先行調査について（発見率、リンパ節転移、男女比、チェルノブイリとの比較…）

シュー @shu_n148

福島の事故時年齢のグラフは検診を続ければ左にシフトしていって横一線に近づく感じかな twitter.com/hayano/status/…

ryugo hayano @hayano

（よく知られたことだとは思いますが，改めて参考出品）【チェルノブイリと福島：子どもの甲状腺ガン患者の事故時の年齢分布を比較してみる】（Cardis他 (1999)の論文の図に，８/31の福島県民健康調査検討会資料を重ねたもの） pic.twitter.com/Z26jqhMspk

2015-09-03 21:49:32

シュー @shu_n148

今後、事故時年齢の低い層から甲状腺癌がみつかってきて全体に占める割合が高くなってくるのは当然のことなので、検査時年齢で１０歳未満が増えてくるかどうか、或いは10代前半の受診者あたりの発見率（他の年齢との比較でなく）が時間とともに増えていくかどうか

シュー @shu_n148

事故後５年経過すれば事故時５才の子供も１０才になり事故の影響がなくても甲状腺癌のみつかる年齢になってくるし、癌と診断される人の平均年齢は、事故時年齢だけでなく検査時年齢でみても下がっていく。それを、事故の影響だと分析して騒ぐ人が出てくるのは目に見えていて頭が痛い

早川由紀夫 @HayakawaYukio

@shun148 「事故後５年経過すれば　、癌と診断される人の平均年齢は、事故時年齢だけでなく検査時年齢でみても下がっていく」のが理解できません。18歳以上が受診しなくなり、検査集団の平均年齢が下がるからですか？

シュー @shu_n148

@HayakawaYukio 初回と２巡目以降の違いです。初回検診では年齢が上がるほど長い期間の発生分を掘り起こしますが、2巡目は全年齢共通の検査間隔になるので上の年齢ほど初回からの下がり幅が大きくなります。 twitter.com/shun148/status…

シュー @shu_n148

初回スクリーニングでは年齢が上がるほど長い期間に発生した分の蓄積効果があり、それと比べると本格調査の年齢分布は勾配が緩やかになる。さらに高い年齢の受診率が低下しているため、低年齢層の割合は相対的に高くなる。検査時１０歳未満はみつかっていないし、年齢分布からは事故の影響はみえない

2015-11-30 23:29:24

シュー @shu_n148

Ｖ列は先行調査、Ｅ列は本格調査以降の年齢分布で、微分積分のような関係。低年齢層では両者の線が重なり差は小さくなる。 twitter.com/sushikubo/stat…

Seiichi Ushikubo @sushikubo

メモ pic.twitter.com/WK7mpjXvSc

2015-12-02 15:47:52

シュー @shu_n148

リンパ節転移が７５％も！といってもそれはｐN（顕微鏡的リンパ節転移）の話で、甲状腺乳頭癌にリンパ節郭清を行えば一般的にそのくらいみつかる。1センチ程度でもそこそこの割合で顕微鏡的リンパ節転移をおこすことがわかったというだけ（前からわかっていたことかも知れませんが）

Susanna Yukari Oseki @niigatamama

@YuriHiranuma 顕微鏡的な検査で見つかる微小甲状腺癌のリンパ節転移は、こういう説明も。　kuma-h.or.jp/index.php?id=44（甲状腺の手術＞悪性腫瘍に対する手術＞甲状腺の微小癌）

シュー @shu_n148

甲状腺乳頭癌はリンパ節転移を起こしやすく、リンパ節郭清を行うと80％程度に転移がみつかるのに非郭清部位からのリンパ節再発は10％程度。低リスクタイプの癌に伴う顕微鏡的リンパ節転移には生涯顕在化しないものが多く含まれると考えられる。 twitter.com/yotayotaahiru/…

あひるっくす第4形態（ただいま進化準備中） @yotayotaahiru

｢甲状線がんの診断・治療と今後について｣杉谷巌先生 youtube.com/watch?v=E1__B0… @youtubeさんから←日医大の内分秘外科の先生で前職はがん研有明病院。乳頭癌について、普通の癌の常識と異なる特性を有明病院の「手術後35～45年の経過観察結果」の資料も交え説明

