「地域から医療再生へ<4>兵庫県下医療再編」 -htomihara(冨原均)さんの投稿より

兵庫県西脇市の開業医、冨原均さんが同市での医療再生への取り組みを投稿されているので、まとめてみました。「<1>崩壊前夜」はこちらhttp://togetter.com/li/8538 「<2>医療崩壊」はこちらhttp://togetter.com/li/8856 「<3>改革ガイドラインと医療再編」はこちらhttp://togetter.com/li/9195
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冨原 均 @htomihara

いよいよ今日から、兵庫県下のはなし。いわば総論から、各論へと。 地域から医療再生へ。<4>兵庫県下医療再編:すでに述べたように改革ガイドラインに示された医療再編は全国各地で進んでいる。中でも全国的に注目されているのは、夕張、千葉山武地域、兵庫県立柏原。兵庫県から始めよう。

2010-03-15 00:19:29
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:地域医療再生計画は、麻生政権下のH21年度補正予算で認められた景気対策事業の一つ。全国で100億円規模10口と30億円規模70口の総額3100億円事業。鳩山新政権誕生で見直され、最終的に各都道府県25億円規模2口ずつ総額2350億円に削減。

2010-03-15 10:05:08
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:計画の策定は、①すでに2次医療圏で計画中の事業 ②基本的に県主導のプラン (医療事情とか圏域での活動内容を考慮して)  ③5年に亘り進捗状況を報告 (少しずつお金が出る)④病院統合や地域医療体制の再構築が他地区のモデルとなりうるもの

2010-03-15 10:09:19
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:兵庫県は以下の2つの地域医療再生計画を策定し、昨年の12月国にその計画案を提出しました。  1 阪神南医療圏での計画:県立尼崎病院、県立塚口病院の病院統合等  2 北播磨医療圏の計画:三木・小野市民病院の病院統合、西脇病院の機能強化等

2010-03-15 10:10:08
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:北播磨地域の小児救急、周産期医療、救急医療等は大変危うい状況。又、圏域の公的7病院はいずれも2~300床の中規模病院で、核となる大病院がなく、厳しい状況の中、将来に亘っての地域医療を確保、充実するためには多くの課題があります。

2010-03-15 10:12:26
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:《課題》①総合的な救急医療体制の確率②小児救急医療の安定的提供体制、2次としての地域小児医療センター機能③周産期医療の安定的提供体制。総合周産期母子医療センター(県立こども病院)や地域周産期母子医療センター(加古川市民病院)と連携。

2010-03-15 15:35:17
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:救急医療等の拠点整備に22億円 ①北播磨総合医療センター開設(17億円)心疾患・小児救急医療機能の強化、北米型のER救急医療等②西脇病院による周産期、脳血管疾患の救命機能強化(5億円)地域周産期母子医療センター指定、脳卒中センターの設置

2010-03-15 16:08:45
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:これまで述べてきた再編が実は改革ガイドラインに沿ったものであることを、すでにお気づきのことと思います。きれいな文章ですが、「官」のニオイがしますね。県の考え方です。そこで問題なのは、地域のバランスを考えた構想ではないということです。

2010-03-15 16:11:48
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:加古川医療センターが昨年県立加古川病院から、3次救急センターとして解説しました。播磨地方からは初めての3次救急です。しかい建物は立派ですが、救急医が、すでに不足した状態で問題山積。近接した姫路市には姫路循環器病センターが存在してます!?

2010-03-15 16:16:45
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:医師不足の中で、どうやって再編するかという問題に、病院建設という問題が絡んでいますね。加古川・姫路:近いです。ただ距離は近いですが、行政の管轄が違うのです。またしても縦割りのプラン。本当に地域での需要予測を考えての再編とは考えられません。

2010-03-15 16:19:56
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:ただ県による策定の中で明らかにこれまでと違っている点がありました:地域住民の理解促進、協働体制の確立に0.2億円。「西脇小児医療を守る会」、三木すこやかCOCCOクラブとのコラボ。西脇のお母さんたちの活動を県が評価している点です。

2010-03-15 23:12:56
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:神戸大学による中核病院構想(医療資源集中化による医療提供体制の見直し):意味するものは、ガイドラインによる病院統合再編です。実際、県立塚口病院と尼崎病院の統合、神戸中央市民病院の移転問題、県立加古川病院の加古川医療センター化、さらに続く:

