1/23高森明さん講演会「漂流する発達障害の若者たち」
#iitokosagashi 高森:知的障害とは人口の2.27%が知的障害と言われているが、厚生労働省による50万人くらいしかいない。
2011-01-23 13:07:36#iitokosagashi 高森:普通学級にも2%程度の知的障害児がいるようだが、発達障害と紛らわしいこともあり、支援の対象になっていない。
2011-01-23 13:08:16#iitokosagashi 高森:たが、これらの隠れ知的障害者は社会福祉から漏れているために、貧困問題等でかなり不利益が集中している。
2011-01-24 01:56:18#iitokosagashi 高森:精神障害者に付いては、平成11年から21年までの間の統計で、通院治療の精神障害者が増大していた。彼らは福祉や社会保障のサポートが希薄。労働と福祉の宙吊り状態になっている。
2011-01-24 01:58:20#iitokosagashi 高森:グレーゾーンの障害者の生き難さは、見えやすい障害者とどのように社会性が異なるのか、このあたりを自分のテーマとしている。
2011-01-23 13:10:31#iitokosagashi 高森:(派遣村で有名な:hatiが追加)湯浅さんの調査によると、仕事を失い家を失い、しかし社会福祉にありつけない発達障害者がいることが分かった。
2011-01-24 02:03:22#iitokosagashi 高森:発達障害が職場で苦労している点として「人間関係が不器用である」「仕事を覚えるのに時間がかかる」これらの理由から職場で孤立したりクビになりやすい
2011-01-23 13:18:23#iitokosagashi 高森:また、労働市場に出る自信が無い。一回は出たのだけれど、打ちのめされてしまったという人も多い
2011-01-23 13:20:20#iitokosagashi 高森:2008年に横浜市のアンケート。企業の83.3%はニートや失業状態にある若者は雇用する気が無い。つまり受け皿がないのに、「働け」という状況が発生している
2011-01-23 13:23:03#iitokosagashi 高森:働く先が用意されていないのに「働け」という圧力だけがどんどん課掛かる。これが発達障害等グレーゾーンにある障害者の置かれている状況
2011-01-23 13:24:07#iitokosagashi 高森:普通学級には目に見えやすい障害者はあまり参加していない。しかし、誰か一人はいじめられ役になることになる。その役割は現在の枠組みは発達障害や軽度知的障害が選ばれる事が多い
2011-01-23 13:27:30#iitokosagashi 高森:ただ、彼らは先生に相談をしても「貴方がみんなとあわせないからイケナイ」のようになって救われず、家に帰っても親からも虐待されるなどという事態で家にも学校にも居場所がない
2011-01-23 13:29:20#iitokosagashi 高森:発達障害者のアンケートでは「普通学級に放り込まれて辛かった」という回答が多かった。仲良くする事を強制されるなどが苦痛だった。
2011-01-23 13:30:06#iitokosagashi 高森:自閉症で普通学級に進学したモリグチナオミさんの意見。「自分はたくさん勉強したかった。だから、普通学級にいけてたくさん勉強出来て良かった」ただ、いじめにあったりもしたし、また集団訓練の練習ばかりやらされるのが苦痛だった
2011-01-23 13:31:51#iitokosagashi 高森:ナグモアキヒコ氏の場合には、人間関係は良かったが、勉強が理解できない。4つの学校を転向して、最後は通信制の学校に行って卒業にたどり着いた
2011-01-23 13:35:25#iitokosagashi 高森:彼の場合には合わない学習スタイルで無理に学習。それが結局自分はダメなんだと言う低い自己評価につながり、最終的にバーンアウトした。
2011-01-23 13:37:21