左太刀(通常と逆に左手が鍔側、右手が後ろになる刀の持ち方)の話
- inuchochin
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左太刀は通常の握りが主流であるが故の、サウスポーの利点がありそうですが、右同様使えるようになるには、スイッチヒッターになるより苦労しそう。TLで幾つも例示されていますが、皆様博識だから出てくる、稀な反例には間違いないかと。カモノハシはいるけど、哺乳類は基本卵を産まないみたいな。
2015-06-16 21:34:32柔術は対武器には左手前で入身しますし、槍は左手前、薙刀は流派によりますが左右両方使います。そういったいろいろな武術に関連した技で、竹刀打などで高度に専門化される以前の発想だと個人的には思います@orange_kinoko twitter.com/orange_kinoko/…
2015-06-17 08:33:13@inuchochin 合戦のような刀を抜いた状態で始めるのを想定している場合だと、左太刀でも不自由ないように感じますが、江戸時代に入ってある程度制度化されると、抜いて持ち替える必要があるので廃れていったのでしょうか。
2015-06-16 23:46:08左太刀は調べてみたら面白そう。通常の構えへのメタ対策としての左太刀の技術と、「俺は利き手が逆だから逆に持つんじゃい!」というサウスポー的な左太刀だと、何となく意味合いが違ってきそうです。剣道の正二刀も左太刀のニュアンスがありそう。狙える小手の位置とか、右手で柄尻を握るとことか。
2015-06-17 00:12:45いま残ってるのは技でずっと左前で構えて戦うというわけではないかと。新陰流の奥義の太刀は最初から左太刀に構えて斬合うようですが。昔は槍薙刀等の左前の武術もやっていたでしょうからその応用の側面もあると思います@orange_kinoko twitter.com/orange_kinoko/…
2015-06-17 08:29:25@inuchochin 中取りしての突きは左前ですし、銃剣道はモロに左前を基本とした技術体系ですよね。左前の利点を生かす為に左太刀が使われていたなら、持ち替えの手間を省く為に中取りなどの技が派生していったのかもしれない、など考えると浪漫があります(笑)
2015-06-17 10:55:05ちょうど中取りの話をしようかと(笑) 流派によっては左太刀と中取りが同種の構えとして用いられてる例があります。パッと左手で刃部分鍔際を取り左半身になり突く技をある流派で見た事があります。@orange_kinoko twitter.com/orange_kinoko/…
2015-06-17 12:05:13秘伝書にある左太刀
RT S流の傳書には以下のように書かれている。 一 薙刀持様 薙刀は刀の柄を延たれば、鉾の如くに持べからず。右の手を先に、石突本を左の手にて一尋に持、よくちからを入て構ふべし。しかれども刀に左太刀あれば、是を定る事をろか也。 詳しくは来年以降のお楽しみだよ♪
2015-06-17 20:41:56