2010-03-15 23:16:47
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:さらに驚かされたのが、加古川市民病院と神鋼加古川病院の官・民統合。そして加古川から北へ30分、三木・小野両市民病院が北播磨総合医療センターとして統合が進行中。南では統合の嵐、さて北隣の丹波市は、ご存じの通り県立柏原病院の再生が正念場。

2010-03-15 23:23:46
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:行政=国、県の考え方はともかく、鳴り物入りで東播磨の3次救急を担うとされていた加古川医療センターもすでに医師不足が露呈、少ない医師スタッフで賢明に頑張っておられますが、過酷な勤務がいつまで続くのか、「立ち去り型サボタージュ」の呪縛。

2010-03-15 23:46:27
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:東・北播磨地域の3次救急医療の拠点として救命センターを備えた、加古川医療センターが開院したなおは、昨年11月1日。県下救命センター設置は新設は6年ぶり。新医療センターは、旧県立加古川病院を移転、改築。353床。救命救急センターは30床。

2010-03-17 14:52:06
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:医療センター周辺には、加古川市民病院、神鋼加古川病院、高砂市民病院、圏域の枠をはずせば姫路循環器病センターなどが林立する。民の神鋼加古川をのぞけば、大きな赤字を抱えながら運営されてきた。医師不足・経営赤字とで、統合再編がガイドされている。

2010-03-17 15:02:05
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:加古川医療センターも、少ない医師でスタートせざるを得なかった。医師不足のため3次救急での疾患別の態勢が出来ていない状態で、十分な受け入れが出来ていない。4月からは、初期研修プログラムとして5名の研修医が参加する。今後の奮闘ぶりを見守りたい。

2010-03-17 15:23:28
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:「医師を守らない病院」として内科医が大量に退職した加古川市民病院は、小児科の地域センターとして院長以下奮闘されていたが、赤字経営を強いられていた。医師派遣母体の神戸大学は、内科系医師不足・赤字の改善策として民間病院との統合を打ち出した。

2010-03-17 15:32:41
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:小児科が主軸で内科医の手薄な、赤字の市民病院と内科(循環器科)が充実している神鋼加古川病院の合併統合は地域の拠点病院として成り立つように見えます。しかし、拠点病院は、すでに加古川医療センターです。では、位置づけは、どうなるのでしょうか?!

2010-03-17 22:06:19
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:病院統合で思うこと。なぜ統合か?医師不足・赤字による医療資源の再編にあります。そこで必要になるのは豪華建築物としての病院です。そもそも基本は、赤字ですから、資本の再投下は経済学的に成り立つのでしょうか?また医師の確保は十分なのでしょうか?

2010-03-17 22:10:06
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:加古川市民の小児科の一部は、神戸の小児新センターに移動するようです。「1+1=2~3」が統合の最善でしょう。しかし、力がある病院の統合でなく、やむを得ない統合が前提になってますから。統合によって退職される医師・スタッフもいるはずです。

2010-03-17 22:17:46
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:統合される新病院は、「非公務員型、独立行政法人:加古川メディカルセンター」に移行します。まさしくガイドラインによる医療再編です。既存の施設で当面診療。独法への移行後6年をめどに、600床のの新病院を建設予定という。巨大建築物が先にありき!

2010-03-17 22:30:04
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:県立加古川医療センターが創設され、先には「加古川メディカルセンター」の建設。いずれも神戸大学・県の主導で行われる。医療センターの医師不足・救急受け入れなど問題は山積。本来県下の医療再編から「加古川」を位置づけて策定されるべきではなかったか

2010-03-17 22:40:00
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:再編は必ずしも明るい方向性でないことを現状報告しながら感じている。しかし明らかに宣言したいのは、ガイドラインが経営的な立場から推し進められている問題はあるにせよ、市民とともに病院の現場で闘ったいる医療者を支援していくことの重要性である。

2010-03-19 08:53:28
冨原 均 @htomihara

地域から医療再生へ。<4>県下医療再編:国が間違った方向性で再編を行おうと、地元には現実だけが残る。病院の医師・看護師・職員の気持ちを支えることが地域で問われている。医師を必要をしている地方は、たくさんある。だからこそ医師の来たくなる、医師に選ばれる地方になろう、住民の力で。

2010-03-19 09:01:09
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コメント

広祐 @QuangHuu 2010年3月17日
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広祐 @QuangHuu 2010年3月19日
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広祐 @QuangHuu 2010年3月21日
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