長谷川豪講演会15.05.13@名工大

途中から、【ローカス】がすべて誤変換でロータスになってしまっています。 大変申し訳ございません(>_<)
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スギウラ @maisugiura

1.9m角というかなり大きく開放的な窓を作りながらも、実は建て売りよりも生活を隠す。 下向きの三角形断面、階段状の浴室から続くテラス。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:37:44
スギウラ @maisugiura

家の中を三角形断面の浴室とテラスが2つに仕切っている。 テラスの最上部まで登ると、体が屋根から飛び出す。 1.9mの窓が隣の部屋にまたがっているため、浴室はカーテン閉めなくてものぞかれないくらいの、外部とのつながり #長谷川豪150513

2015-05-13 19:39:14
スギウラ @maisugiura

最後のプロジェクト。 御徒町のアパートメント。新建築2月号に掲載。 雑居ビルが密集し住宅系は2-3割なエリア。 最上階に施主が住み、下階を集合住宅に。 高さ26m.8階建てが最大サイズの敷地 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:40:50
スギウラ @maisugiura

集合住宅の中の密度をコントロールする。 プライバシィの集合である集合住宅。 配管や構造を綿密にコントロールし、2.6m階高、2.2m天井高に。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:42:00
スギウラ @maisugiura

階高低くすれば床の枚数が増える。 多すぎる床のうち余ったものをヴォイドに。 建物と建物の間に建物の中身を連続させていくか? 五反田につづきこれもテーマ #長谷川豪150513

2015-05-13 19:43:05
スギウラ @maisugiura

各フロア2住戸。 いつも隙間を介している。 戸建住宅を積み上げたように、隙間で区切られているように壁を共有しない。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:43:52
スギウラ @maisugiura

まんなかに中庭があり、各住戸がここに飛び出す。 全フロア違うプラン。 まんなかの外部空間中庭に飛び出した部分は全住戸トップライトがあり、 10階建ての2階からも26m上にある空が見える。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:45:31
スギウラ @maisugiura

通常集合住宅の中にいると建築のスケールを感じられない。 この建築では10階建ての2階でも空が見える。 普通型枠を使った40センチ厚のスラブをそのまま外に見せている。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:47:48
スギウラ @maisugiura

集合してら暮らすことによる差について考えたかった。 北より南、下階より上階、その価値の差を家賃で解消することが一般的だが、 窓や吹き抜け、中庭、テラス、トップライトを介して、縦横にさまざな外部とのつながりをつくり、それによって住戸間ヒエラルキーを解消する #長谷川豪150513

2015-05-13 19:49:11
スギウラ @maisugiura

守られているのに、外とダイレクトにつながる。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:49:45
スギウラ @maisugiura

部屋と部屋の隙間がEVホールとしてスコーンと抜けたり。 上階はもちろんより空とは近い。 上階の廊下から中庭を見下ろすと、パブリック、コモン、プライベートが繋がっている。重なりあってグラデーションになっているのを見ることができる。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:51:07
スギウラ @maisugiura

もっと階高が大きければコモン、コミュニティーが発生するが、 プロポーションのコントロールによってグラデーションを生み出す。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:51:38
スギウラ @maisugiura

ヨーロッパの建築家にインタビューする本を出版しました! 長谷川豪 カンバセーションズ 建築を作ることと歴史の関係についてどう考えているのか?巨匠から若手まで。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:52:49
スギウラ @maisugiura

歴史、あるいは建築と時間について六者六様の答え。 以上で講演は終わりです。 長谷川豪先生ありがとうございました。 ここから先は対談です。 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:54:22
スギウラ @maisugiura

Q.長谷川先生について【透明感】を感じていた。普通、透明感とはガラスや金属の素材によって作られるもの。長谷川建築は素材感がありながらなぜか透明感。それは天井の操作によるものか。空間が屋内かどうかは屋根があるかどうか? タイポロジィという形の話があったが、 #長谷川豪150513

2015-05-13 19:57:04
スギウラ @maisugiura

御徒町のなどを見ると、非常に操作が多くなったように感じる。 その操作量の変化は意識の変化によるものでは? インタビューをしていく中での発見によって意識はかわったのか? #長谷川豪150513

2015-05-13 19:57:59
スギウラ @maisugiura

A.最近かわった気は自分でもする。御徒町などは単純な住宅でなく複数世帯が入るもの。ひとつの空間で全体を代表するイメージが作れない。経堂の住宅あたりから、ひとつの空間のプロポーションが代表しない、全体の寸法のコントロールが普通の家型の住宅を建築にするように #長谷川豪150513

2015-05-13 19:59:53
スギウラ @maisugiura

二年半前からスイスでスタジオを持ってよくヨーロッパに行くようになったが、 ヨーロッパの建築家と議論したり建築をみるようになって気付いた日本の建築の単純さ。ぱっと見て理解するdiagram建築。 diagram建築とは距離をとってきたつもりだが影響はされてる #長谷川豪150513

2015-05-13 20:01:24
スギウラ @maisugiura

ひとつの空間に代表させてそこについて論議するより建築のなりたちや全体についてかんがえるようになったここ3年ほど #長谷川豪150513

2015-05-13 20:02:02
スギウラ @maisugiura

Q.ロータス、ローカル。進化という言葉を使う時の主体とは?建築が進化する?周りが、人間が進化する? #長谷川豪150513

2015-05-13 20:02:44
スギウラ @maisugiura

A.ロータスは難しい概念だが、僕がピンとくるのは二重螺旋。一直線に進むのではない。日本は一方向に波があり、メディアによってコントロールされているようだ。 もっと螺旋、渦を巻きながら、ぐるぐるして下階とは隣り合う、など、複雑な関係があるはず #長谷川豪150513

2015-05-13 20:04:13
スギウラ @maisugiura

ひとつ前の形を否定して次へ進む日本の考え方は一直線。 ヨーロッパの垂直的かつ積層的な歴史観に対して、まっすぐスライドしていくだけの建築かんはそろそろやめて積み上げなければ #長谷川豪150513

2015-05-13 20:05:25
スギウラ @maisugiura

ロータスは建築学上の影響や進化。 建築はどこへ行っても、ローカルと切り離されても学ぶ対象になり得る。 それはロータス的。 どんな場所でも、背景でも共有されている建築の進化論。 #長谷川豪150513

2015-05-13 20:06:22
スギウラ @maisugiura

自分が建築の進化論に参加している以上何か良くしたい。 #長谷川豪150513

2015-05-13 20:06:41
スギウラ @maisugiura

Q.DNA二重螺旋は、メタボリズムの形態論のような形の話ではなく建築学の中の位置付けや関係性の話ですよね A.そうです #長谷川豪150513

2015-05-13 20:07:31