アームヘッド三章ジ・エンドまとめその８

マキータ @makitateriz

曙の胸から飛び出る槍！「に、逃げるぜよ！新鮮な奴らがやって来たぜよ！」新たな敵！そうか達筆先輩が逃げたのはこいつらを察知したからなのか！「お久しぶりですね。後輩、校倉トムです」こ、後輩！北ゴレンで姿を現した後輩ども！「な、何をするんだ！」「先輩狩りですよ」「な！？」

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「先輩ハントのポイントがいらないようだったのでいただきました。この学校も後輩が支配します。なあみんな」「おう、我ら魔空大将１７人も校倉についていく！」急に現れた１７人・・・。

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「新たな夜明け」終わり 「天から下りしもの」に続く

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◎おしらせ◎ 坂本くんは無事です。良かったね！

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◎ＡＲＭＨＥＡＤ◎

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2029/11/31 存在しないはずの日が確かに存在したものを消し去るその日まであと６ヶ月。2029年の6月は静かに始まった。これは救世主を救う物語。

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ジ・エンド・リライト。この物語は破滅に向かう物語そのものを救う模索だ。あるいは一周目をなぞるだけに終わるかもしれない。

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だが決着は着実に近づいているのだ。アームヘッド最終反乱でなにが起こるのだろうか？

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「河童戦争」 (秋那・テーリッツ編)

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河童戦争だ！河童が攻めてきたぞ！・・・。少々混乱してしまったようだ。状況を整理しよう。突如河童が現れ各地で襲撃や相撲を繰り返している。うむ、まだわからない。河童とは深海で逆ピラミッド型建造物にすむ神話生物だ。おお、そうだな。だがなぜ河童？だが各地で現れたそれは確かに河童なのだ。

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各地で溢れる河童だ。河童には魚雷または張り手が有効だとされている。そもそも相撲とは人類が河童に対抗するための手段として開発したとされる。相撲部屋が河童に対抗しなんとか押し止めている状況だ。魚雷が効くのは奴らが深海で生活しているからだ。乙女の魚雷または力士の張り手のみが対抗手段だ。

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「なぜ河童だぜ・・・」一緒に下校していた礼三郎くんと私は突如河童に襲われた。「秋那さんは俺が守るぜ」「守れずお前たちも河童の祝福を受けよ」河童が四股を踏み戦闘態勢だ。しかも五匹もいる。「くっキュウリさえあれば・・・」「はっけよーい」河童が戦闘の火蓋を切ろうとする！「待った！」

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「待ったなしだぞ！」激昂する河童の顔面を強烈な張り手がお見舞いする！「りゅ、龍乃嵐関！」「お嬢ちゃん、助けにきたでござるよ！」かつてスープパスタカルトを共に打ち倒した力士だ！倒れた河童はみるみるはだの色が緑から戻り人間に戻る！「な！？人間が河童だぜ！」「陰謀があるわ」「先生！」

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「おのれ、だが我ら河童は四人いるぞ」河童も負けじだ。「私はアイリーン、河童博士よ。さああなた達行きなさい」すると四人の男。「俺はアキト、通称皇帝」アキトおじさん！「俺はイエティ先輩、通称変態」裏山のイエティ先輩！「俺はマワシ先輩、通称マワシ」「俺はふんどし先輩、通称ふんどし」誰？

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河童を倒すとまた人間に戻った。「な、先生。いったいなにが起きているんだぜ？」「傭兵の仕業よ」「な、悪いぜ！」「そう、調和能力フィッシュは人間を河童にする能力だという。でも正体は不明なの」「怖いぜ！」「このままでは河童最終反乱よ！」「元凶を探さないと！」すると噂。「なんだと！」

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「このへんに魚雷を売っている屋台があるらしいっすよ」つまり相撲のない一般人は魚雷で対抗するという算段か！「出来すぎているぜ」「そうかしら？」「でも俺達四人は相撲が出来るぜ」半裸と全裸と腰簑のみが二人、相撲するきまんまんの四人だ。「俺も脱ぐぜ」映える筋肉。「屋台に行こう」

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屋台だ。魚雷が山積みだ。「恋人が河童に・・・」「息子が河童に」「キュウリが河童に！」増える憎悪。「人間と河童の対立が深まるぜ！」どうやらこの都市は河童汚染を防ぐため封鎖されているらしい。「魚雷十本セットが安いよ！」「お、カッコいいぜ！」「礼三郎くん、買わないですよ」

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いったいなにが起きているのかしら？「不思議だわ、河童能力者ウォーモンガーは暗黒大陸やリズを拠点にしているはず。いったいなにが目的なの？」「でも不思議だぜ、なぜこうも都合よく魚雷屋台と河童が一緒だぜ。魚雷とか普通手にはいらないぜ？」「商売の邪魔！」おっちゃんの目が怪しい。

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屋台の前から離れるとアイリーン先生はたんたんと言った。「そういえば河童汚染と魚雷屋台の現れる速さには怪しいものがあるわ」「まさかマッチポンプだぜ！」「！？、それよ！」ガサゴソと音！「知りすぎた者は死ね」無数の河童・・・。続く

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◎河童戦争登場人物◎ 秋那◎主人公、世界を滅ぼす予定 礼三郎◎↑に惚れてる拳がタイムスリップする不良 アイリーン◎世界を滅ぼそうとした邪神転生女教師、ジエンド初登場時は死体役。秋那の祖父を殺した仇 アキト◎↑から世界を救ったのでだらしない余生を過ごす 龍乃嵐◎一般外国人力士

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◎いままでのあらすじ◎ 突如河童が現れ町を襲った。どうやら人間を河童にする能力者がいるらしく人間と河童のお互いの憎悪は募るばかり。河童は次々と人を襲い河童にしキュウリハウスを壊滅させた。一方で人間は河童を魚雷や張り手しお互い様だ。マッチポンプに気づいた秋那達は河童に囲まれ・・・。

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「河童戦争2」 (秋那・テーリッツ編)

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数十もの河童。「カパア」「カパパア」河童の知性なき叫びの後ろから黒幕が喋った。「ククク、おぬしの推理はワシの河童計画の核心に近づいており実際放置すればワシの計画が終わってしまうので死んでもらおうか」「おい、待て黒幕！魚雷を売ってなぜ両者の恨みを募らせる！」「ククク、そうじゃの」

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「あなたが例の戦争売りね！」「そうじゃの、ワシは戦争を売っておるんじゃ。河童と人類を魚雷で対立させ儲ける。ワシは人類を河童にし、生き残りには魚雷を売る。儲かるし面白いぞ」「な、なんてやつだ！姿を見せよ！」「それは出来ぬ。もし万が一生き残って復讐されるとこまるからの」気配が消えた。

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黒幕を追いたいが数十の河童・・・。「カパパア！掛かれ！」河童指揮官が号令を出すと襲い掛かる！「ゴワス！多人数相撲ロワイアルは未経験でゴワス！」「く、あのとき魚雷を買っていれば・・・」「ダメですよ礼三郎くん。それでは黒幕の思う壺」「そうだぜ！俺の信じるべきは筋肉！」だが多勢に無勢。