読み始める。 カール・ポランニーの経済学入門: ポスト新自由主義時代の思想 (平凡社新書) 若森 みどり amazon.co.jp/dp/4582857841/…
2015-08-21 16:29:13自分たちが全体システムの中では「部分、機能、歯車」にならざるを得ないことを自明として、その全体システムに積極的に参加し、機能(役割)を果たしつつも、一方的な隷属状態にはしない=全体を適宜組立直す事ができるような開かれた系を目指そうじゃないか、と言うことではないかな。
2015-08-21 16:44:19p.33 最晩年のポランニーの思索と研究テーマを追究していくうえで興味深いことは、彼がジャン・ジャック・ルソーの『社会契約論』の社会哲学に依拠し、ルソーの思想から「普通の人びとの生活様式としての文化」の決定的な意義を引き出したことである。
2015-08-21 17:08:06p.33 ポランニーは、普通の人びとの生活様式としての文化を基盤とすることで、自由と平等を両立させるような、あるいは、社会構成員のあいだの願望や理想を調整するような制度化が可能になる、ということを強調する。=社会における経済の位置の調整。
2015-08-21 17:10:50p.45 19世紀的「社会意識」を特徴付ける政治経済学や市場経済に適合的な人間観と社会観は、スピーナムランド時代の救貧法論争を通して生まれた。ポランニーは、この社会意識の誕生を、フランス革命と並ぶ人類史における画期的な事件と位置づける。
2015-08-21 17:20:46市場社会の起源を見るって事は、新しい社会システムの創発を見るってことで、明示的に代替システムやその創発方法を提示できていないことはさておいても、やはり大事なことだよね。
2015-08-21 17:51:27p.65 ブレッド・ブロック&マーガレット・ソマーズ 『市場原理主義の力』 amazon.co.jp/Power-Market-F…
2015-08-21 18:04:33高邁な理想は功利主義の手法によって、どのように「公正なガヴァナンス」、民主的な企業倫理へと翻訳されたのか。参加と協同を目差すオルタナティブな社会構築への思想、新しい「オウエン像」を見る。 ロバート・オウエン 土方 直史 (著) amazon.co.jp/dp/4327352195/…
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