江戸時代の武術と家元制 宗家

6
我乱堂 @SagamiNoriaki

代を継いでから死ぬまでというシステムだったのかなー RT @inuchochin: 習ってる流派は歴史が500年近いですが、十七代くらいですw RT 流派によっては、一世代で宗家を三人とか四人作るというシステムがあったりしますが、 RT @takami3: @4649_seigi

2012-08-13 20:28:27
ソードフィッシュさん @ttswordfish

尾張の柳生流って、江戸時代からかなり家元制に近い制度がとられてたんですよね?@inuchochin

2012-10-31 08:35:04
みんみんぜみ @inuchochin

江戸時代、胤栄の実家が宝蔵院流の家元のような立場になっていたとか。また胤舜の時代に胤栄の作った草、真の十数本のシンプルな体系からだいぶ形が増えたらしい。高田派は胤栄から学んだ中村、高田の系統で古い宝蔵院流の体系だったらしい。

2012-12-18 22:51:44
みんみんぜみ @inuchochin

現代人が勘違いしがちだけど、武術の家元、宗家が続いていても別に各地の門人や分家を統率してるわけじゃないし(そんな事不可能)、遠方の弟子の場合は基本的に免許もらって独立してる場合が普通だと思う。

2013-03-06 22:48:41
みんみんぜみ @inuchochin

@shieldno 宗家ってのは本来は社会制度なんですから、実力が断トツである必要は無いんですよね。家(流派)の頭であって、流派の存続と発展が役目だと思うんですよ。だから人望や政治力が必要だと思います。宗家制の流派は合気道や講道館を見習うと良いかもw

2014-05-26 19:12:21
六葉@人生ローリングサンダー @h_rokuyou

@inuchochin @shieldno 宗家制度って実力でトップ決めると分裂しやすいから血筋で連帯、ってことなんですかね。

2014-05-26 19:17:38
みんみんぜみ @inuchochin

宗家や正統とかいつ頃日本の武道武術で言い出したのか、というのは興味あるところだけど、今日資料をあさっていたら昭和16年頃に出た榊原鍵吉系の直心影流の御家騒動の記事を見つけた。こんな頃から既に『鹿島神流である本家たるべき直心影流には別派などけして無し』とか本家意識があったみたい

2014-10-03 17:25:28
みんみんぜみ @inuchochin

中嶋哲也先生の「対抗文化としての古武道」などを読むと、ちょうどこの頃に「武道」(剣道柔道など)と「古武道」(流派武術)が別の物として認識され始めたようですし、この頃に今の宗家制度的な考えも現れたのかもしれませんね。

2014-10-03 17:27:21
神無月久音 @k_hisane

ひとまず、流派の相伝についてまとめると、死亡率の高い戦国期は特定の誰かを正統とするのではなく、見込みがあれば惜しまず相伝していたが、江戸期以降、戦がなくなって死亡率が下がり、格式や利害関係が発生したことで、正統意識というものが発生するようになった、というとこで。

2014-10-11 02:21:08
みんみんぜみ @inuchochin

@k_hisane 藩を代表する師範家なんかが出来てくると、師範家か絶えたり、出奔したりすると藩主命で弟子に師の家を継がせたり、流儀を引き継がせたりしてますからね。田宮家とか幕屋家とか

2014-10-11 23:54:49
神無月久音 @k_hisane

あと、尾張柳生家と長岡桃嶺みたく、当主が幼少で技の伝承が難しい場合に備えて、高弟が宗家を補佐する事もありますしね @inuchochin 藩を代表する師範家なんかが出来てくると、師範家か絶えたり、出奔したりすると藩主命で弟子に師の家を継がせたり、流儀を引き継がせたりしてますからね

2014-10-12 00:05:00
みんみんぜみ @inuchochin

@k_hisane 尾張柳生は徳川家や柳生家親戚にしか全部教えなかった、とかいう話も聞いたことあります。死んだら目録とかを柳生家に返却することになってたとか。制度化の良い例ですよね

2014-10-12 00:12:29
神無月久音 @k_hisane

江戸の方も、印可を受けるために江戸柳生家の元で稽古する必要がありましたしね。難儀な話でアリマス @inuchochin 尾張柳生は徳川家や柳生家親戚にしか全部教えなかった、とかいう話も聞いたことあります。死んだら目録とかを柳生家に返却することになってたとか。制度化の良い例ですよね

