「異世界ファンタジー」の歴史や定義をめぐる長い旅（雑談）

イズミ・タク @ni_to

なろう小説には普通にその世界で生まれた人間がのし上がってく作品が時々あった気がする。

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

少し前に話題になったから みなさんご存知とおもうけど、一応再度ひっぱりだしておきましょう bookoffonline.co.jp/files/lnovel/p… bookoffonline.co.jp/files/lnovel/p… @yuzumuge4 @SagamiNoriaki

我乱堂 @SagamiNoriaki

@ashibetaku 転生トラックというのは、異世界の人物に生まれ変わる際の導入として「トラックに轢かれる」というのが頻出して、やがてそれ自体が『お約束』と化したことで生まれた言葉ですね。適当かどうかは知りませんが「山奥の館で殺人事件に探偵が居合わせる」みたいなものかも…？

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

マーク・トウェインは 「タイムスリップして異世界行って、ついでに現代知識で内政チート」 「偶然顔が、家族にも見分けがつかないほどそっくり。そこで入れ替わって…」 と、殿堂入りレベルのテンプレを作ったのだのう。

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

この前書いたっけ。 「歴史改変」「文明チート」の元祖？マーク・トウェイン「アーサー王宮廷のヤンキー」はすごいらしい…そこから色々考える - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) d.hatena.ne.jp/gryphon/201508…

我乱堂 @SagamiNoriaki

ワタルとかグランゾートの直後でフォーチュン・クエストとかスレイヤーズが出てきたが、これはラノベの話でアニメと地続きで話すことでもないな。

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

さらにいうと…西洋近代小説の「異世界」は、『海の向こうの未開の野蛮国』もあるんだよね。 しかしここまで来ると、ノンフィクションも含め「異世界」の定義が広がりすぎる… だが「ドリトル先生」の一部作品は、確実に「内政チート」だしさ（「郵便局」「航海記」など）

我乱堂 @SagamiNoriaki

テンプレを作ったというか、なんか物語的な類型が一つの珠のように磨き上げられ、収束した形ができた…かのような。それをテンプレというのかもしれんが。一度言葉にされた途端に意味が先鋭化とかしていくので、ちょっと慎重に扱いたいかもね。

芦辺　拓 @ashibetaku

あとヒロイック・ファンタジー的世界設定や道具立てを直輸入できたのは川又、栗本世代からだったのでは。その上の豊田有恒先生だとヤマトタケル神話に置き換えたりしている。さらに若いはずの僕でも剣と魔法だの勇者と魔王だのはいまだに馴染めないのだから、ルーツをあまり昔に求めるのは無理なのでは

我乱堂 @SagamiNoriaki

異世界転生と異世界転移（トリップ）は厳密には違うのだけど、割りとみんなごっちゃに扱ってるw　私もやったことあるw

やぴ＠C103_31テ10b @henachokodoumei

トラックに轢かれて転生はモモあたりが原点になってるんかな…（タイガーマスクは転生してないから無しで

我乱堂 @SagamiNoriaki

@ashibetaku そっちのトラックですw　転トラとかいう略語も生まれましたねwちなみに件の異世界転移アニメは今wikiで確認すると元々の版では薬の誤投与での死亡…となってますので、どうもそれ一色ということでもなかったみたいですね。

伊豆ジャルゴン@C103(土) ひ08a @jargon01

異世界転生ものといえば最近オススメの異世界転生物は生前は一度も実践を体験せずに死ぬまで刀を振り続けてた農民が死後に偉大な剣豪の名前を名乗らされて百年戦争時代のオルレアンに降り立ち、復活した邪悪なジャンヌが率いるワイバーンやファフニールを狩る話が好きです

我乱堂 @SagamiNoriaki

ミンキーモモかあ…割りとイメージの底に刷り込まれている可能性はある、かも…。

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

福島正実「SF入門」だったか「SFの世界」だったかには１章を割いてこういうのが列挙されてたから、それ読むと手軽にわかるっすね／　最近「本気で置き掛けた」という点でのリアリティがあって怖いの..「ＳＦ好きが考えた「人類絶滅設定」」 togetter.com/li/932767#c245…

小川淳次郎/ジュンサブロウ @sazanka_mimiga

異世界チートハーレムで人気があってアニメ化した作品を知らない。

小川淳次郎/ジュンサブロウ @sazanka_mimiga

大体それはほんの入口で中身はこってる

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

いままったく偶然のように脳内で記憶がよみがえったのだが「ドラえもん」でのび太は、さえない自分も、文明の利器と知識を携えて古い時代にいけば王様になれるじゃないか！という「異世界（過去世界）チート」を、偶然のタイムスリップでなく意図的にやろうとしてたよな！たぶん３巻…（続く）

Gryphon（INVISIBLE暫定的再起動　m-dojo） @gryphonjapan

あったよ。　藤子・F・不二雄 ドラえもん「石器時代の王さまに」 youtube.com/watch?v=CW6VRU… 異世界文明チートを、登場人物がある時代に飛んで「意図的に」やろうとする… 元ネタがあってもおかしくないけど、それでもさすがだ、と脱帽

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即席 @megyumi

著者自身有名な歴史小説家で、これどう見ても◯世紀のフランスだろ！こっちはイギリスだろ！っていう世界に召喚される異次元騎士カズマを異世界ファンタジーと呼ぶなー！（横合いから殴りつける

カスガ @kasuga391

そういや以前もちょっと書いたけど、アーサー王時代のまま文明が止まった島に現代アメリカ人の教授親子が漂着して無双する『幸福の島』（1882年）という、『アーサー王宮廷のヤンキー』（1889年）の元ネタになった話があるんだよ。

カスガ @kasuga391

私がこの小説で一番好きな場面は、愛しあう騎士と姫のために教授が電話を引いてやる場面でもなく、悪役の騎士が教授の作った蒸気船を調べようとして自爆する場面でもなく、王から近代技術を教えてくれと強引に頼まれた教授が社会学の講義を始め、聴衆が全員眠り込んだ隙に逃げ出す場面だ。

カスガ @kasuga391

@gryphonjapan ども、収録ありがとうございます。 チャールズ・ヒーバー・クラークの『幸福の島』はarchive.orgで読めますが、残念ながら邦訳は存在しないみたいです。 archive.org/details/fortun…

カスガ @kasuga391

@gryphonjapan トゥエイン自身は『アーサー王宮廷のヤンキー』は『幸福の島』と無関係だと主張していましたが、設定の類似のみならず、現地人を煙草の煙で驚かしたり、甲冑の騎士にレボルバーで対峙したりなど、類似する場面が二作品には散見でき、この件ではクラークの言い分に理があると思います。