2015.9.20~22開催【第5回 市民科学者国際会議 CSRP】Yurihiranumaさんの関連ツイートまとめ

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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:自分はピッツバーグ大学コミュニケーション学部の助教授。チェルノブイリ事故では多くの教訓が得られた。この発表は、自分の著書「不可視化の政治学:チェルノブイリ事故後の放射線の健康影響についての公的知識」に基づいている。

2015-09-22 09:45:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:2003年に、UNSCEAR報告書がチェルノブイリ事故による放射線の影響は小児甲状腺がんに限定されており、他の疾患は放射線恐怖症によるものだと述べていることにびっくりした。チェルノブイリ事故は大事故だと思っていたので、健康影響も重篤だと思っていたからだ。

2015-09-22 09:47:19
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:当時米国に住んでいたので、ベラルーシの家族や友人に、チェルノブイリ事故による健康影響があったのかを尋ねると、「もちろん。数字は出ているはずだから調べてみれば?」と言われたので、調べてみると矛盾した情報が出てきた。

2015-09-22 09:48:45
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:放射線は感じ取ることができない。食品にも環境にもその危険を告げるものがないとしたら、直接的に経験できない放射線をの危険を感知できるのか。自分の本のほとんどは、不可視化がどのように作られたかということについてのものである。

2015-09-22 09:53:43
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:原因不明の個々の健康問題。公けの問題となることはない。(あれ?英語配信、切れた?)

2015-09-22 09:56:01
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏の和訳スライド内の著書タイトルは、「不可視化の駆け引き」となってますが、最初に影浦氏が言われたように「不可視化の政治学」が正しいですね。

2015-09-22 09:57:47
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ AM 10:00 -----------✄

2015-09-22 10:00:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:ベラルーシでの放射線についての情報はその時の政治によって拡大・縮小された。研究機関も影響された。

2015-09-22 10:02:14
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏: 放射線影響の不可視化の波 1986〜1989年 封じ込めと不可視化 1989〜1991年 爆発的な可視化 1992〜1996年 経済的再構築 1997〜2005年 平常化とリハビリ 2005年〜 ほとんど完全に消失

2015-09-22 10:05:48
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

クーチンスカヤ氏:爆発的な可視化は、ベラルーシの科学者が真実を明らかにしようとした一方、ソビエトの科学者が政治的動機のために線量限度を設定したためだった。(みたいな感じかな)

2015-09-22 10:12:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

質問:2005年以降に消滅したというのは、どういう意味か。 答え:政府に指定された放射線汚染区域がだんだんと縮小されていった。放射線健康影響の認識も。

2015-09-22 10:14:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

藍原さんの発表、あえて英語音声で聞いている。同時通訳の方、優秀。

2015-09-22 10:20:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

藍原さんのアブストラクトはこちらから読めます。 csrp.jp/csrp2015/day3 アブストラクトというよりもアウトラインだけど、英訳した時、最初から最後までの大きなつながりと、「地球市民フクシマ」という概念に感動しました。これは藍原さんでないとできない発表。

2015-09-22 10:24:38
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ PM 1:00 ------------✄

2015-09-22 13:00:01
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(少し書き起こし) ベーヴァーストック氏が、ウィリアムス氏の論文内で福島県の甲状腺検査に関する部分を紹介。チェルノブイリと福島県での甲状腺がん症例の年齢分布のグラフ(縦軸は、年齢ごとの甲状腺がん頻度で、横軸は被ばく時年齢)を提示。 pic.twitter.com/BBAyEO4ZNu

2015-09-22 13:11:02
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(厳密には、発言を原語で書き起こして翻訳しました。) ベーヴァーストック氏:私の見解では、これは、福島での甲状腺がんが放射線誘発性でないことを必ずしも意味するのではなく、チェルノブイリ事故で確立されたパターンに従ってないようだという意味である。

2015-09-22 13:12:36
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏(続):ウィリアムス氏は、過剰診断であると思っておらず、私も、がんの中で診断・手術時に進行したステージが見られたことから、私も過剰診断ではないと思う。 (ここで共同座長の島薗氏が議論開始を促す。)

2015-09-22 13:13:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

議論開始 津田氏:(事故後)最初の3年では、チェルノブイリでも曝露時に10歳以上だった人が75%を占めています。最初に10歳以上で甲状腺がんが増えてきて、それから下の年齢が出てきます。

2015-09-22 13:14:33
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏:まず最初に留意すべきことは、チェルノブイリ事故後に最初に診断された症例は、スクリーニングによるものではなく、触診によるものだったということです。スクリーニングは1996年まで導入されませんでした。

2015-09-22 13:15:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏(続):ウィリアムス氏が言及している最初の6年(10年?)の間、スクリーニングはなかったのです。なので、福島での状況とは異なります。 (ここでのスクリーニングは、超音波検査のスクリーニングという意味で使われていると思われる。触診でもスクリーニングになるし。)

2015-09-22 13:16:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏:スクリーニングがなくても、チェルノブイリでは甲状腺がんが多発しています。さっきお見せした通りです。チェルノブイリでは、1990年まではスクリーニングが行われてませんでした。検診が行われていないにもかかわらず、事故の次の年から甲状腺がんが多発しています。

2015-09-22 13:17:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏:さきほどは、診断時の年齢に関する情報は示されませんでした。さっき示されたのは、事故後1年ごとの増加です。はい、似通って見えるということに同意しますが、福島事故後の年齢分布はチェルノブイリ事故後のものとかなり異なります。

2015-09-22 13:17:36
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏:そのデータは今、ここに持っているので、そこに写し出すことはできます。これと同じデータを。 ベーヴァーストック氏:ウィリアムス氏が言わんとしていることは、単に、福島での症例が放射線影響であるとしたら、チェルノブイリ後にみられたパターンに沿ってない、というだけのことです。

2015-09-22 13:18:26
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ベーヴァーストック氏(続):しかし、私も彼も、福島での症例が必ずしも放射線誘発性であると言っているのではありません。疑問となるのは、なぜこうも異なるのか?ということです。

2015-09-22 13:18:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

津田氏:ウィリアムス氏と同じ方式で示したデータを、今お見せしてもいいですか?(その準備をしている間にいくつかの質問の受け付け)

2015-09-22 13:19:39