2014-10-12 00:18:13
我乱堂 @SagamiNoriaki

@k_hisane @inuchochin 野太刀自顕流の新書読んだら、東郷家に取材にいった時に示現流の修行は東郷家で行わないと認められない云々とか言われて気がしますが、多分、近年に作られた話でしょうね…

2014-10-12 00:20:59
みんみんぜみ @inuchochin

@k_hisane そっちは家元、本家から学ぶという権威的な意味かもしれませんね。代が代わると柳生家に習いに行った肥後の田中家とかそもそも柳生家の親戚らしいですし。

2014-10-12 00:21:53
神無月久音 @k_hisane

まあ、土地柄、そういうことがあってもおかしくはないのかなーという感じですね。実際のとこはどうかというとこですが。 @SagamiNoriaki 野太刀自顕流の新書読んだら、東郷家に取材にいった時に示現流の修行は東郷家で行わないと認められない云々とか @inuchochin

2014-10-12 00:29:46
神無月久音 @k_hisane

そうでしょうね>権威付け なんだかんだで柳生家は権威というか格式自体は幕末まで維持できてますし。 @inuchochin そっちは家元、本家から学ぶという権威的な意味かもしれませんね

2014-10-12 00:31:17
みんみんぜみ @inuchochin

@k_hisane 家元に習いに行く例って、関口流や鹿島新當流、伯耆流(片山流)なんかでも見られますし、案外良くある事だったのかもしれませんね。受け入れる側も相手が藩の師範格だったりするとそれなりの対応していますし。

2014-10-12 03:46:09
神無月久音 @k_hisane

ですねー。ただ、あんまり分けると、宗家以外、普通の人には誰それ状態になるのが難儀なところ。それがなければ、それこそ柳生系の人間だけの天挑二蓋笠大柳生会とかも開催できそうなのですが。 @inuchochin 丸目と疋田は本人と弟子で16人いけますな

2014-12-03 00:53:26
みんみんぜみ @inuchochin

twitter.com/ttswordfish/st… いくつも実例があるから、どことは限定しないけど失伝した、または存在が知られてない有名流派を名乗り門下生を騙す人は昔からいて、中には門人がたくさんいるところもある。みんな古武道の実態は知らないしそれっぽい形や礼法してれば騙せるんだよね

2015-06-03 06:15:55
みんみんぜみ @inuchochin

古武道の嘘続く)たちが悪いのは、流派の系譜を引いていても形や内容は戦後の創作と言って良い流派が、多くの武道家や古武道家からその流派の正統と認識されていて現状があるというところ。(これも特定の流派ではなく同様の例が複数ある) 何故なら武道師範でも他流の歴史的な知識は無くて普通だから

2015-06-03 08:29:52
みんみんぜみ @inuchochin

続き2) だから、そういう嘘や潤色の多い流派も武道団体に参加していたりして門下生も多い。下手に批判したら知人に関係者がいた、という事になりかねない。一番批判する上で問題なのが捏造の証拠がなかなか残ってないという事。原田先生の江戸しぐさ批判みたいに古武道の嘘の検証をやりたいけど、

2015-06-03 08:41:46
みんみんぜみ @inuchochin

続き3) そもそも江戸しぐさと違って出版物や資料がほとんど無い事が多い。流派内の資料だと手に入りようが無い場合が多いし。江戸時代の古い資料を根拠に「今の形や技とまるで違う」と批判しても「伝承過程で変化した」と言われたらそれでおしまいです。

2015-06-03 08:45:16
みんみんぜみ @inuchochin

続き4)どこも変化はしてるし、それ自体は正しい。けど武士の技を売り物にしてるところがその反論は自爆行為な気もします。 あとは「江戸時代に変化したんだ」や「他流も原型を残してない」とか、酷い反論だと「形は口伝だからその書物には嘘が書いてある」と言われた事も。

2015-06-03 08:50:13
みんみんぜみ @inuchochin

続き5)これも多数例があるから特定の流派の話じゃないけど、師範の一部しか知らないし古文書があって、そこに伝わってない技や形がたくさん詳しく書いてあり、その技を師範が復元して「私だけがこの技を受け継いでいる」とか「この技は秘伝で今まで教え無かった」とか言い出すとか。

2015-06-03 08:58:20