「密教の身体性」をめぐる goyouさんと ooo157さんのやりとり

o @ooo157

@goyou これを密教では道として修行します。それは分かるでしょう？　ゴーユーさんの説く身体性は、津田先生の言うプラクシスに似てると思いますよ。どちらも基本的な理解がないという意味で。

o @ooo157

@goyou 「身体性というのは、ツェチク・ルーチク、則身成仏」これと今まであなたの主張との繋がりがさっぱり分かりません。真言宗では「則身成仏」は金剛頂経のジャンマニ　イハと解釈されていますが、ゴーユーさんの主張とは全く繋がらない。ジャンマニ　イハは三劫成仏じゃないという意味です

o @ooo157

@goyou 寧ろ身体感覚、つまり、受蘊が空であることを基礎とすると思いますが？　まあ、もう無駄ですね。やめときます。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 密教を話題にしながらも性の問題を禁忌のようにあつかう態度が見られるところに、難しい言葉をたくさん知っていてもどこかものすごく根本的なところでズレが生じてるのではないかと感じることがあります。

佐藤剛裕 @goyou

密教っていうのは、顕教の時代に言葉の奥に隠されていたものを言葉や儀礼の表現形態によってあらわにした教えであって、何かひた隠しておかなければならないような後ろめたいことを説いた教えでは決してないと思っています。

o @ooo157

@goyou それは如来秘密・衆生秘密という言葉で表される認識的に無明によって隠されているという意味ですが、密教について他人に語るのはサマヤによって明解に禁止されてますよね。要するに伝承に対する不敬こそサマヤに他なりません。

o @ooo157

@goyou もちろん、私は仏教についても密教についても分からないことばかりですが、ゴーユーさんの理解はありえないと分かりますよ。だって、経典や論書にやってはいけないと書かれていることばかりですから。これで最後にします。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 三身説の身＝カーヤという言葉が、高度な次元での解釈で肉体を越えたものを表しているとしても、「カーヤという言葉は身体・肉体という意味ではない」ということはできないように思うんですけれど。

佐藤剛裕 @goyou

しまった！さっき赤子と一緒に風呂に入ったのにゆず入れるの忘れた！干からびたゆずなど山ほどあるのに！

佐藤剛裕 @goyou

ものすごい頻度で赤子のおむつ換えてたら議論の相手にレスを返せず、これ以上何を言っても無駄ですねとかいって話を打ち切られるなど（笑）

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 正木氏がこのように書いていたことに http://bit.ly/ef4Quv 僕が大きな違和感を感じのたは、おわかりいただけると思います。実際に修行として性行為を行わないでも高度な認識に達した女性の修行者も大勢いたはずですから。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 身体認識を高度で微細な認識に変容させていく上で、肉体をもった生身の身体に対する認識を変えていくことの有効性を強調する先生もいれば、そんなものは一切いらないと説く先生もいます。僕とあなたの傾向の違いは根本的にはそこにあると思います。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 ゾクチェン志向の先生はマハーヨーガ、アヌヨーガの段階をすっ飛ばしてゾクチェンをやらせる先生も多いですけれども、しっかりと段階を踏んでマハーヨーガのツァムを長期間やらせる先生もいます。僕は直感的に後者のタイプの先生を選びました。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 釈尊が六年間もネーランジャナ河のほとりの森で苦行していたのを、全く無意味だったとするような見方もあるし、それが下地を作り上げたのだという見方もあると思うんですけれど、僕はわりと後者の解釈をしています。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 日常生活のどんなときでも三宝や師や本尊から心を離すな。日常の中で瞑想を行え！といわれたとしましょう。立ったり座ったり、寝たり起きたり、食ったり大小便したり、という寝食すべてが瞑想なのであれば、在家にとっては恋愛だってセックスだって瞑想だと思うんですよ。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 タントラの性的実践についてよく書かれているような、射精を制限して持続時間を長くするための特殊な技法を用いたりとか何ヶ月も四六時中しつづけるような修行をしないまでも、瞑想修行と夫婦の性生活を並行していくことである種の身体感覚の変容が起こってくるとしましょう。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 そこで、そういうものを一切遠ざけるために精進潔斎をまもることをよしとするか、そのような身体感覚の変容も修行の途上で起こる現象としてうけいれて高度な認識に至るための材料にするか、という岐路に立つならば僕は後者を選択します。もちろんより困難な道ですけれども。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 「身体感覚、つまり、受蘊が空であることを基礎とする」っていうのは完全な虚無ではないですよね？

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 津田真一氏の『反密教学』などの論考は読んでないですけれど、「普賢行、六ハラミツも肉体的にやらないとダメ」というのは正しいでしょう。身体感覚で理解しないと。だし、金剛頂経だって十分に身体的だと思います。

佐藤剛裕 @goyou

@ooo157 ニンマのマハー・アヌの分類で、マハーヨーガの中に生起次第だけでなく究竟次第の原型を含めているのも、観想も身体感覚をもって行うべきだととらえているからだと思います。そこがニンマとサルマの違いの一つでしょう。サルマパの人が、ニンマのマハーヨーガやるのもそれが一因では？

佐藤剛裕 @goyou

そもそも密教っていうのは、儀軌の行間にあるものを読み取っていく作業だと思うので、「そんなこと文献に書いてない！」って突っかかってくる文献学者にはどう対処したものかね。密教の先生なんて、文献に書いてない無茶なこと言ってくる人ばかりだけれどな。

佐藤剛裕 @goyou

なんていろいろぐだぐだ書いてきましたけれど、それは僕と @ooo157 の両方をフォローしてるような奇特なクラスターの方々が読んでくれればいいです。