「タラントンの喩え」をどう読むか ~ キリスト教の反デフレ的側面

新約聖書マタイによる福音書25:14「タラントンの喩え」 ~主人が旅行に出かける時、僕たち3人を呼び自分の財産をそれぞれ5タラントン、2タラントン、1タラントンを預けて旅に出かけた。 5タラントン預かった者は商売をして他の5タラントンを儲けた。 同様に2タラントン預かった者は他の2タラントンを儲けた。 続きを読む
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くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield では、日本書紀の一文をもって「神道にはこういう側面も」って解釈ありですか?

2011-01-10 02:02:27
くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield だから、キリスト教関係ないよね、って。

2011-01-10 02:02:43
WARE_bluefield @WARE_bluefield

@kuroseventeen 史記や漢書も創作が多いけど、それよりさらに日本書紀は創作が多い、みたいな感じ。

2011-01-10 02:02:50
WARE_bluefield @WARE_bluefield

@kuroseventeen まあ、ありだけど、日本書紀は神道の正典ではないから、津西さんの論法以上に、抽象度なり相対度が強い言論になる、つまりノストラダムスレベルに近づく、って感じ。

2011-01-10 02:06:24
くろ @kuroseventeen

もしかして「関係ない」を「全く関係い」って読まれたのかな?だとすると心外。もし、そういう読み方をする人がいるなら、何かの関係るものはその「何かはベケペケ」って言われても許容するのかな。だとしたら、すごくイヤだ。

2011-01-10 02:06:52
くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield ある文章をノストラダムス的な文章である属性にひっつけてもいい、ってならまあ、いいです。いいというのは、法規制しろってことじゃないですよ。そういう価値判断なら、何でも言えるなあ、と。ある属性と何かに関係があるなら何を言ってもいいなら。

2011-01-10 02:08:57
WARE_bluefield @WARE_bluefield

@kuroseventeen うーん、デタラメが言い過ぎなら、史実として参考になる要素が少ない、と言っておきます。

2011-01-10 02:11:08
くろ @kuroseventeen

もし、ToHeartのマルチが実現したら、彼女は人間だろうと思う。「ヒト」ではないだろうけど。

2011-01-10 02:11:19
くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield で、うちが聖書の文章はデタラメとは言ってないですけど。あの時代でありえた文章であることに反対はしてないんですけど。

2011-01-10 02:12:21
WARE_bluefield @WARE_bluefield

@kuroseventeen そりゃ何でも言えるけど、ノストラダムスの予言のような抽象度が高いすぎる詩文と、新約聖書のような個別の文面を一応ある程度は共通の理解で読める文章はまた別じゃないですか? 訓話として多義的な解釈が可能って事かと。

2011-01-10 02:14:50
くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield マタイ25章を反デフレと読むのとノストラダムスの世界が破滅するにどれくらい差がありますか?

2011-01-10 02:16:39
WARE_bluefield @WARE_bluefield

@kuroseventeen それを言い始めると、日本書紀だってあの時代でありえた文章でしょう。私も眠くなってきたので寝ます。中途脱退で申し訳ない。

2011-01-10 02:16:42
くろ @kuroseventeen

@WARE_bluefield そして、マタイ書の作者はそういう意図はなかったであろう、ってことを書いたのですが。

2011-01-10 02:17:16
himohimo @ad_s_c

@kuroseventeen えぇ。それでいいとおもいます。

2011-01-10 02:18:28
WARE_bluefield @WARE_bluefield

メスキータの『ゲーム理論で不幸な未来が変わる!』読了。非常に面白かったんだけど、一番興奮したのが終章の12世紀以降のカトリック教会と世俗権力のパワーバランスを解析してるパート。

2012-06-10 06:30:17
WARE_bluefield @WARE_bluefield

以前「キリスト教は親デフレか? 反デフレか?」とそれに付随してキリスト教における利子を付けた貸出に関して論争になったんだけど、読了して一つの解答を得たね。http://t.co/UaspIcUh

2012-06-10 06:30:49
WARE_bluefield @WARE_bluefield

結論から言うと12世紀以降のカトリック教会は、明確に親デフレにして反経済成長ということになるかと。1122年のヴォルムス協約で成立した、カトリック教会と世俗権力との間に成立したパワーバランスというかインセンティブ構造が解析されてるわけなんだけど、

2012-06-10 06:32:20
WARE_bluefield @WARE_bluefield

ざっくり要約すると、協約でカトリック教会は司教区の司祭叙任権と税収権を確保する一方、世俗権力側は司祭叙任に対する承認件(拒否権)得ている。さらにもし司教区の司祭が空位になった時は税収は世俗権力側に入る。

2012-06-10 06:32:36
WARE_bluefield @WARE_bluefield

以上の構造が成立した結果、カトリック教会側は、確実に税収を確保する為には、司祭の叙任を滞り無く行う必要性にかられるわけ。そしてその為には司教区の経済成長抑えこむことで世俗権力側に拒否権を発動させないことを目的にした政策を推奨することになる。

2012-06-10 06:33:20
WARE_bluefield @WARE_bluefield

ということで、カトリック教会側は、聖書を曲解することで利子を付けた貸出を禁止したり、生産性が上がるような技術革新を阻害にするようになる。以下引用。

2012-06-10 06:33:36
WARE_bluefield @WARE_bluefield

「現代では、中央銀行は金利を上げて成長のスピードを抑える。それとちょうど同じように十二世紀の教会も、金貸しは天国に入れないぞと脅して金利を上げることで、成長を抑えられたはずである。(続く)

2012-06-10 06:34:18
WARE_bluefield @WARE_bluefield

(続き) これを正当化するために教会は聖書を利用したが、初期キリスト教の教えや聖書のなかに金貸しを禁止する教養はないというのが、教会法学者たちに広く支持されている見解である」

2012-06-10 06:34:40
WARE_bluefield @WARE_bluefield

「教会は『怠惰は悪魔の所業」という見解を世に広めはじめたのである。世俗領域に機械や省力テクノロジーが普及するのをふせごうとしたのだ。(略) 経済発展が抑えられれば、教皇が自分に忠実な者を司教にできる確率が高まる」

2012-06-10 06:35:02
WARE_bluefield @WARE_bluefield

以上は、徴税権を確保した既得権益側が、なぜ税収を上げる政策を行わずに、確実に既存の税収の確保に血祭りをあげるのか、って疑問への解答にもなってるように思える。さらに面白いのが、こういった政策の従事者達は「我らは道徳的に正しい行いを推奨しているのだ」と信じていること。

2012-06-10 06:35:22
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