【伊達家が恋しい燭台切光忠bot】本丸小話パートまとめ。

▼▼▼ 『伊達家が恋しい燭台切光忠』の本丸小話パートまとめです。 【注意】アカウントの特性上、腐向け(くりみつ)要素を含みます。     非フォロワーの方は、下記のアドレスから説明書の内容を必ずご確認ください。 続きを読む
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伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

太刀『…で、乳は出るのか?』 (ゴスっと隣の馬房から柵を蹴り壊しそうな重い一撃が苦情のように叩き込まれ) 五島『……さいっていだね…ミクダリハーンだよ。このど助平…浮気者』 太刀『待て、俺は乳が出るのか訊いただけだ』 五島『嘘つき!今、光忠くんをいやらしい目で見てたくせに!』

2015-08-23 15:26:47
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

光忠『うーん、あのね…確かに馬にはなったけど、僕の性別が変わったわけじゃないから』 太刀『どうでもいいな。出るか出ないか以外に興味はな…』 五島『マザコン』 太刀『……』 光忠『まあ、今のはどう考えても太刀風が悪いよね。僕はクロくんの味方だよ』 五島『光忠くん!』(パァァア)

2015-08-23 15:32:04
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

五島『そうだよね!もう、たっちゃんなんて放っておいて    くりちゃんと光忠くんと、光忠くんたちの赤ちゃんと僕で幸せに暮らそう!』 太刀『おい、クロ…』 五島『大丈夫だよ!女の子だったら、僕がんばっていいお兄ちゃんになって    いつかヒカルゲンジを目指すから!』 太刀『おい!』

2015-08-23 15:37:19
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五島『今からだったら、ふたりの赤ちゃんが僕のお嫁さんになる頃には    きっと僕も光忠くんくらいになってるよね…かっこ良い大人の魅力で悩さ…』 倶利『…クロ、もうその辺にしておいてやれ』 五島『えー…?』 太刀『……』 光忠『ほら、太刀風。クロくんに言うべきことがあるだろ?』

2015-08-23 15:43:52
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太刀『俺が吸いたいのはあんたの乳だけだ』 光忠『うん、そこじゃなくて』 太刀『……乳が出ようと出まいと、俺が好きなのはあんただけだ』 倶利(なぜ『乳』から離れようとしない) 五島『…はぁ、もう…今回は光忠くんたちに免じて許してあげるけど…次はないからね!』 太刀『わかった』

2015-08-23 15:57:37
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太刀『だが、乳は置いておくとしても…光忠はクロに似ているな』 倶利(…さっそく置いておけてないな) 五島『そうだね!僕が5~6歳くらいになったらこんな感じかな?』 光忠『クロくんはきっと、今の僕よりもずっと格好良くなるよ』 五島『そんなことないよ!光忠くんすっごくかっこいいもん』

2015-08-23 16:05:51
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五島『うん、くりちゃんも格好いいからね!ふたりで並んでるとすっごくお似合いだよ』 光忠『そうかな?ありがとう…』 太刀『これで、いつ本物のつがいになってもおかしくないな』 五島『あとは光忠くんがくりちゃんのこと好きになってくれたらバッチリだよね!』 光忠『…あ、…えーっと、うん』

2015-08-23 16:08:58
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(ちらっと少し照れた様子で倶利伽羅の方を見てから 再びふたりに向き直り) 光忠『そのことなんだけど、…ふたりにも言っておかないといけないことがあるんだ』 太刀『光忠?』 五島『うん?』 倶利『……』 光忠『僕は倶利伽羅のことが好きだよ。ずっと一緒に居たい『愛してる』の意味でね』

2015-08-23 16:13:35
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光忠『だから、クロくんも…僕じゃ頼りないかもしれないけど、これからもよろしく』 五島『くりちゃああああああん!!!!』 太刀『……ようやくか…でかした』 五島『よかったね!よかったね、くりちゃん!』 倶利『…おい、クロ。暴れるな…馬房が壊れる』 光忠『太刀風も、心配かけてごめん』

2015-08-23 16:18:30
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太刀『…よかったな、光忠』 光忠『うん、ありがとう』 五島『光忠くんが、くりちゃんの光忠くんになってくれたから僕ももう安心だよ』 倶利『ああ、心配をかけたな』 太刀『で、結婚はもうしたのか?』 光忠『…え?』 五島『ちょっと、たっちゃん!そういうのは、ふたりで決めるからいいの!』

2015-08-23 16:28:58
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

太刀『人間は好きなら結婚するんだろう?早くしないと、他所の馬に盗られるぞ』 光忠『あー…うん、確かにそうなんだけど…』 五島『いいの!くりちゃんと光忠くんはジジツーコンなんだから焦らなくても!』 太刀『盗られてから後悔するのは光忠だ』 五島『僕のくりちゃんは浮気なんてしないよ!』

