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日本近隣のバス輸送改善事例

新潟のBRTが色々と話題なので、日本の近隣で実施されているバス(公共交通)改善の事例などを、いくつか。 末尾に日本国内のBRT近似事例を追加しました。
社会問題 バス 中国 台湾 ソウル BRT 都市交通 公共交通 韓国 路線バス
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せき のりかず @kotonoha_s
さて、バス/BRTの話題が色々と出ているので、近隣国の手持ちネタでも。 まずは台湾・台中市のBRT藍線。 道路中央に専用走行路を持ち、各駅には改札機・券売機を置いて車外での運賃収受を行う、本格的なBRTとして企画・整備されました。 pic.twitter.com/wjSfsnGmFl
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せき のりかず @kotonoha_s
台中市のBRT藍線、基本的には専用走行路を走行しますが、国鉄台中駅の周辺は道路幅員の関係もあり一般車線を走行します。 しかしその区間でも駅施設が整備され、運賃収受は駅で行うスタイルです。 pic.twitter.com/AR54ZuYQ9i
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せき のりかず @kotonoha_s
台中市のBRT、長期間の実証運行の結果、運賃制度が他のバスと違うことの混乱や専用走行路を他のバスが走れないことによる道路交通への影響などを勘案し、運賃制度を一般バスに合わせ、BRT以外もバスレーンを使用することになりました。 pic.twitter.com/mwoTJSa0VA
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台中市のBRTについては、本格的なBRTになっていたのですが、BRT専用レーンを他のバスが使えないことへの批判や、運賃制度が独自のものになることでバスとしてのネットワークが活かせない、という評価もあったようで、結果的には一般バスにレーンを開放し、運賃制度も他のバスと同様にする(駅での運賃収受は取りやめ)ということになりました。 当初のBRTからしたら退化のようにも思えますが、長期間の実証運行(正式開業後のダイヤで運行するが運賃は無料)を続け、その結果導き出された回答ですから、これは尊重すべきなのでしょう。
せき のりかず @kotonoha_s
さて、近隣国のバス/BRTのネタですが、台湾・台中市に続いて台北市の事例をば。 台北市では、かなり以前から道路中央にバス専用レーンを設置して、バスの運行をスムーズにしました。バス接近案内システムも整備して「高度なバス輸送」を実現。 pic.twitter.com/L1vHjYxkt5
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せき のりかず @kotonoha_s
台北市のバスシステムですが、中央走行式バス専用レーンの設置や屋根付き・接近案内など高度なバス停があり、見た目ではBRTに思えるのですが、専用レーン以外に「Rapidに係る施策」が無いので、市としてはBRTと呼んでいないそうです。 pic.twitter.com/A5kPtbQuJ5
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台北市のバス施策で特徴的なのは、逆走バスレーンでしょうか。 台北市内は一方通行の街路でバスレーン「のみ」双方向通行とすることで、分かりやすく便利な運行形態になるようにしています。画像をよく見れば、バスだけ逆送可なのが分かりますかね… pic.twitter.com/K0bQQSZIAI
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せき のりかず @kotonoha_s
さて近隣国のバス/BRTのネタですが、台北市に類似した事例のソウル市の様子をば。 ソウル市では、計画中の中量軌道路線がなかなか建設できず、その代替として「基幹バス」を導入し、速やかに公共交通のネットワーク拡充を図ろうとしました。 pic.twitter.com/Hn8lkMfD5Z
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ソウルのバスシステムは、2004年の「交通改革」を機に大きく変わり、バス路線の白紙改定や経営統合(準公営化)のほか、台北や名古屋、またBRTを導入していた諸都市を参考に、システマティックなバスレーン整備が行われることになりました。 pic.twitter.com/UEL8XuhzG5
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せき のりかず @kotonoha_s
ソウルのバスシステムの特徴は、要所に追い越しレーンを設置して、停車中の先行車を追い越したり当該バス停を通過する急行系統の運行に配慮したことで、これの効果もあってかバスの運行はスムーズかつスピーディーになりました。実質的BRTですね。 pic.twitter.com/G07pUoaRqW
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せき のりかず @kotonoha_s
さて近隣国のバス/BRTのネタですが、ソウル市のバスは運行システムを大改革したのも大きな特徴。 バスは幹線・支線・マウル(市街地内短距離)・広域(都市圏内中距離急行)の4系統に再整理。系統番号もルールを決めて付番しました。 pic.twitter.com/EZqLGN8moO
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ソウルの交通改革では、バスの運賃が都市鉄道と完全統合され、ICカードで乗車すれば、バス同士だけでなくバス-都市鉄道との乗継でも運賃は通算され、事業者どころかモードの差も超えて、とても使いやすく便利な公共交通ネットワークになりました。 pic.twitter.com/gsqMmUng8T
