出版界歴史秘話・・・「記者」をキーワードとして

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集英社インターナショナル @Shueisha_int

ところで講談社のマンガ編集者は誌面では「記者」と名乗りますね(例・MMR)。あれはコミックだけのことなのかしら、それとも雑誌編集者はすべて「記者」なのでしょうか。

2011-01-15 22:43:18
集英社インターナショナル @Shueisha_int

文藝春秋の池島信平さんの著書に「雑誌記者」というのがあります。あの時代は編集者と記者が分離していなかったからそうなのかなぁと思うのですが、講談社はいまだにそうですよね。あれは「小学館のマンガの吹き出しでは句読点をおろそかにしない」のと並ぶ不思議。

2011-01-15 22:45:49
集英社インターナショナル @Shueisha_int

小学館の句読点を大事にする伝統は、やはり学年雑誌の伝統を踏まえたものであろうとは思います。でも、守るべき伝統があるというのはいいことだなぁとも思います。

2011-01-15 22:46:51
集英社インターナショナル @Shueisha_int

池島信平という人は文藝春秋の社長なのですが、東京大学の西洋史学の出身で、大教養人でもあった。で、中央公論から「世界の歴史」というシリーズが出たときに、その監修者になります。著書の「雑誌記者」も中央公論から出た。

2011-01-15 23:07:28
集英社インターナショナル @Shueisha_int

昔の出版界では、こうした交流もあったし、また出版社の創業者が自分の会社から「成功の秘訣」なんていう本を出して、これがベストセラーにもなった。たとえば新潮社の佐藤義亮、講談社の野間清治。

2011-01-15 23:10:41
集英社インターナショナル @Shueisha_int

これはワンマン社長の横暴というのではなくて、当時の出版人で名をなした人の多くは、教育関係者だったのですね。だから活字で世のため、人のためになりたいという使命感が強かった。それが自著を出すという方向に向かったのでしょう。

2011-01-15 23:13:08
集英社インターナショナル @Shueisha_int

小学館の句読点の話は、コミックの吹き出しでも、見出しでもかならず、最後には「。」を入れる(!や……の場合は入れなくてもよい)というルールのことです。

2011-01-15 23:34:12
集英社インターナショナル @Shueisha_int

振り返ってみたら私もTweetの最後はほとんど「。」で終わっていますね! 我ながらびっくり。

2011-01-15 23:35:47
集英社インターナショナル @Shueisha_int

ところで、本のタイトルを「。」で終えるのが流行りだしたのはいつからでしょうかね。広告コピーで「。」を効果的に使った例が出てきてからのことだと思うのですが、広告、書籍タイトル、この最初のころの例、誰か教えてください。

2011-01-15 23:58:29
集英社インターナショナル @Shueisha_int

1982年「おいしい生活。」が最初かなぁ。糸井重里さんの作品ですね。

2011-01-16 00:00:50
集英社インターナショナル @Shueisha_int

本の場合は、何が最初なのだろうか・・・こういうのは検索がむずかしいですね。ちょっと国会図書館で調べてみると・・・うーん、「。」だけでは検索がうまくできない。

2011-01-16 00:06:55
集英社インターナショナル @Shueisha_int

「。」で終わるコピーはすごく新鮮でしたね!

2011-01-16 00:09:21