暗合の意味作用としての関係妄想:シャノンエントロピーの局所有限性とユング派超心理学の不可能性
- TuvianNavy
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自然界はエネルギー保存を実現するためにあらゆる相関を草の根わけても追跡する、あるいはそうなっているように見える
2013-09-27 05:37:50「確率論的にいって稀有の奇遇にちがいなかったが、しかしこの裏には、ぼくと相手の行動が確率的に独立でないふしもあり、この非独立性の糸を称して宿命とでもいうなら、それはまさに宿命的な奇遇であろう」(倉橋由美子『聖少女』)
2015-06-04 07:23:44もちろんこれは小説的必然で大域的な因果を操作しているからこうなるわけだけど、単にentanglementに吸い寄せられてるだけでなんの神秘性も無い、と理解できれば現実の奇遇で悩む必要もなくなる
2015-06-04 07:32:24要は、非同期デジタル回路がデジタル回路として機能するのは、その回路にとっては神である我々(回路設計者)が可能なタイミングを配線や素子特性で調整しているからであって、中の回路に意識があったら偶然のイベントが重なっているようにしか見えないはず
2015-06-08 07:51:58@TuvianNavy というか、そのタイミングの一致は一回こっきりだったのになぜか心を捉える=意味があるというのがこの話の要点であって
2015-06-08 22:06:03@TuvianNavy というか、シャノンエントロピーの有限性がfalse positiveを要請している
2015-06-05 22:54:18@TuvianNavy ネットの遠く離れたとこに同じビットパターンが表れたら通信できてることにすればいい
2015-05-28 22:42:21@TuvianNavy 同じ平文を何度も暗号化してたらどっかで同じ位相で暗号化されちゃって同じ暗号文を再現するからそれを待って攻撃しよーぜ、ってたぶんTuringは考えたはずだし、要するに転生ですよ
2015-05-28 22:48:25@TuvianNavy いつどこでこれが起こるかを計算できたら、何ができる?たとえばQuineはholismとwholeみたいな語源の違う言葉の意味の符合(単語の近縁関係)を『哲学事典』で考察してた(どうでもいいけど「近縁」とkinshipって似てなくもない)
2015-05-29 00:08:17簡単にいうと、シンクロニシティというものは電気力線の端が閉じたりハッシュ値が衝突するのと同じような話なので
2015-05-24 21:25:12どういう事だろう?たとえば「病室の番号が137」という事例の場合、この137には文脈がなく、まったく何の論理性もなく微細構造定数の逆数として解釈されている
2015-06-06 05:56:04@TuvianNavy 「W. Pauliの終の住処の部屋番号」と「微細構造定数の逆数の10進数による有効数字3桁」というふたつの確定記述の一致は偶然的である
2015-06-06 06:05:13@TuvianNavy (確定記述が数値に対して使える概念なのかどうか、という議論をしないといけないけど。。)
2015-06-06 06:07:05@TuvianNavy 同時に並行していくつものパーズツリーが(可能な文が)存在していて、それらの意味を検出する神経細胞の発火によって所属する文脈が確定するのだとすると、137という数値は特定の人物にとって曖昧性のある数値
2015-06-06 06:19:14Gilbert Ryleの「範疇錯誤」は音韻、語彙、文法のあらゆる分類で起こりうるし、あらゆる自然言語にこれに起因する曖昧性がある(形式的に定義された言語でもパーズツリーが複数存在する文を持つものはある)
2015-06-06 06:58:05関係妄想が文脈の曖昧性によって惹起されるということは、これは周辺視野によって影響される(あるいは図と地の区別そのものが曖昧な)「うさぎ-あひる図形」や「青黒/白金ドレス」といった錯視に似た現象
2015-06-10 14:54:40@TuvianNavy 暗合に固執して人生を棒に振る人もいるのに、なぜ錯視を招く図形には概して「ちょっと面白いね」程度の関心しか払われることがないのか?
2015-06-10 14:56:40coincidenceが検出されればそれを(計算機の中のバスの信号線などのように)snoopすることができるので、世界がひたすら平坦になるというのは考え辛いところです
2015-05-24 21:09:58@TuvianNavy 「異常に長い2つの文字列を区別するには最悪ケースで異常に長い時間がかかる」たとえば日常的に使うものに寿限無級の長い名前をつけると困る
2015-06-04 13:08:18