調布小型機墜落事故、航空マニアの視点(昔はよくあったこと。川村操縦士は速度が出てないのに上昇し過ぎ)

「同様な危機的なシチュエーションは昔は珍しくなかった。昔の人が当然のようにおこなっていた対処を川村操縦士は実行しなかった」少し詳しく説明すると「今回のようにパワー不足で滑走路ぎりぎり、失速速度ぎりぎりで離陸した直後に必要なのは圧倒的に”速度”。速度が安全をもたらす。高度なんかとてもとっている場合じゃない。特に離陸後最初の10秒や5秒の操縦でいかに速度を獲得するか否かが生還の成否の鍵を握る。ところが川村操縦士は正常性バイアスの為か大勢の“客”の手前、危機に陥っていることを隠したかったのか、愚かにも、緩やかながら上昇を初めてしまった。これでは速度を獲得するどころか逆に速度を落としてしまったかもしれない。」※「機体の素性が悪かった云々」はここでは一切取り扱っていません。
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ドラレコ流用と毛色の異なる方法としてグライダー用のGPSロガーを使うという方法も考えられると思います。ただ事故解析には超高頻度記録と(出来れば最低でも)6ch記録が必要なのでやはり本来は、たとえ簡易型と言えども専用機が必須です。