蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 301~350

記憶に頼って書いているところもありますので、誤まった表現や間違いもあるかもしれません。最近は観た映画を忘れぬよう、題名を身体に刺青にして彫ってあります。
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ある晴れた朝突然に』 ジャック・ドレイ+ベルモンドの初期のサスペンスだが、乾いたタッチとは裏腹に、口笛の情緒的なサウンドトラックがかなり印象に残っているのだ。原作はジェームズ・ハドリー・チェイス。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/hjpK4JrJjm

2016-02-15 19:31:18
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『汚れなき情事』 いや、汚れはあるのである。孤島にある全寮制女子校ですよ、舞台は。そこで教鞭を取る女教師がエヴァ・グリーンで妖しさ全開。そこに美少女が転校して…となると、ほぼ観客の望む形でドラマが始まるのだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/gvlDh0oPfi

2016-02-15 00:16:56
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャロル』の感想を色々読んでいると、男性でも「泣いた」と言う人がちらほらいます。私は泣かなかったな。 …などと思い、ジョー・スタッフォード聞きながらあれこれ思い出していると、じわーと感動が。 『悪童日記』もそうだったけど、後からくる映画だな、これは。

2016-02-14 23:45:37
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『趣味の問題』 金持ちの美食家が天才的な舌を持つ若者を見い出し、側に置くようになる…。『キャロル』を観ながら思い出したが、こちらは『召使』にも似た、スリリングな心理葛藤劇。音楽が ジャン=フィリップ・グード。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ZHBhP7BQTK

2016-02-14 16:54:32
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャロル』のオリジナル曲は、ジャン=フィリップ・グードの作品を思い出しました。サントラが気になった人は彼の作品も好きになると思います。 Jean Philippe Goude- Ainsi de nous- Spero lucem youtube.com/watch?v=Jal_kD…

2016-02-14 13:02:19
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

人が人を想う時の様子、眼差し、行動が、観る者の心を震わせるんだよね。そこには女が女を想うからとか、時代とか年齢差とか職業とか階級などは関係ないのだ。 『キャロル』はそう思わせてくれる映画です。

2016-02-14 12:53:48
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ちなみに夕暮れから夜にかけて、街並みに明かりが灯り、寂寥感を感じさせる現象のことを、私の妻は“ホッパー効果”と呼んでいる。 pic.twitter.com/O8bq84vpc3

2016-02-14 12:46:48
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

検索するといくらでも出てくるw pic.twitter.com/SDP5YpHxj5

2016-02-14 12:28:27
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

エドワード・ホッパーの「ナイトホークス」は「スターバックス」のマグカップにも使われていたし、あちこちでパロディにもされている。 pic.twitter.com/F5eVSkrnRA

2016-02-14 12:27:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

河出文庫から出ている原作の表紙から既にホッパーを使っているというね。 ホッパーの絵画の虚無感は人の琴線に訴えるのだ。 そして、1950年代のアメリカの時代背景と非常にマッチする。 それは、「Vanity」だ。 pic.twitter.com/UYghlvSmLf

2016-02-14 12:10:59
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャロル』におけるスタンダード・ジャズの使われ方にはたぶんそれぞれ意味があるのだと思うが、とりわけビリー・ホリデイの「イージー・リビング」、ジョー・スタッフォードの「ノー・アザー・ラブ」(原曲はショパンの「別れの曲」)が流れるシーンが気になった。

2016-02-14 12:01:09
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ユーライア・ヒープが好きだったもので、「Easy Living」と聞いたらこっちが思い浮かびます。 Uriah Heep - Easy Livin' youtube.com/watch?v=DKxZY0…

2016-02-14 11:56:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

そしてね、カーター・バウウェルの音楽がいいんですよ。 主張し過ぎず、でも木管とピアノが心にしみて。 時折挟まれるスタンダード・ジャズの選曲も素晴らしい。 Jo Stafford - No Other Love youtube.com/watch?v=8UjhDU…

2016-02-14 11:50:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

ホッパーの絵画は映画人に愛されているよね。 リドリー・スコットは撮影現場にホッパーの『ナイトホークス』を持ちこんでいたと言うし。 pic.twitter.com/gvNq270HVb

2016-02-14 11:40:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

それにしても、『キャロル』の画面のトーン、構図、色調は完璧にエドワード・ホッパー。敢えてSUPER16を使って撮ったのも、輪郭をぼやかしてエッジを殺し、ホッパーの絵画に近付けたかったのか? ケイト・ブランシェットの虚ろな表情がまた… pic.twitter.com/aajQmNDtE5

2016-02-14 11:34:31
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

昨日までは「キャロル」と聞いたら、こっちの画像が頭に出てきていました。 pic.twitter.com/r1wwlpDAjb

2016-02-14 11:24:38
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

その激しい感情を抑制の効いた演出で、情感豊かに描いた映画なのである。 『キャロル』は。

2016-02-14 01:16:12
蔵臼 金助 @klaus_kinske

その想いが込められた視線が切ない。 どうしようもなく切なくて切なくて、切ない。 受け止める側の視線も同様だ。 彼女の心情を思うと、切なくて切なくて切ない。

2016-02-14 01:14:31
蔵臼 金助 @klaus_kinske

物語の終盤近くに、年上の女性は再び、年下の女性に向かって聞く。 「うっじゅうぅ?」 その時、娘(もはやこの時は、レストランのメニューも決められない小娘ではない)は考える。考えて考えて決断を下す。

2016-02-14 01:11:49
蔵臼 金助 @klaus_kinske

そして、1950年代によく作られた男女の密会の話、逃避行の話が、展開されていく。この映画の場合は女と女だが。

2016-02-14 01:07:53
蔵臼 金助 @klaus_kinske

旅行の準備の際に、彼女はバッグに赤い色の服をしのばせる。 赤は決意の色だ。男女の別れ話の時に、女性は赤い色の服を無意識に選ぶことが多いらしい。

2016-02-14 01:06:03
蔵臼 金助 @klaus_kinske

年上の女性に惹かれた彼女は次第に彼女に興味を持ち、一緒にランチをするまでになり、彼女の置かれた状況を知って、そして、彼女の一緒に旅行へ行かないかとの申し出(逃避行と見紛うばかりの距離と時間をかけた移動だ)を受けてしまうのである。

2016-02-14 01:03:25
蔵臼 金助 @klaus_kinske

若い頃のパトリシア・ハイスミスだ。 『キャロル』でデパートの店員を演じたルーニー・マーラの代わりに出てもおかしくない雰囲気を持っている。 pic.twitter.com/VgPk0gBx9E

2016-02-14 00:59:15
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