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ソウルの公共交通改革は、当初は大混乱だったものの、定着すれば「これは便利」と人気が出て、周辺自治体もこのシステムに相乗りすることに。今ではソウル近郊圏どころか、かなりのローカルエリアも含む広域で共通運賃制度が適用されます。 pic.twitter.com/FBUm4cVC84
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ソウル市の都市圏共通運賃制度(首都圏大衆交通統合運賃)は、都市鉄道で用いていた共通運賃(ソウル都市圏は現在7社9事業体同じ運賃制度を採用※一部会社は割増あり)を、バスにも拡大する形で始まりました。目的はソウル市の自動車交通分担率を下げ、公共交通分担率を上げることで、これは市内だけで施策を打っても片手落ちということで、周辺自治体にも拡大を持ち掛け、それに京畿道や仁川広域市が応じた、という流れだそうです。
せき のりかず @kotonoha_s
ソウル都市圏の共通運賃制度、ここ数年の運賃改定でちょっとややこしいコトになってるな… 基本ルールは「乗継利用時は都市鉄道運賃をベースに通算」で、広域バスなどを利用した場合は、通算運賃がその額になるまで加算されないとのこと。 pic.twitter.com/KGks5mDGx8
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さて近隣国のバス/BRTのネタですが、ソウル市の改革に強く影響されたのが、周辺諸都市・郡部を管轄する京畿道(県に相当)で、ソウル市に準じた準公営制と路線設定権を道が持つことで、都市政策として望ましい路線を実現しやすくなりました。 pic.twitter.com/ExoekjNvX0
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ソウル市のバス改革に影響され、バス路線の設定権を得た京畿道ですが、色々と工夫をしています。 ソウル市への極度な集中を緩和すべく政府が打ち出した「都市機能の郊外移転」に対応するべく、ソウル市内と近郊諸都市を結ぶ広域急行バスを強化。 pic.twitter.com/Gz1ySi2L9C
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韓国のバス改革では、京畿道が戦略的な路線設定に打って出たりしています。 都市機能の郊外移転を受け、ソウル市街の周縁を取り囲むソウル外環高速道を活用し郊外同士を高速道経由で結ぶ急行バスネットワークを設定し、利用も定着しています。 pic.twitter.com/XGyJF6RkeC
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さてソウルのバスに触れましたが、ソウル都市圏では、市営、道営に次ぐ「第三の陣営」があったりします。 国土交通部(日本の国交省相当)が企画・運営する「M_bus」で、都市鉄道など基幹軸から離れたエリアなどに戦略的に設定されています。 pic.twitter.com/n3DYxivQ0M
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韓国・国土交通部が運営するM_BUSの一番の特徴は「ICの乗降チェックによる残席管理を基にした定員制」で、ICカード利用率が非常に高いことを前提に、ICリーダーで乗降管理と残席数をリンクさせ、あと何人乗れるかをフロントガラスに掲示。 pic.twitter.com/CgEORlTL97
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韓国のM-BUSが採用した「ICカードの乗降管理を基にした残席表示」は、良いものはすぐ採り入れる(真似る)韓国らしく、今では京義道の広域バスの標準サービスに。スマホアプリでもリアルタイムな残席が確認できます。 pic.twitter.com/EPBr1kBeur
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せき のりかず @kotonoha_s
近隣国のバス/BRTのネタですが、韓国と言えば忘れてはいけないのが、世宗市のBRT。 両端の既存駅アプローチ部分以外は専用レーンを確保し、交差点などでは市街地内の一部を除き立体化されている、本格的なBRTレーンが用意されています。 pic.twitter.com/BJTOl16Vgy
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韓国・世宗市のBRTですが、当初は道路に仕込んだ磁気マーカーで誘導する「自動操舵型」の連節バスが導入される予定で、それに合わせてホームドアも設けられていましたが、自動操舵は不調だったようで一般バスの専用車による運行に変更されました。 pic.twitter.com/ovRIrNsVjo
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せき のりかず @kotonoha_s
韓国・世宗市のBRTですが、使用車両こそ一般的なバスに変更されましたが、ほぼ完全立体化されたバスレーンは今も活用されています。ただ、ホームドアは無用の長物になってしまいましたが(苦笑) youtu.be/R0OLzVvzDF0 (You tubeから拾いました)
せき のりかず @kotonoha_s
さて日本近隣のBRTの様子ですが、You Tubeから幾つか。 まずは中国大陸・広州市のBRTの様子。一般人の撮影のようでブレが大きいのですが、それも臨場感でしょうか。車窓からは物理的に仕切られた専用走行レーンが見てとれます。 youtu.be/en4Pr5JIu7w
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コメント

yuk1ea6e @yuk1ea6e 2015-09-07 21:01:33
信用乗車の仕組みも定時性には重要ですよね。よいまとめをありがとうございます。
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