自衛隊法制改正、改正内容(仮)

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

さて、次は早くも最大の毒まんじゅう、「「存立危機事態」」のことを考える。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」において部隊を出動させることができる、ということが最大の変更点であるが、反対者はあることを見落としている（続く

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、（中略）明白な危険がある事態」にて出動を命ずることができるとあるだけであって、「我が国と密接な関係にある他国」の側に立って戦うとまでは書いていないのである。もし、ある国に肩入れする形で出動すれば、それは今まで通り違憲である。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

他の改正条文では他国の領域に足を踏み入れる場合には必ず当事国の合意を取り付けることが求められているのに、存立危機事態ではそのような条件付けはされていない。つまり他国の了解なく行動できる領域か、すでに了解を得ている地域でしか活動できないことを意味している。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

それが何処かというと、賢明なフォロワーの皆さんはお分かりいただけることと思う（呪いのビデオのナレーション風に）。 日本本土や海外基地、そして公海である。

扶桑委員会 @fussoo_moe

ということで結局国民次第ですよ的なことでお茶を濁してﾁｬﾝﾁｬﾝ。以上で連投終わります。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

@fussoo_moe お疲れ様です。僕も改めて一通り改正条文を読んだりしましたが、えらい骨が折れました。

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche 集団的自衛権が日本の場合後方支援と武力行使の二段階に明確に分かれてて、どの場合にどれが適用されるのか緻密に読み込まないとわかりにくいんですよね。これにさらに武器の使用と武力の行使も区分してるので、さらにごっちゃになるという。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

@fussoo_moe ただそのように明確にアイソレーションを図らないと、行動に無用の制約が加わったり、現場の判断ミスがより大きな事態になって外交レベルで傷口をふさぎきれなくなることもあります。法案作った人は相当苦労したでしょうね。

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche あとこの法案の理解が進まない要因の一つに、全面戦争とそれ以外の自衛隊の活動、というものの認識が国民に広く共有されていないんじゃないかと。自衛隊が参加する軍事作戦＝全面戦争、というのが大方の理解で、その理解は直感的に普通のものなので。

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche しかし現実においてはソマリア沖海賊対処のようなグレーゾーン事態における自衛隊の軍事行動が今後増えていくだろうと予想され、またそれについて今回の法案が大きく手当てしていることがいまいち知られていないのではないかな、と。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

@fussoo_moe 畑を耕すように続けてきた国際協力活動や共同訓練ですが、なかなか知られていないですものね（防大に韓国やベトナムの留学生がいるというと驚かれますし）

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche それもありますが、国際協力に自衛隊が出て行くことを「軍事作戦」とは認識されていない気がするのです。だからここに集団的自衛権が絡むことが理解できない。先の熊谷市長の呟きのまとめを見てそれを感じました。想定が全面戦争しかない。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

@fussoo_moe 確かにそうですね。有形力の行使や武力行使、これらに関与する行動が実は国際貢献活動には裏返しで存在していることというのは、外交をかじっていないとわからないですね

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche また、先のまとめの熊谷市長の「自衛隊が天秤を傾けるような戦いでなければ参加する必然性がない、米軍がいて有利なら参加する意義が見当たらない」かのようなのも、下手にリアリズムに染まりすぎてるなという感じが。外交をドライに捉えすぎていて。

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

@fussoo_moe そこで湾岸戦争を引き合いに出して「要請主義で支援するとかえって損ですよ」と伝えたのですが、果たして理解していただけたかどうかわからないですね。

扶桑委員会 @fussoo_moe

@ChromeBranche 湾岸、カンボジア、アフガニスタン、イラクと経てそのあたりは理解されてきたのかなと思ったのですが、熊谷市長レベルでその認識だと一般国民や政治をかじってる程度のひとらはそういうマキャベリズム的なとらえ方しかしてない可能性があるんですよねぇ……

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

消灯です。

SCARFACE1 ◆p3oGnOnHFA @SCARFACE1_UJF

@ChromeBranche つ【電源を抜く】

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

平和安全法制について、昨日は自衛隊法の改正内容を中心に考えていたが、今夜は新設法である「国際平和支援法」について考える。内閣府は本法案を「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律」と記述しているが、憲法に抵触するかどうか検証する

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

参考：cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu…

白瀬伸一(Utari Epunkinekur) @ChromeBranche

国連総会や安保理において、支援対象となる外国が国際社会の平和及び安全を脅かす事 態に対処するための活動を行うことを決定し、要請し、勧告し、又は認める決議または当該事態が平和に対する脅威又は平和の破壊であるとの認識を示すとともに、当該事態に関連して国連加盟国の取組を求める決議（続く