【五輪エンブレム問題】佐野氏擁護派の方にご提案したいこと

東京オリンピックのエンブレムをデザインした佐野研二郎氏を擁護したいと思ってる方、今もいるのかどうかわかりませんが、いらっしゃれば「擁護の仕方」をご提案してみたいと思います。
社会問題 エンブレム 東京オリンピック 佐野研二郎 パクリ 五輪
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荻上3 @otakuhatena
最近話題の佐野研二郎氏のオリンピックエンブレムにまつわる騒動について。いろいろと噂が飛び、あることないこと言われているようです。最近はどうだか知らないが、初期の頃はデザイン業界から擁護するような声もあった。今更かもしれませんが、これはそういう方(擁護したい人)向けです。
荻上3 @otakuhatena
きっかけはこの方のコメント irose - 『痛いニュース(ノ∀`) : 太田市「佐野氏に依頼した美術…』 へのコメント b.hatena.ne.jp/entry/26314108…
荻上3 @otakuhatena
※勝手に引用させて頂きました。すみません。
荻上3 @otakuhatena
このページに対するコメントです。 痛いニュース(ノ∀`):太田市「佐野氏に依頼した美術館のロゴ、念のため調査する」 → 元ネタ発覚か? blog.livedoor.jp/dqnplus/archiv…
荻上3 @otakuhatena
簡単にまとめると、例によって例の如く、佐野氏のデザインに類似した別のデザインを持ってきて「パクリなのではないか」という趣旨の記事。しかしすこし特殊なのは「類似例」が二つあること。「テキスタイルデザイン会社 dot-logo」と「インドネシアの旅行サービス会社? Bobobobo」
荻上3 @otakuhatena
これにより佐野氏のみならず二つのうちどちらかも、もう片方の「パクリ」である疑いが生まれてしまう、という指摘です。面白い。
荻上3 @otakuhatena
つまりこれまでネットの多くの人は佐野氏のデザインの「パクリ元」と疑われる例をかなりの量見つけてきたわけですが、それは一つでなければならない。なぜなら二つ以上「パクリ元」を見つけた途端、二つのうちいずれかもまた「パクリ」疑惑が出るから。
荻上3 @otakuhatena
「パクリ元」と疑われうるような例を見つければ見つけるほど、パクリ疑惑は暴発し、混乱する。例えば「パクリ元」が100個出てきてしまえばどうなるか? 「パクリ疑惑」を追求すればするほど擁護に傾いてしまうという逆説が面白い。
荻上3 @otakuhatena
というわけで本題です。佐野氏の擁護派の方はどうすればいいか? 佐野氏を叩く批判側と「同じように」パクリであると疑われるほど「似ている」デザインを二つ以上見つけ出すことです。多ければ多いほどいい。
荻上3 @otakuhatena
そしてこのことは、「こんなものまでパクリと言われたらデザインなんてできない」「どうしてもこの程度似たデザインは出てしまうものだ」という現場の方の声とも一致する。要するにこれは、単に上記の声の「具体例」を探すという、それだけのことです。
荻上3 @otakuhatena
特に探すべきなのはオリンピックのエンブレムの「類似例」。欲を言えば、件のベルギーの劇場のエンブレムより前の時代の、似ている例を見つけ出すことができればかなり良い。そうすれば事態は一転、ベルギーの劇場のロゴもパクリの嫌疑を「かけられる側」に回ることになる。
荻上3 @otakuhatena
ベルギーの劇場のロゴが「本当に」パクリである必要も、そう疑う必要もありません。先例に対してベルギーの劇場ロゴ側が自己弁護のために用いたロジックを、そのまま佐野氏のエンブレムにも当てはめればいい。それで終了です。
荻上3 @otakuhatena
大枠のシナリオは以上。他にもいろいろと応用は効くでしょう。いずれにしても探すべきは佐野氏のデザインの類似例。一つ見つければパクリ疑惑だが、百個見つければ疑惑そのものを膨張させて破裂させることができます。
先例が……
荻上3 @otakuhatena
おっと「コスタリカ国立博物館のロゴがヨシヅヤのロゴの模倣だと話題に」 togetter.com/li/862569#c210…
荻上3 @otakuhatena
まさにこういうことです。

コメント

マク(*´﹃`*)゙ヌス @oa26dl1NAcptdAF 2015年8月20日
“擁護派”もなにも問題無いんだが?? 間抜けな奴だなww
荻上3 @otakuhatena 2015年8月20日
oa26dl1NAcptdAF すみません、意味がよく分からないんですが、「擁護もなにも、佐野氏は何も悪いことはしていない(だから擁護の必要もない)」という意味でしょうか?
