祥鳳が語る野球列伝・プロ野球「台湾生まれの竜のもうひとりの"闘将"　郭源治」

野球が好きな祥鳳型一番艦 祥鳳 @baseball_shohoh

99年も流石にイニング数を稼ぐは難しくなるものの、9勝5敗 防御率2.34。WHIP0.98と活躍。 その鉄腕ぶりを台湾に轟かせます。

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しかし99年限りで現役を引退し、家族と共に暮らすため、日本へと戻ったそうです。 郭源治投手はその後、少年野球への指導や野球解説者、レストラン経営などを経て、中華職業棒球大聯盟の初代首席顧問に就任など長く野球に携わることになります。

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貧困を超え、国を越え、国籍を変え、チーム2度のリーグ制覇に貢献した郭源治投手。 ドラゴンズファンの間では、未だに歴代最強助っ人に郭源治投手をあげる人も少なくはありません。

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また、その人柄もファンに、チームメイトに親しまれました。 いつまで野球ができるかわからないため、その後のことに備え、文学や歴史、経済学などの本を大学時代から読み、日本に来ても日本語の勉強も兼ねての小説や新聞を読むことを欠かさない勤勉家だったといいます。

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チームメイトからの信頼も厚く、オフの野球の仕事を嫌うあの落合博満氏も「郭のためなら参加する」と、台湾遠征などに快諾するなど、その人柄はチームメイトにも愛されたそうです。

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不屈の闘志を持った100勝100セーブの鉄腕。 彼は竜の「もうひとりの”闘将”」と言えるのではないでしょうか。 ハングリー精神や反骨心を秘めた闘志溢れる台湾生まれの日本人。 不屈の闘志を持った名投手として、今なおファンの心に焼き付き、語り継がれています。

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郭源治 NPB通算496試合登板、230試合先発　72完投17完封 106勝106敗116セーブ 投球回1971回、1415奪三振、通算防御率3.22 最優秀防御率1回、最優秀救援投手2回、MVP1回

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……最後に台湾球界へ戻ったとき、日本国籍となっていたため外国人扱いとなる複雑な環境になったとき、当時のインタビューに答えたその言葉を紹介し、おしまいとさせて頂きます。

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「台湾は産んでくれたお母さんであり、日本は育ててくれたお父さん。 　どちらも必要だし、どちらかを選ぶ事は出来ない。 　もしあなたは何人？と聞かれたら『野球人』と答えます。」

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野球列伝 プロ野球「台湾生まれの竜のもうひとり”闘将”　郭源治」 ─完─ pic.twitter.com/EGp0QTV1uO

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