シニョレッジを発端とする磯崎さんと津西の対話
- night_in_tunisi
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@night_in_tunisi 「日銀が貨幣を増量して企業に直接注入する」のと「日銀が国債を買う」のは、日銀の「資産」の違いの話をされてるじゃないですか。もともと「日銀が負債を増やす」のと「企業が負債を増やす」のとどっちがインフレに直接効果がありそうか、という話だったはずですが
2011-01-23 00:46:12@night_in_tunisi 「資金調達」と「資金運用」の話をごっちゃにされてますよ。 http://bit.ly/cbhguI
2011-01-23 00:48:05@night_in_tunisi あなたが「100兆円発行してもインフレにはなりません」とおっしゃるので、その話をしたのに。
2011-01-23 00:49:41@night_in_tunisi では10兆円ならどうですか?「日銀が10兆円マネー(負債)を増やしました」というのと「企業(非金融法人)が10兆円社債(負債)を発行しました」というのと、どちらがインフレが起きそうでしょうか?
2011-01-23 00:50:59@isologue いや、100兆円発行できる企業があったとしたら、それは最初から100兆円発行できる経済を想定しているだけなんです。それによってインフレが起きるわけじゃないんです。システムの内部で同時決まる、というのを分かっていただかないと。
2011-01-23 00:53:25@isologue まずゼロ金利という特殊な状況は避けましょう。プラス金利の場合は日銀がマネーを増やすと金利が下がって投資を刺激し、貨幣量と流通速度のいずれか、もしくは両方が増えます。これによってインフレになります。
2011-01-23 00:56:43@isologue しかし、企業は金利を所与として投資を決めるので、最終的に金利と投資は同時決まります。何らかの理由で金利以外の要因で投資が増えることもありまえますが、ここではそれを考える必要はないと思います。
2011-01-23 00:58:15@night_in_tunisi 企業はぜんぜんゼロ金利じゃないんですけど、そうした企業金融についてはご存知の上でおっしゃってるんですか? 企業は金利が下がったから投資をするわけじゃなくて、儲けのネタがあると思うから資金調達するわけで。
2011-01-23 00:58:56はい。今の日本、を前提にしないと「形而上の議論」になっちゃいます。RT @hirosawatomoya: 今の日本だと日銀が10兆円増やしてもMが増える代わりにVが下がってそのまま。企業が借りると、MがそのままでVが上がるはず。(企業が使うから) @night_in_tunisi
2011-01-23 01:00:13@night_in_tunisi うーん、なぜ議論が噛み合わないのかわかりません……需要が増えて価格が上がるのと、マネーが増えて(相対的に)価格が上がるのとの違い?
2011-01-23 01:00:43@hirosawatomoya ええ、そのとおりです。問題は「企業が借りると」という条件はどうやったら正当化できるのか、ということなんです。それは政策としては外生変数ではなく、内生変数ですから。
2011-01-23 01:01:00@isologue ええ、一応カネ借りて会社経営してますからw もっと金利下げて欲しいです。単純化すれば投資から得られる期待収益から金利を引いたものがプラスなら投資します。ということは金利が下がると投資が増えるわけです。逆に、期待収益の大きい投資案件を増やす、というのが可能?
2011-01-23 01:02:35@isologue @hirosawatomoya @night_in_tunisi 会社は借金を返済しないと倒産する筈ですが、同じように赤字まみれの日本って、倒産しないのでしょうか??そこのところ最終的にどうなるのか、自分は詳しい知識がないので、専門家の方のお話が聞きたいです。
2011-01-23 01:02:52国債でも社債でも大差無いかと。そして増加可能かどうかなら、国債は可能(無限の引き受け手が居る)社債は不可能(市場から調達だから) QT @isologue: @night_in_tunisi 同じ負債の増加量なら、インフレへの貢献度は、直接、企業に注入した方が高いに決まっちょる
2011-01-23 01:02:53そう。企業の取締役会とかで「調達金利が3%から2%に下がるので投資の採算が合います!」なんて意思決定が行われるわけじゃないです。RT @hirosawatomoya: リフレ派って、マクロばかりでミクロの匂いがしないんですよね。 @night_in_tunisi
2011-01-23 01:03:20@n_manabi その話、ツイッターの140文字じゃ無理です。>< @hirosawatomoya @night_in_tunisi
2011-01-23 01:04:13え?そうなの?それは一部のイケてる企業だけの話じゃ。。。RT @isologue: そう。企業の取締役会とかで「調達金利が3%から2%に下がるので投資の採算が合います!」なんて意思決定が行われるわけじゃないです。RT @hirosawatomoya:
2011-01-23 01:04:15@night_in_tunisi いや、これは充分起こりえる話だと思いますよ。PEなんかではデットの調達金利は生命線でしょうし。 @hirosawatomoya @isologue
2011-01-23 01:05:36@n_manabi そこの大事な部分がシニョレッジとインフレに関係しているんです。そこを理解してもらえないと、簡単に家計や企業会計の類推から「財政破綻!」ってことになっちゃうんです。破綻しないわけではないですよ。
2011-01-23 01:05:48@night_in_tunisi だって、国民のおそらく8割くらいは、3%の金利と30%の金利の区別なんかついてないんですよ。 http://bit.ly/aN7ccd @hirosawatomoya
2011-01-23 01:06:23@kazemachiroman それはあるね。でもPEのような「合理的」な投資意思決定をする人が、国民経済の何割(0.何%)いるかと考えてみれば… @night_in_tunisi @hirosawatomoya
2011-01-23 01:07:19@isologue 国民はどうでもよくて、企業を動かしているのは金利で利益が変わる経営者が何を元に意思決定しているか、で、金利はひとつの重要な指標だと思いますが。でなければ金利を上げ下げする世界中の金融政策はアホなことをしているだけになりますね。
2011-01-23 01:07:42@night_in_tunisi OKです。(資本構成にもよりますが)金利が低ければWACCが下がるので、投資の意思決定のハードルは下がるはずです。
2011-01-23 01:08:12