mikan @anonymikan 2015年8月21日
現状を見て佐野氏を擁護する人がいる、という意見自体は特段おかしなことではない。しかし「擁護ありき」で現状を見ようとするのは全くもっておかしい話。多くの類似例が出ることは「意図せずとも類似する一例」ともなるが「一つのオリジナルとその他の盗用」の否定とは必ずしもなり得ない。自身で書かれるように類似例は肯定材料にも否定材料にもなりえる、だからこそ実際はどちらなのかを議論する必要があるのであって、どちらかという「結論ありき」の議論は最も愚か。
荻上3 @otakuhatena 2015年8月21日
anonymikan おっしゃることはもっともで、まさしく理想なのですが、現実はどうでしょうか。「擁護ありき」以前に「批判ありき」の現状はありませんか?だからバランスをとるというわけではありませんが、「擁護ありき」に対して「批判ありき」の方々が反論すれば、即ちそこに「議論」が生まれる。であればそれでいいのでは
荻上3 @otakuhatena 2015年8月21日
いわば、「方法的懐疑」ならぬ「方法的擁護」ですね。議論という結果が得られれば、そこに至る方法は比較的どうでもいいと思うんですよ。なにより今は、いささか状況が一方的すぎて、「議論」があまり生まれてませんから。そういう意味では、ありきであれ擁護自体を非難する姿勢は、むしろ議論を避けているようにも見える
MadRichard @Mad_Richard 2015年8月22日
これは非常に面白い発想。そしてエンブレム問題の本質をついている。
mikan @anonymikan 2015年8月22日
otakuhatena 議論のための反証としての擁護であれば何ら問題ないと思います、それは上記コメントで「現状で擁護意見があること自体はおかしくない」と書いたように否定していません。私が問題視しているのは、肯定であれ否定であれ特定の結論以外を認めない「結論ありき」であり、それは擁護側もですしもちろん批判側においても正常な議論にとって害でしかありません。方法的懐疑とはまさにその「あらゆる反証可能性を考えること」でありこれは擁護か批判かに関わらない考え方です。
mikan @anonymikan 2015年8月22日
例えば「佐野氏のエンブレムと劇場のエンブレムはシンプルなオブジェクトの組み合わせによる偶然の類似デザインである」という意見を現状では完全に否定することは不可能です。対して「佐野氏のエンブレムは劇場のエンブレムを元に作ったものであり、コンセプト等はそのエンブレムを基に後付したものである」という意見も完全には否定できません。これは擁護的な意見を持つ人であれ否定的な意見を持つ人であれ変わらない現状での不確定な問題であって、それを断定してしまうのはどちらであれ愚かな意見です。
mikan @anonymikan 2015年8月22日
@otakuhatena さんのコメントによれば、大多数の肯定意見に対するバランスのための擁護というのが目的とのことでしたので、これが「擁護ありき」ではないとすれば私のほうの読み取り違いでした、すみません。「擁護の仕方」等の気になる記述があったのでコメントさせていただきました。
mikan @anonymikan 2015年8月22日
個人的な意見で言えば、現状の材料ではどちらとも断定することは難しい問題かと思っています。トートバッグ等の問題もありますが、オリンピックエンブレムの問題として考えればこれらを直接関連付けることはおかしな話なので、やはり組織委等が自らこの問題を再検証し改めて問題がなかったのかを説明するしかないのでは。そういった事を行わず劇場側に対する非難を出す等するのでは、現状の佐野氏の状況から見ても非難の声が大きくなるのはしかたないのではとも思う。
荻上3 @otakuhatena 2015年8月22日