2015-06-29 01:02:19

シュー @shu_n148

福島と同様に韓国の例からも、甲状腺癌の一般的な特徴として微小癌の段階からリンパ節転移や皮膜外浸潤を起こしやすく、超音波検診では防げないことが示唆される。 twitter.com/cyborg0012/sta…

cyborg001 @cyborg0012

また、同論文は、「検査能力の向上で微小癌が急増しながら、リンパ転移や浸潤の割合が予想されたほど低下していない点」を指摘する。筆者たちは慎重であるが、過剰診断論では説明がつかない重要論点であろう。 pic.twitter.com/jHJCZBvouU

2015-09-22 16:51:31

シュー @shu_n148

甲状腺癌のハイリスクというと、腫瘍径≧４ｃｍ、リンパ節≧３ｃｍ、高度な他臓器浸潤、遠隔転移などだけど、検診発見の微小癌に手術を勧める場合（リンパ節転移、将来の臓器浸潤の可能性など）もハイリスクと言われていて、まぎらわしい。わざと混同させているのではと思うことも。

シュー @shu_n148

甲状腺って気管の前に張り付いた薄っぺらい臓器。「気管や反回神経に近接、もしくは被膜外浸潤が疑われた」微小甲状腺癌を手術適応とするとほとんどが手術適応になりそう。

シュー @shu_n148

.@shun148 悪性度が高くなくても発生部位がたまたま気管や神経に近かったり被膜に接していたりすると念のために「高リスク微小甲状腺癌」として手術適応になっている。それを、ほとんど手術されてるから高リスクばかりだとか転移浸潤癌だとかいうのは違うと思う。

シュー @shu_n148

チェルノブイリでは４、５年目から甲状腺癌が急増したという説明は間違いだし、エコーをやっていればもっと早くから急増がわかっていたはずというのも間違いだろう。見かけの急増は検査体制の変化を反映したスクリーニング効果で、チェルノブイリでも発生の増加はもっと緩やかだったと思われる。

シュー @shu_n148

チェルノブイリで初期からエコーによる調査が行われていれば、初期にベースラインの大きな山があって、一旦減った後に５年後あたりから被曝の影響による増加（特に１０才以下で）がみられたんだろう。

シュー @shu_n148

このあたりのことを図にするとこな感じ（縦軸は年間罹患率、スケールはテキトー）。福島の方は年齢効果を無視したイメージ。 pic.twitter.com/0RTKBeqlPk

拡大

シュー @shu_n148

@King_Tamaishi まず触診による検診から始まって、９０年頃から一部の施設や調査グループでの超音波検診の導入、普及と段階的に検診精度があがっていき、それにつれて自然発生分の診断も増えていったと考えました。

シュー @shu_n148

@King_Tamaishi 質問を勘違いしていました。チェルノブイリで初期から超音波検診が行われた場合というのは福島のような状況で、年度ごとの年間罹患率のグラフをつくれば、福島でも２４、２５年度にピークのある山になると思います。

シュー @shu_n148

@King_Tamaishi 1年間で全員の検診を終えて毎年検診を行えば初年度にはっきりした山ができるし、福島のように3年かければゆるい山になるし、検査間隔を5年あけると同じ山が繰り返されたり、検診のデザインによっていろいろな形になると思います。

シュー @shu_n148

地域では差がないが自治体で色分けすると西会津で癌の発見がなく明らかに差があるという主張。しかし、癌のみつかった下郷町と会津坂下町を結ぶ線で分ければ、西側の受検者数は３８００人ほど。１人見つかれば他地域とそんなにかわらなくなるレベル。 kobe-np.co.jp/news/iryou/201…

シュー @shu_n148

0人だから少ないように見えるだけで、１人みつかれば他地域並み、２人みつかれば平均以上というレベルで「明らかに少ない」とは言えないだろう。言えるのは「差があるかも知れないし、ないかも知れない。今のところ明らかな差は確認できない。」くらいだろう。（統計はわからないので計算できない）