石炭灰の放射性同位元素の「濃縮」

コメント欄含め、主題がどう移り変わるかを見てみてください。 (→最終的には、鶴さんはすべてのまとめ中のツイートおよび400個以上あったすべてのコメントを消すという行為に。)
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山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

濃縮の考えで大事なのは、目的成分です。何をターゲットとしているのか、これが肝要なところで。例えば濃縮還元のジュース、これは元の果汁成分、つまりは水以外の成分をターゲットにしています。しばしばこの目的成分は、表現上省略される傾向があります。言わずとも明らか、ということでしょうが。

2015-10-03 09:06:41
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

食塩水の蒸発による(食塩成分の)濃縮、この現象を水成分側からみたら、これは希釈なんですよね。濃度低下とも言えます。このように、何をターゲットとしているか、これをはっきりさせる必要はあります。文脈から普通は判定しますけどね。

2015-10-03 09:10:02
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

この種の話は科学で出てくることが多いので、本質追求で考えると、まず勘違いすることはあまりないのですが………。

2015-10-03 09:13:09
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

本質を理解しようとする動機は大事だよ。これがないと、コトバを弄するアソビだけになってしまう。

2015-10-03 10:04:53
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

concentration の対訳が「濃度」だけしか出せないとは。。。まぁ、鶴さんもツイ消ししてしまったようで、これはここで終わりにしましょうね。

2015-10-03 14:07:11
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

思いっきり、濃縮、って書いてありますがな。そのまんま。

2015-10-03 21:45:23
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

もし、勝ち負けにこだわりたいなら、相手の得意な分野は知ってた方がいいです。化学の単位操作や鉱工業の学術用語で、オレにつっかかってもいいんですが、オレが一番得意な分野だというのは、その前に気が付いたが良いのでは。

2015-10-03 21:59:31
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

学術用語は、本職が作り育て、分野の同意を得ながら移り変わってゆくものだからです。事象・現象があり、それを専門家が調べ、あらためて言葉の用法や定義・再定義ができます。

2015-10-03 22:03:02
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

@conAGW_proNuc お得意のはぐらかし、すり替え、煙巻きのコトバアソビはもう飽きました。本質を考えられるようになったら、またどうぞ。

2015-10-03 22:58:00
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

@conAGW_proNuc ま、これはここまでですね。主題からどんどん遠ざかってるから。鶴さんの主張を明らかにしたいので、ここまで、トゥギャッターでまとめますね。

2015-10-03 23:18:34

--文章を追加します。

José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

比放射能には2つの概念がある 一つは,物理学的な比放射能 放射能をその核種の質量で割った値 核種に固有の値を取る 一つは,放射線管理的な比放射能 廃棄物の中に含まれる特定の核種の放射能をその廃棄物の質量で割った値 1kgあたりに混入したRIの割合を指す これが混乱のもと

2015-10-12 19:03:15
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

例えば前者の「比放射能」はCs137の場合で,約3000TBq/kgの値になる これはCs137核種だけを1kg分集めたら,3000TBqになりますという意味 この値は核種の半減期,質量数,アボガドロ定数だけで求まる値であるので核種に特異的で,我々の慣性系で不変の値

2015-10-12 19:10:47
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

一方後者の「比放射能」は,焼却灰や汚染水の中で元素の濃縮かあるいは核種の濃縮が起きれば変化しうる 分子が核種の放射能,分母が溶媒の質量となっているためだ 焼却灰中のセシウム汚染廃棄物の割合が増えれば,「比放射能」は上がる 汚染水に清潔な水を加えて薄めれば「比放射能」は下がる

2015-10-12 19:13:52
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

この2つの「比放射能」の次元は両方ともBq/kg,(放射能)/(質量)となる 両者を誤解なく扱うためには,特に後者の方の呼び方を変えなければならない 放射線管理学では後者を「単位質量あたりの放射能」あるいは「放射能濃度」という ※放射能濃度はBq/Lも意味するので注意

2015-10-12 19:17:13
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

このように単位の次元が同じだけで【まったく違う物理量】を指すことがあるので,闇雲に測定値の単位だけを見て結果を判断,あるいは背景にある現象を類推するのは大きな間違いだ 単位を見て,その現象を判断しろというのは何の測定値で,どの単位系で測ったものか理解しなければなんの意味もない

2015-10-12 19:20:49
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

放射線物理学上,放射能の単位は質量の単位とイコールである認識がないとこの話の理解は難しいかもしれない…… Cs137の放射能が10TBqだと言われたら,我々はそこにあるCs137の質量は3.2gで,物質量(モル数)は0.032molだと計算することが可能なんだ

2015-10-12 19:31:02
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

いま求めた10TBq = 3.2gという関係式から,改めてCs137の比放射能を計算してみるといい 1.0×10^13 Bq/(3.2 × 10^-3 kg) ≒ 3.0 ×10^15Bq/kg = 3000TBq/kgになるはずだ このように比放射能は不変の値を保つ

2015-10-12 19:33:56
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

ぼくがこれだけ口を酸っぱくして警告したいのがこのまとめ togetter.com/li/882049 このまとめ中の多くの発言者が2つの「比放射能」を混同している 単位質量あたりの放射能を比放射能と読んでいる

2015-10-12 19:42:00
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

某氏の「比放射能 [Bq/kg]で計算してみてね」という発言がすでに誤り ここでは「放射能濃度」または「単位質量放射能」と言うべきだった

2015-10-12 19:47:48
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

僕が言いたいことはただ一つ,お前ら「放射線概論」くらい読め

2015-10-12 19:51:28
José S. P. 🎗️ @JoseSighJunts

なお,放射線概論は昨今の法令改正(クリアランスレベル導入など)のため,放射線関連法規の分野は旧版の内容では使いものにならないので,是非とも新版の購入を推奨する

2015-10-12 19:55:06
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

すみません。詳しい方から指摘を受けました。比放射能という言葉は、使い方が二つあり、純粋なアイソトープの単位重量あたりの持つ放射能、という用法の方が正当なんだそうです。確かに specific radioactivity という言葉からは、その意味が取れます。

2015-10-12 20:25:47
山猫だぶ㌠ @fluor_doublet

混同を避けるため、先のまとめは、単位重量あたりの放射能、という言葉に訂正します。すみませんすみません。

2015-10-12 20:27:37