LARP・武術・スポーツ・勝敗

0
小川夢生 @ogawamui

考えてみたら、男女が平気な顔して一緒にバトルしているLARPのバトルはかなり珍しい光景なのかもしれん。リアル『ちから』は判定に影響しない+力が必要な技(リアル取っ組み合い系)は基本使用禁止という、力自慢の人にとっては不公平感高い特殊条件下だからこそなんだけど

2015-11-02 14:44:53
小川夢生 @ogawamui

あとLARPバトルは事実上『勝敗が最初から決まっている』ってのもあるよね。だから双方の間に引きどころとかがある、勝敗ではなくバトルそのものを楽しむって感じだもんなー

2015-11-02 14:49:05
小川夢生 @ogawamui

ホントにね、LARPは私みたいなタイプに優しいよ。人より体力も筋力も瞬発力もなく、体育の授業でチーム分けする時はいつもミソっかすで、役に立とうと頑張れば裏目に出て……ってな感じで、笑えるくらいの足手まといだったからね。体を動かす遊びのすべてがプライドを切り裂く敵に見えてたもの

2015-11-02 15:20:33
小川夢生 @ogawamui

そんな人間がLARPでは戦士として剣振り回して、前線で戦えるんだ。やってみたい、活躍してみたいって願いを叶えられるんだよ。少なくとも足手まといにはならないし、そこに居ても誰にも迷惑かけない。体を動かす遊びに運動技量0が挑んでだよ?これって本当にすごいことなんだよ

2015-11-02 15:23:17
小川夢生 @ogawamui

LARPバトルのいいところは『勝敗は決まっている』点にもあると思う。『いい勝負をしたうえで、予定通りの決着に至る』っていうスタイル。これには勝つ方も負ける方も安心感がある。勝敗不確定の戦いは最終的に『勝つための条件最適化』を求めるようになり、その結果として振り落とされる者が出る

2015-11-02 15:34:54
小川夢生 @ogawamui

それを茶番と取るかどうかは人それぞれだし、勝敗不確定のゲームはいっぱいあるからそっちに挑めばいいと思うのだ。PLたちの行動が勝敗にあまり影響しないからこそ、LARPバトルはたくさんの人を包み込める。システム上『役立たず』が生まれないようになっている、これは本当素晴らしいと思う

2015-11-02 15:37:56
小川夢生 @ogawamui

当たり前なんだけど、勝利のために条件を最適化していけばそのうち存在ごと振り落とされる人が出る。常にその『振り落とされる側』にいた身としてLARPの『勝敗を固定する代わりに誰も振り落とさない』システムは画期的なんだよね。LARPは学校の体育でトラウマった人にこそやってほしいかな

2015-11-02 15:44:31
ハスケ@現代野試合連盟 @has_k80

オレ、結構体育会系なのかな…。勝負事で負けるのは自分の能力のせいで、悔しいのならばトレーニングして能力や技術を上げて対向するしかない、それが出来ないなら出来るレベルまでに甘んじて諦めるしかない、つう考え方だからなあ そもそもそこまでいかない人がいる、とは思ってなかったわ >RT

2015-11-03 00:49:06
ハスケ@現代野試合連盟 @has_k80

戦いでの勝利の為に、その戦いに貢献できるすべをもたない自分は、邪魔になってしまう(足手まとい)から参加しにくいとか、参加しても何も出来ない、何もやらせてくれないだろう、みたいに考える人がいる、またはいるかも、なんてオレは考えたことなかったから、さっきの一連のRTは、あ~!と思った

2015-11-03 01:17:15
みんみんぜみ @inuchochin

LARPの運動能力にコンプレックスがある人も振り落とされない、運動能力や力が関係無い、そこが良い。という話。まさに私が個人のアウトドアスポーツや武術に感じた事と一緒だ。 ただやや求めるものが違うのかなあ、というのを感じる。殺陣に行くか武術に行くかの違いもこれか??

2015-11-03 02:45:54
みんみんぜみ @inuchochin

武術の稽古も個人のもので、下手くそだったり上達が遅い事は直接他人や仲間に迷惑かけない。力が無くても体格差があっても、形稽古や組太刀では稽古を成立させる事が出来るし。もちろん強さを求めたり、試合を目的にした稽古や練習会は別だろうけど、武術の稽古はあくまで自分のために自分でやるもの

2015-11-03 02:49:51
みんみんぜみ @inuchochin

LARPじゃないけど、基本的に武術の形には仕太刀(勝つ側)と打太刀(負ける側)が決まっていて、打太刀は師匠や実力ある先輩がやります。打太刀は仕太刀の技を引き出すように、仕太刀の対応出来るやや上のレベルで攻撃するのが理想だと言われたりしてるのを見かけます。

2015-11-03 02:54:52
みんみんぜみ @inuchochin

私も学校体育や運動部活が嫌で仕方なかった人間だけど、身体を動かしたり、何かを練習するのは好きだったから非チームスポーツ、非競技のスキーや水泳、ウィンドサーフィンとか武術とか色々楽しんだ。そういう世界じゃ少々運動が苦手でも昨日の自分より上手くなるかどうかの個人的な問題なんだよね

2015-11-03 03:04:59
みんみんぜみ @inuchochin

殺陣やlarpは逆にチームプレイを勝敗や能力に関係無く楽しめるところが良いのかな?

2015-11-03 03:06:24
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@has_k80 日本の武術は極めて個人的かつ自己回帰性のものなので足手まといとか役立たずって概念は全く存在しないですけどね。また競技でもないので、勝敗があってもそれが「振るい落とされる」といったような感覚には縁遠いと思います。ただ生や死などのそれぞれ個人の宿命があるだけで。

2015-11-03 12:23:06
ハスケ@現代野試合連盟 @has_k80

@ttswordfish ですよね。そういう感覚、スポーツとかでも感じたことがあまりない(バドミントンは団体戦あるので、一応多少は思った)ので、そこまで思うようになってしまい、勝敗があるものを忌避する人がいる、つうのは勉強になりました。

2015-11-03 12:30:03
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@has_k80 ゲームだとそうでしょうね。でも武術は生死、つまり人生全般を扱うものである以上、最終的には勝敗ってないんですよ。みんないつか死ぬので。ある時点で強者に負ける事は脱落でもなんでもないです。 「昨日の我に今日は勝つべし」という自己実現の方途としての意義しかない。

2015-11-03 12:42:29
ハスケ@現代野試合連盟 @has_k80

@ttswordfish なるほど。いかに自分と向き合うか、という方法論及び実行面での選択の一つですよ、ということですね

2015-11-03 12:49:56
ソードフィッシュさん @ttswordfish

@has_k80 伝来武術が徒弟制を採ってある段階で自己判断を停止させるのもその意味で有効だったと思うのですよね。 弟子の分際で客観的(らしき)判断をしてはいけない。ただやるだけ。誰の為でもなく。 自己判断を放棄して初めて、他者基準ではなく自己基準という軸が屹立してくるものかと。

2015-11-03 13:28:05