(見返し用のまとめ)著作権とアイディアと労力と...あとなんか。
- tsuyoshi_cho
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@nk12 「設定」はどこまで著作権の保護対象になりますかね。少なくとも「財団」「SCP」程度では駄目なのではないかなと。より具体的な名称などが与えられる敵団体などまで及ぶとそれもだんだん不明瞭になってきますが……
2016-04-08 08:54:28@DocSeri シェアードワールドの設定自体に、具体的にどこまでの権利が認められるは、それこそ訴訟でもしてみないとわかりませんが、ただSCP公式のガイドラインではそうなっているので、まず、それを踏まえたほうが良いのではないかと。
2016-04-08 08:56:22うーん。CC自体には法的厳密性はあると思う(リーガル・コードを読んでね)けど、CCを運用しようとする側(適用側にしろ、被適用側にしろ)に法的厳密性が往々にして怪しいところがあるのが大きいんじゃないかなあ。 twitter.com/nk12/status/71…
2016-04-08 08:59:51Creative Commonsは、法律的に綿密な契約というわけではなくて(それやると各国の著作権法に細かく適応しないといかんので非現実的)、守らないことが即法律違反でもないし、守ったから絶対訴えられないともいえず、善意で運用されることが前提の、意思表示、紳士協定と理解している。
2016-04-08 05:05:45SCP財団の設定については、どの程度取り入れても大丈夫なのかに明確な線引きはない。「安全策として」CCを継承しておくというのもアリだが、でもまあそれを言ってしまうなら「(よほど酷い使い方でもない限り)SCP側にはCC適用を要求する動機がない」という判断もできるな、とか(グレーな話
2016-04-08 09:01:05一応、たとえばCC BY-SA(4.0)のリーガル・コードはこの辺。 creativecommons.org/licenses/by-sa…
2016-04-08 09:02:38CCのShareAlike要項が持つ強制力の程度にはCC側でも明確な見解がない。著作権として考えれば、侵害は原著作者が権利の行使を表明して初めて問題になるが、CCというライセンスの形態自体は互いの承認なく自動で発動するという見解になるわけで、
2016-04-08 09:04:42@cokywolf @DocSeri 「引用の範囲内である」と主張するなら、翻案をしながらその著作物の本質的表現を利用する事が「公正な慣行に合致する事」、つまり過去にもそのように行われる事が慣習として行われてきた事と、それが「正当な範囲内である事」を主張する必要があります。
2016-04-08 09:06:30しかしCCには著作権法を凌駕する実行力はなく、CCの継承はあくまで「法の範囲では認められない(通常ならば個々に許諾を要する)利用に踏み切った場合に」適用される条件であると考えるのが妥当なところだと思う。だから「どこまではCCなしに利用できるか」が問題になるのだが
2016-04-08 09:06:36@ex_hmmt creativecommons.org/licenses/by-sa… このページから「ライセンス」のリンク辿ると、英語版のリーガルコードに行っちゃうんですが……。
2016-04-08 09:06:53インセインSCPに限定していうと、SCP財団的には「新しいSCPが加わる場合には」それらもすべてCCを継承して公開されてゆくべきだ、ということになるがTRPGの側面についてはどうでもいいし、そもそも権利当事者でない
2016-04-08 09:09:56@ex_hmmt 言い方を変えると、日々、新たなジャンル、定義の作品や派生物(例えば、シェアードワールドやクロスオーバー)が生まれる中、その全部の、あらゆる国での扱いに対応した万能リーガルコードは存在しない(しえない)と言う感じですかね。
2016-04-08 09:09:59TRPG部分の当事者は冒企で、この件についてどう考えているのかはっきりしない(まあこれはこれで慣例的な意味でもはっきりさせにくい範囲ではある)。シナリオなどのCCによる公開が増えればシナリオ集などが出しやすい、という面はあると思うが。
2016-04-08 09:12:25正直なところ、私個人としては単に「安全策」であれCC BY-SAライセンス下でシナリオなりリプレイなりを公開することに特段の躊躇いはないし、だから別に難しく考えることはないんだけど、それはそれとして境界事例として考えてみることは面白い
2016-04-08 09:16:24@nk12 「Official translations of this license are available in other languages.」があります。
2016-04-08 09:20:19@nk12 というか、CCについて「法的厳密性が無い」と言っちゃうと、恐らく(ごく単純なものを除く)世の中の著作権法上のライセンスのほとんど全てに「法的厳密性が無い」という事になると思われます。
2016-04-08 09:22:00@ex_hmmt ソフトウェアライセンスみたいに、想定される対象が具体的で明確であるほど厳密性があるけれど、CCの場合、対象が多岐にわたって制限もしてないので、そのへんが曖昧かなぁと思います。
2016-04-08 09:44:48「SCPの世界設定がどの程度著作権法で保護されるのかわからない」とは言いながら、しかしSCP世界の価値は明らかに個々のSCPそれ自体ではなくて全体として立ち現れる世界設定そのものにあるんだよね、という意味ではその価値にこそ敬意を表して利用の際にはライセンス条件を遵守したい
2016-04-08 09:56:42@9foeK 「たくさんあるSCPからシナリオの構想に合うの探すのは大変だからオリジナルで作ってTaleにしておくね」というようなことは割とあるのでは
2016-04-08 10:01:54インセインSCPの件、というよりSCPのCCの件については、前にも書いたが 「CC BY-SA」の効力の源泉を著作権法に求めるのではなく、著作権法以外の条件を設けた上で「これを守ればCC BY-SAだよ」という主張に見えている気がする、というのが自分の感じる違和感。ただしこれは…
2016-04-08 10:24:22……米国著作権法等、大元になった著作権法との齟齬によってライセンスガイドのFAQが日本国内法とそぐわなくなっているだけかもしれないし、そうでなく実際にライセンスとしてCC以外の条件が付されていると解釈するべきかもしれない。誤解かもしれないし、そうでないかもしれない。具体的には……
2016-04-08 10:25:51