anonymikan 「パクリである」とも「偶然の一致」とも現状の材料では完全に肯定も否定もできない、どちらとも断定できない、ということは非常に同意します。加えて、僕はそれが「現状」だけの話とも思っていない。つまり「断定できない」のは今現在だけでなく、永遠にそうだろうと。その意味では僕は、あなたの求めている「組織委等が自らこの問題を再検証」というのが実際には不可能だろうと見ています。少なくとも「検証」して「結論」を出し「断定」する具体的方法を一つも思いつけません。
荻上3 @otakuhatena 2015年8月22日
トートバッグのパンの方は、写真という情報密度の高い媒体のおかげで、確率的に極めて大きな説得力を以って「盗用である」と言えたわけですが、同様の方法がエンブレムやロゴのような抽象度の高いデザインには使えない。ある意味では、神の在/不在のごとく「永遠にどちらとも言えない」ことです。従って論理的に厳密には、はじめから擁護も批判も永遠に間違っている。
荻上3 @otakuhatena 2015年8月22日
ただ、そもそもそういう論理的な潔癖さは、僕自身のみならず他の多くの人が最初から持ち合わせてもいなければ、望んでもいないし、これから手に入れる見込みも無い、ということもわかっています。その前提の上での「方法のご提案」です。つまりmikanさんと僕は、ただ前提とする立場が違うだけで、考えや捉え方は結構似通ってるのかなとも思います。僕もすべて(出なくとも多くの)人々に厳密な論理性を期待できるなら、方法としてのであれ「擁護ありき」は批判していたと思います。
LaLa @lalalacozy 2015年8月22日
ほんと、その通り。以上。
Delphi @daisuke93111966 2015年8月24日
主観だが佐野氏に対する批判の流れは「パクリ」から「パクリしかもセンスが無い」に移っているように感じる。 なので佐野氏デザインの中から「オリジナリティがありかつセンスの良い」ものを探し出すことができれば効果的な擁護になるのではないだろうか。 もっとも受け手の色眼鏡(もちろん彼の自業自得)を外すのは至難であるとは思うが。
りん @rin87600492 2015年8月29日
はっきり言って論点ずらしですね。dot-logoとBoboboboのパクラレ関係と佐野氏のパクリ疑惑とは何の関係もない。dot-logoとBoboboboが双方でパク元を争えばいい話です。焦点はデザインの発表が後か先かだけです。
aoinu1 @aoinu_1 2015年8月29日
擁護どころか積極的に批判しないとデザイナー業界はみんなこういうモラル意識なのかと誤解されてしまうよ
まるい りん @maruirin 2015年9月1日
『件のベルギーの劇場のエンブレムより前の時代の、似ている例を見つけ出すことができればかなり良い。そうすれば事態は一転、ベルギーの劇場のロゴもパクリの嫌疑を「かけられる側」に回ることになる。』そうなんだよ。デザイン業界の恐ろしいところは。
まるい りん @maruirin 2015年9月5日
出てきてしまいました。trendlandというオンラインマガジンのロゴです。『trendlandのロゴは2011年にはグーグルに掲載されています。一方で、リエージュ劇場のロゴは2013年に公開されたのでそれ以前はグーグル上で見つけることは出来ません。』とのことです。http://blog.ks-product.com/tokyo-olympic2020-logo/批判するわけではないですが、ベルギーの劇場は裁判で争うのはやめたほうがよいかと思います。
荻上3 @otakuhatena 2015年9月9日
maruirin おおっと、情報提供ありがとうございます!
荻上3 @otakuhatena 2015年9月9日
気付くのが遅れて申し訳ない。最近togetterを見ていませんでした。    ってことはともかく、やはりというかなんというか、出てきましたか……。やっぱりあのくらいシンプルなデザインだと出ますよね。
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