- laurassuoh
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不知火は早霜の手を握ろうとしてビックリした早霜にいったんは手をひっこめるけど、また徐々に近づき、人差し指だけを恐る恐る絡める感じ……
2015-07-17 03:44:37腰を下ろすほどに不知火の形に拓かれていく早霜ちゃんが、痛さと同時に不知火に捧げることのできた嬉しさを感じて涙をこらえているのだが、不知火の申し訳なさそうな顔に「大丈夫ですから」と無理に笑顔を作って一番奥まで腰を下ろす早潮ちゃん……
2015-07-17 03:56:56ギュッギュッと全て飲み込んだ不知火のモノを締め付けながら腰を落としたところで息を荒くして痛みに耐える早霜ちゃんとそんな彼女を気遣いつつあまりの快感に動きたい欲を必死に抑える不知火……お互いを尊重するあまり「動いていいですから」と「待ちますから」を同時に言ってしまう、そんな二人……
2015-07-17 03:59:37早霜との結合部、不知火と早霜の髪色が混じり合ったそこに垂れる赤黒い液体は早霜の乙女を不知火が奪った証……痛みの証を瞳の端に浮かべながら不知火の快楽を優先させる早霜に、不知火は答え、ゆっくりと腰を引く……内臓を引きずり出されるような感覚に思わず声を上げる早霜、だが不知火は止まれない
2015-07-17 04:02:25肉の鏃が早霜の花弁に引っかかったところで、今度は反対に押し込んでいく。最初の挿入では感じられなかった早霜の細やかな襞の連なりを感じる。不知火は自らの先端が奥にぶつかると、一刻も早くまた挿入の感覚を味わいたいと速度を上げて引き抜く。送り込み、呼び戻す。快感を生み出すその動き。
2015-07-17 04:05:33止まれない腰は加速し、未知の性感を不知火に与えた。腰骨の基点、腹の奥底からグツグツと煮えたぎる絶頂が駆け上ってくる。早霜の中に暴れ出したい不知火の暴走が歯止めなく溢れる。「早霜っ……もうっ……」「ぁ、はぅ……不知火さんっ、そのままっ、どうぞっ」
2015-07-17 04:08:34本能のままに腰を振り、不知火は早くも一度目の絶頂を迎える。狙いも何もない原始的な射精。中途半端に膣の半ばで果て、無理矢理押し込めて精液を送り出す。早霜の方では不知火の熱を感じ、破瓜の熱と合わさって快感とも痛みともつかぬ感覚へと導かれる。重さと苦しみの喪失が一時夢心地を作り出した。
2015-07-17 04:11:21「さぁ、ここに横になっていただいていいんですよ」 「で、では……」 すのこ型の長椅子に腰かけた早霜は自分の膝をポンポンと叩いて不知火を呼んだ。不知火はぎこちなく早霜のちょうど太腿に耳が挟まれる位置に頭を置いた。視界には障子の窓、なぜか早霜は和室に耳かき用だと言って長椅子を置いた。
2015-07-19 01:02:44華道部部長の早霜が命じれば、鴉が黒から白に変わるが如く、この和室は洋間に姿を変える。すのこ型の長椅子一つ更衣室から持ってくることなどお手の物だった。鍵のかかった部屋は不知火と早霜だけの密室であり、お香の匂いに混ざる早霜の女の子らしい甘い匂いに不知火は高鳴る胸の鼓動を隠しきれない。
2015-07-19 01:05:13早霜の太腿は低反発枕のように柔らかく、頭を置くだけで不知火に快感が生じた。 「それでは……」 早霜は梵天付の耳かき棒を取り出した。細長い棒の先端のスプーンが不知火の耳穴に近づいてくる。ジリジリと目に見えない産毛が逆立つ。 「可愛らしい耳の形……好きですよ」 「すっ……ッ……」
2015-07-19 01:09:13早霜の言葉に不知火は動揺するが、身体を動かしはしない。不知火のミスで早霜に「不知火さんを傷つけた」と傷を負わせたくはない。するるっと耳穴を降りる耳かき棒はまず奥から手前に肌を掻くような動きで埃を取り出していく。じれったい、もどかしい、そんな表現がぴったりのこそばゆい快感。
2015-07-19 01:12:13内耳の壁をカリカリと掻く早霜の極細の指先。不知火は軽い気持ちで耳かきを受けてしまった事を軽く反省し始めた。もっと素っ気ないものだと思っていたのに、何なのだこの背筋を羽で撫でられるような微妙な快感は。平衡感覚がおかしくなる、早霜の小さな息遣いとごそごそという音しか聞こえなくなる。
2015-07-19 01:15:41他人に決して触られない耳の壁、敏感な内側、弱点を他人にいいように蹂躙されるマゾヒスティックな快楽。不知火は短く声を漏らしながら脳味噌をかき乱されるような悦びを感じる。早霜の棒使いは見事で、奥の曲がり角を優しく掻き、刺激になれている外耳はやや強めに掻く。
2015-07-19 01:18:42「フッ」と時折ゴミを吹き飛ばす早霜の息が耳を、側頭部全体をくすぐる。みっともないと思いながら鼻の穴を大きくすることを止められない。早霜の匂いがこんなに近くにある。ひざ丈が短い今風和服越しに早霜の体温を感じる。 「では、仕上げを」 一度、耳かきが抜かれたのもつかの間、いよいよ梵天。
2015-07-19 01:21:21ふんわりとした白い綿毛が挿しこまれ、奥で広がって耳の穴を均等にくすぐる。味わった事のない快感、それも性的なものに近いくすぐったい快感に不知火は「んはぁ~……ぁ……」とだらしない声を漏らす。半開きの唇から垂れてしまった唾液が早霜の浴衣に染み込んでしまう。口を閉じることができない。
2015-07-19 01:24:28