦でも、しばしば使用された。このころの火船は小型の船に藁などの可燃物を積載して火を着けて、風上や潮流の上
keystone工房/弾弓 @mudukashiina002

@gryphonjapan @Tamejirou @esukiesuji @ujimusi @betelgeuse お役にたてれば幸いです。当時の軍事技術のために詳しい配合とかは謎ですが海外のネット情報調べてみるとなんとなくこんな感じのようです。

2015-05-01 10:16:02
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

@hallow_haruwo ふむう。e-kikenbutu.com/what/index2.ht… https:/..「ファンタジー・歴史ものの「ガソリン並みに引火性の高い油による火攻め」は実在し..」 togetter.com/li/815114#c188…

2015-05-01 21:27:05
リンク www.e-kikenbutu.com e-危険物.com | 危険物とは・・消防法上の危険物とは、毒物及び劇物取締法による「危険物(=毒物・劇物)」 危険物とは何か?「消防法上」における危険物と「毒物及び劇物取締法」における危険物について説明します。
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

togetter用資料。 江戸時代の、評価未だに定まらぬ知識人・佐藤信淵の構想した対外国船用の火炎兵器。 実現可能性はともかく(笑)、西洋船に対して対抗するなら「火」だとの発想はあったようで、確か李氏朝鮮もそれで撃退した例があった筈。 pic.twitter.com/y0n5X2AJYb

2015-05-01 22:30:34
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

多くの火矢の再現映像が、肝心の油部分で灯油やガソリンを使ってる…(笑) まあ確実性のためにはそれが利口だわな。 この映像は? youtube.com/watch?v=uL4vno…

2015-05-01 22:48:36
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リンク YouTube Fire Arrows! - Video 25 Watch as Ed Warner prepares and shoots a selection of replica medieval incendiary arrows using an authentic recipe taken from crossbow quarrels in the Swiss ...

【追記】 実験を
       した人が 
          現われた!!    

塩こうじ @shikuji

石油の古名「臭水」(くそうず)は草水とも表記、文字通り草の水、精油も含むのだ(適当) @gryphonjapan: togetterの紹介 / “「火攻め」の研究〜昔、ガソリン並みに引火性の高い油はあったのか? - 見えない道場本舗” htn.to/CwanGg

2015-05-01 08:54:16
塩こうじ @shikuji

実際松葉はたいまつを「松明」と当てるだけあって生でもすごくよく燃えるので、これを絞って軍事利用しようと考えた人は当然いただろうな。撒いて即メラメラ燃えるレベルのものの量産が技術的に可能かは知らないけど。

2015-05-01 08:59:38
塩こうじ @shikuji

きのう畑のそばのユーカリの木を切ったのだけど、ユーカリって精油原料としても知られてるだけあって切り口がふわっと香った。精油の主成分はテルペン。

2015-05-03 02:39:39
塩こうじ @shikuji

ユーカリの木の剪定した。あまりに育ちすぎたので畑や隣の梅の木に干渉する枝をバッサリと。 p.twipple.jp/zrKJs

2015-05-02 15:32:15
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塩こうじ @shikuji

テルペンの語源はテレピン油。で、テレピン油(テレビン油)はマツ科の樹木から水蒸気蒸留によって得られる精油のこと(以下説明は大体ググってWikipediaとかでざっと調べただけなので正確でないかも)。

2015-05-03 02:40:06
塩こうじ @shikuji

オーストラリアのブルー・マウンテンズ地域の名の由来はユーカリの葉から揮発したテルペンによって青く見えることからだという。テルペンは可燃性なので山火事の原因になるそう。

2015-05-03 02:41:27
塩こうじ @shikuji

バンクシアという植物の種子は山火事に会って果実が焼けて中の種子が飛び出すことで繁殖する…というのは先日中さん出演のマーキュリー・ファー観劇で東京行った時に見たバンクス花譜集展(バンクシアの名はバンクスさんから)で知った知識だけど…

2015-05-03 02:42:00
塩こうじ @shikuji

それはさておき、テレピン油ってどのぐらい燃えるの?というのを実験してみたくなった(長い前置きだ)。

2015-05-03 02:50:07