2015-08-23 16:35:30
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倶利『…クロ、太刀風』 太刀『なんだ』 五島『ん?なーに、くりちゃん』 倶利『それについては、俺が光忠に許しを貰えたら…いずれ報告する』 光忠『え、…倶利伽羅…?』 倶利『だから、お前たちの心配には及ばない』 太刀『……なるほどな』 五島『……うん、いい報告だけ待ってるからね!』

2015-08-23 16:41:02
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倶利『結局、一日このままだったな』 光忠『僕はまだこの姿になって半日も経ってないけど、君はもう疲れちゃったかな?』 倶利『いや、そういうわけではないが…しいて言えば、夜をどうするかだな』 光忠『さすがに部屋で寝るわけにもいかないしね』 倶利『とりあえずの当てはあるが…』

2015-08-23 18:29:11
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光忠『当て?』 倶利『負傷した馬を隔離する用の小さな厩があるだろう?ふたりだけならあそこで十分だ』 光忠『ああ、そういえばあったね。滅多に使われないけど』 倶利『寝心地がいいとは言い難いだろうが、背に腹は代えられないからな』 光忠『…僕はむしろ、ちょっと楽しみなくらいだけどね』

2015-08-23 18:33:23
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倶利『馬の姿で寝るのがか?』 光忠『ん?…君と小さな家の中で二人きりでいることが…だよ』 倶利『……』 光忠『なんだか、それって新婚みたいだろ?クロくんたちじゃないけど』 倶利『お前はそういうのがいいのか?』 光忠『そういうのって?』 倶利『…いや、いい。なんでもない』

2015-08-23 18:38:31
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光忠『へぇ、思ったよりも綺麗だし広々としてるね』 倶利『滅多に使うこともない場所だからな。事態を見越して    昼のうちに今日の馬当番たちで藁なども代えておいたと国永が言っていた』 光忠『ふふ、至れり尽くせりかな』 倶利『…食事もわざわざ別に用意してくれていたしな』

2015-08-23 18:47:21
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倶利『……』 光忠『…?…僕の顔に何かついてるかな?』 倶利『いや、…お前は馬になっても相変わらず綺麗だな と』 光忠『……』 倶利『どうした?』 光忠『…君のそれって、いつでも素なのがすごいよね』 倶利『なにがだ』 光忠『いや、別に……変に自覚して武器にされちゃっても困るしね』

2015-08-23 18:52:58
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光忠『……』 (寄り添うように倶利伽羅へと近づき 悪戯のつもりでかぷりとその肩を甘噛みしてみせ…) 倶利『…光忠?どうした』 光忠『クロくんたちの真似だよ。…馬は好きな相手にこうするものだって前に…』 倶利『……』 光忠『倶利伽羅?』 倶利『……いや、いまだに夢のようだと』

2015-08-23 19:03:21
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

倶利『嫌われていると思っていたわけではないが、お前が俺と同じ意味で    俺のことを好いてくれていると感じる度に夢を見ている心地になる』 光忠『……』 倶利『…おかしいか?』 光忠『ううん、違うよ。嬉しいんだ やっと君に    誰に憚ることもなく、君のことが好きだって言えるから』

2015-08-23 19:09:59
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倶利『……』 (先ほどの光忠を真似るようにかぷりとその肩を甘噛みしてみせ) 光忠『…ん…倶利伽羅』 倶利『俺もお前が好きだ。どんな姿だろうと変わりなく、お前だけが…』 (首筋に沿って唇で食むようにグルーミングを施し  今できる精一杯の愛情を光忠へ伝えようとさらに身を寄せる)

2015-08-23 19:27:07
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

光忠『…僕の方こそ、夢みたいだ』 倶利『…夢?』 光忠『うん、…さっき一緒に転寝してた時も、君と“仲良く”する夢を見ていたから』 倶利『……』 光忠『…夢じゃなくても仲良くしたいな』 倶利『光忠…』 光忠『ねぇ、せっかく新居が調ってるんだから…もっと『新婚』らしいことしよっか?』

2015-08-23 19:36:48
伊達家が恋しい燭台切光忠bot【完結済】 @date_mitsu

それはきっと、この仮初の小さな家の中でのみ許される『ごっこ遊び』 けれど、興じている俺たちにとっては、紛れもない『本物』でもある一夜だけの戯れ。 今宵この場所に在るふたりは、ただの愛し合うつがいでしかなく 『新婚』という響きに酔い、愛する者との蜜月を謳歌する。…この夢が覚めるまで

2015-08-23 19:44:29
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