岡山大・津田敏秀氏の論文の問題点を解説した英語YouTube動画"Fukushima Thyroid Cancer?"
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parasite2006
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nao
@parasite2006
YouTube動画”Fukushima Thyroid Cancer?”より：年齢別の発癌リスク（5歳刻みの人口10万人あたり発生件数） pic.twitter.com/6wltWlPTQk
2015-10-29 06:39:13
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hiroki
@hirokiharoki
これは、放射線バイオロジーの基礎的な事柄だ。そしてこちらのグラフがチェルノブイリ事故の年齢別甲状腺がんデータ。チェルノブイリで原発事故発生時に、最も若かった子供達が一番影響を受けていて甲状腺がん発生率が高い。放射線バイオロジーでの予測通りだ。
2015-10-28 22:46:53radiobiology=放射線生物学
nao
@parasite2006
YouTube動画”Fukushima Thyroid Cancer?”より：チェルノブイリ事故後の甲状腺癌の年齢分布（年齢は事故発生時） pic.twitter.com/IRHgMGhA3D
2015-10-29 06:42:06
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hiroki
@hirokiharoki
だが、この、今現在までのところの、福島第一原発事故後の福島のグラフを見てほしい。 甲状腺がんスクリーニング検査で、もっとも若い子供への影響が、まるっきり見られない。もしも放射線の影響で甲状腺がんになったとしたら、もっとも若い子供への影響があるはずだ。
2015-10-28 22:47:19
nao
@parasite2006
YouTube動画”Fukushima Thyroid Cancer?”より：東京電力福島第一原発事故後の甲状腺癌の年齢分布（1巡目確定結果の悪性+悪性疑い、年齢は事故発生時） pic.twitter.com/qboSCn8MaD
2015-10-29 06:44:34
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hiroki
@hirokiharoki
こちらのグラフは、福島での原発事故前の、日本の甲状腺がんデータだ。福島第一原発事故後のデータと重ねてみると、傾向が一致する。 これでもう明らかだろう。我々は、福島原発事故後の放射線の影響による甲状腺がんのデータを、いまだ目にしていない。
2015-10-28 22:47:30
nao
@parasite2006
YouTube動画”Fukushima Thyroid Cancer?”より：東日本大震災前の日本のがん統計（1975-2007）による甲状腺癌の年齢分布 pic.twitter.com/bOj0mdUfcA
2015-10-29 06:49:48
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nao
@parasite2006
YouTube動画”Fukushima Thyroid Cancer?”より：チェルノブイリと福島の甲状腺癌の年齢分布の比較（年齢は事故発生時） pic.twitter.com/AGfniaM1vz
2015-10-29 06:52:35
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hiroki
@hirokiharoki
もう一方の、この論文を基にし、福島の現時点でのデータが、原発事故後の放射線の影響だというのならば、我々は放射線バイオロジーの教科書を書き換えなければならなくなる。もっとも影響があるのは、一番若い子供達ではない、と。
2015-10-28 22:47:38
hiroki
@hirokiharoki
しかし、もっとシンプルで素直な説明をするのなら、「今現在は(甲状腺がんへの)福島原発事故後の放射線影響は出ていない」と言えるだろう。これは、検査を行っている福島県立医科大学の科学者達の見解と同じだ。
2015-10-28 22:47:47
hiroki
@hirokiharoki
もしも(甲状腺がんへの)影響が出るとしたら?、いつ? に関して、この年齢グラフがキーとなり参考になるだろう。 私も、この関連情報を、今後数年間は注視して見てゆく。
2015-10-28 22:48:04動画の説明欄にある引用したサイトや論文画像のリンク一覧です。カッコ内に和訳を添えて以下にご紹介します。
Study critiqued（批評対象の論文）
Tsuda et al. (2015). Thyroid Cancer Detection by Ultrasound Among Residents Ages 18 Years and Younger in Fukushima, Japan: 2011 to 2014. Epidemiology. Oct 5. http://pubmed.com/26441345
Contrary opinion of Fukushima Medical University scientists conducting the screening campaign:
（甲状腺検査を実施している福島県立医大の科学者の意見と反対意見）
http://fmu-global.jp/?wpdmdl=710
http://www.cancernetwork.com/ata-2015-thyroid-cancer/role-fukushima-radiation-unclear-pediatric-thyroid-cancers
Study predicting magnitude of detection bias in the Fukushima screening campaign:
（福島の甲状腺検査の検出バイアスの大きさを推定した研究）
Jacob et al. (2014). Ultrasonography survey and thyroid cancer in the Fukushima Prefecture. Radiat Environ Biophys. 53(2):391-401. http://pubmed.com/24398917
And: Radiat Environ Biophys. 2014 53(2):403.
（このリンクはまとめ主が追加しました。スライドにはこちらに掲載された検出率の推定値の数字が使われています：
http://link.springer.com/article/10.1007/s00411-014-0528-7）
Slide show by Jacob:
（Jacob博士のスライドショー）
Expected influence of the accident on thyroid cancers
https://ec.europa.eu/energy/sites/ener/files/documents/Peter Jacob Expected influence of the accident on thyroid cancers November 2014 (final).pdf
Screening prevalence cited @ 3:05 is from the same source data used by the headline study here, in Table 8, page 9
（スクリーニングによる検出率の実測値の出典：福島県民健康調査の甲状腺検査1巡目の確定結果英語版）
http://fmu-global.jp/?wpdmdl=1222#page=9
Graph @ 4:10 derived from:
（年齢別の癌リスク）
http://www.nap.edu/read/11340/chapter/14#311
[2015.10.30追記]
この資料は米国科学アカデミーの「電離放射線の生物影響に関する委員会（BEIR）」が2006年に作成した報告書第7版=BEIR VIIで、「低線量電離放射線の健康影響」（Health Risks from Exposure to Low Levels of Ionizing Radiation）と題されています。http://bit.ly/1XCMLlz
Graphs from 4:25 derived from:
（チェルノブイリ事故時の年齢別甲状腺癌発生頻度）
Williams D. (2015). Thyroid Growth and Cancer. Eur Thyroid J, 4(3), 164-173.
http://www.karger.com/Article/Pdf/437263
Japanese Cancer Registry data @ 5:09 from:
（日本の癌登録：甲状腺癌発生率の年齢分布）
http://web.archive.org/web/20121030214901/http://ganjoho.jp/pro/statistics/en/table_download.html.