「考える力」をどう養うか・・・授業改革と受験改革の提言

「正解」をたくさん覚えることだけに専念してきた従来の教育。そのために疑うことを知らず、新発見をしたのにそれを「間違い」だと考えてしまう硬直性。これを打破するにはどうしたらよいか、考察してみた。
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shinshinohara @ShinShinohara

例えば各大学の合格者のうち、上位10位の評価を受けた「非常に意外な物の見方を提示した作文・小論文」を、本人同意の上、公開する(受験者の名前は伏せる)。意外な見方を提示した方が高評価が得られることが実感できれば、その作品を参考に授業が変わるだろう。受験が変われば授業が変わる。

2015-10-27 09:29:45
shinshinohara @ShinShinohara

「正解」をひたすら覚えるだけ。疑いもせずに。 そんな授業になってしまったのは、大学受験が「正解」の数を評価するだけになっていたからだ。学校の授業は、受験が何を求めるかで決まるところ大。ならば、受験の評価システムを変えた方がよい。

2015-10-27 09:32:03
shinshinohara @ShinShinohara

国語以外の科目は「最も強力な仮説」である「正解」を正確に記憶する、従来のやり方を基本的に踏襲する(内容はもっと減らしてよいと思う)。国語は、他の科目の内容を題材にして、様々な角度から観察することを訓練する。受験は意外性を評価するシステムに変える。これでずいぶん変わるだろう。

2015-10-27 09:54:32
shinshinohara @ShinShinohara

「正解」(先輩科学者たちが懸命に見つけてくれた「強力な仮説」)も知っている。そしてその「正解」を様々な角度から見ることの面白さも知っている。それは将来、各分野の専門家になる力ともなり、社会の中でいきいきと人生を送る力ともなるだろう。

2015-10-27 09:38:39