渡邊芳之先生ynabe39の「「当たり前のことをわざわざ言うな」と言っている人も「当たり前のことをわざわざ言っている」のだと思う。」

6
渡邊芳之 @ynabe39

千の風になって。

北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39

渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之

渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html

 

渡邊芳之 @ynabe39

「当たり前のことをわざわざ言うな」と言っている人も「当たり前のことをわざわざ言っている」のだと思う。

2015-08-25 06:26:11
渡邊芳之 @ynabe39

「オマエモナー」というのは言い得て妙である。

2015-08-25 06:26:41
渡邊芳之 @ynabe39

自分には「当たり前の人の道」に反することを探し回ってはケチをつけるようなことこそ「わざわざ」に見える。

2015-08-25 06:29:38
渡邊芳之 @ynabe39

他人の子どもっぽさをあげつらうことほど子どもっぽいことはないと思う。

2015-08-25 06:42:59
渡邊芳之 @ynabe39

「自分たちの学問の価値や意義を批判的に検討する」というのは人文学のとても大事な要素なのに自然科学的な競争的資金や業績評価が当たり前になって人文学者もみんな自画自賛するようになってしまった。

2015-08-25 07:26:24
渡邊芳之 @ynabe39

「オマエモナー」は誰でも言えるが「オレモナー」と言える人はなかなかいない。「オレモナー」というための技術が人文学である。

2015-08-25 07:27:42
渡邊芳之 @ynabe39

そういう意味では人文学者も「オマエモナー」しか言えなくなることこそが人文学の終焉だと思う。

2015-08-25 07:28:11
渡邊芳之 @ynabe39

「人文社会科学の価値論争」では人文学者がこぞって「オマエモナー」しか言えなくなっていることに絶望というか失望というか,そういうものを感じている。

2015-08-25 07:30:11
渡邊芳之 @ynabe39

人文学の究極の研究テーマは「自分はいまいったい何をやっているのか」だろうと思う。そういう意味で研究にオンオフはないし,そもそも研究は職業ですらないだろうと思う。

2015-08-25 07:32:42
渡邊芳之 @ynabe39

自画自賛する人文学なんて害悪でしかないからなくなってもいいと思う。

2015-08-25 07:35:47
渡邊芳之 @ynabe39

大学に残るのは「人文社会的なテーマを扱う自然科学」だけなのだろうとも思う。心理学はそれを目指してきたわけだし。

2015-08-25 07:41:13
渡邊芳之 @ynabe39

むしろん人文学的な思考を大学や「職業としての学問」としての制度化から解き放つチャンスなのではないか。

2015-08-25 07:46:11
渡邊芳之 @ynabe39

地方国立大学の文系学部というのは戦後教養主義の象徴であると同時に「全国くまなく網羅する人文学の制度化」の象徴でもあったわけだし。

2015-08-25 07:47:17
渡邊芳之 @ynabe39

これも3人くらいわかってくれればいい話。

2015-08-25 07:49:55
渡邊芳之 @ynabe39

大学の文系学部がなくなるとか出版が成り立たなくなるとかはそれぞれ部分にすぎなくて、もっと大きなものが全体として終わりつつあるんだろうと思う。

2015-08-25 11:48:26
渡邊芳之 @ynabe39

「もう心理学者か!」。

2015-08-26 05:09:09
渡邊芳之 @ynabe39

「文系学部廃止に反対」している人の間でも「大切なもの」としての文系の学問のイメージは実にバラバラだ。

2015-08-26 10:50:23
渡邊芳之 @ynabe39

「そういうものこそが大事だというのなら俺の分野はかえって追放されちゃうかも」と思う「文系の学者」もいると思う。

2015-08-26 10:51:45