プロの小説家、暗器使い氏の講演内容を堂々と引用して小説を出版しようとする。【1月5日追記】

暗器使い @Ankitsukai

ぶっちゃけ小説家さんは、私がツイッターを再開するまでは私を死んだものとして捉えていたと思います。実際私は死を連想させる呟きをしてから一年近く更新していなかったし、少なくとも社会的に再起不能な状態とは捉えていた筈です。そうでなければ、ここまで露骨に私の話をパクるなんて出来ないです。

暗器使い @Ankitsukai

最終的には小説家さんのモラルに委ねるしかないですが、例え死んでいる可能性が高かった人物の話だとしても、他人の苦しみや人生を自分で考えた話として小説にするのは駄目だと思います。『本人が死んでいれば訴えられる事は無い。訴えられさえしなければ盗作して構わない』なんて理屈は通らないです。

暗器使い @Ankitsukai

今回みたいに理不尽な状況に晒された時、ツイッターに暴露するのは有効と感じました。勿論どこまで書くかは慎重になる必要がありますが、ツイッターに書いて、ネットを通じて公に発表して自分一人で抱え込まない状況を作る事で、少し気持ちが楽になるし、ツイートを読み返す事で状況整理にもなります。

暗器使い @Ankitsukai

因みに、仮に私がツイッターに今回の件を一切書かず、自分vs小説家＆出版社でやり取りし続けたら、強引に丸め込まれていた可能性が高いです。そもそも最初の話で「既に原稿は完成していて12月に出版する事が決定している」と言われ、前提として私は出版を認める以外に選択肢が無い状況だったので。

暗器使い @Ankitsukai

この小説家さんは女性なのですが、それがより一層苦しむ要因になっています。私は男性ですが性暴力の被害者です。また、今まで一度も女性経験が無い事に苦しんでいます。それら私の性に関する被害や苦しみも小説の中で事細かに晒されているのですが、女性にそこを突き刺されるのは物凄く苦しいのです。

暗器使い @Ankitsukai

石に泳ぐ魚の事例を読んでいても感じたのですが、自分のコンプレックスを他人に土足で踏みにじられるのは本当に辛いのですよね。私も今回自分の話を小説にされかけて、特に苦しかったのは、性暴力被害の過去や童貞の苦しみなど性的コンプレックスの部分で、原稿を読んでいて泣き叫びたくなりました。

暗器使い @Ankitsukai

一つ理解を示すと、この小説家さんは、怒り、悲しみ、恐怖、愛憎、罪悪感など、人の苦しい感情に深く触れる作風なので、リアリティを追求する為に他者の苦しみを見聞きして作品に取り入れるしかないのは分かる気もします。ただ、ほぼそのまま取り入れるのは、やられた側は傷つくので止めて欲しいです。

暗器使い @Ankitsukai

今回の事件があってから、この出版社の本が読めなくなってしまいました。出版社名を見ると今回の事を思い出して微妙にいやーな気持ちになるので、本の内容に集中出来ないのですよ。超大手の出版社なので、出版社名を見掛ける機会は非常に多いので、一生いやーな気持ちになるのかなと思うと辛いです。

暗器使い @Ankitsukai

今回の一連のツイートは、特に作家、小説家、編集者など、物書きに携わる立場の方に読んで頂きたいです。創作のマナーやモラルなどを考える一つの参考にして頂けたら幸いです。私個人としてはとても嫌な思いをしましたが、こうして伝える事で、二度と同じ問題が起きない事に繋がれば少しは報われます。