(見返し用のまとめ)著作権とアイディアと労力と...あとなんか。
- tsuyoshi_cho
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……その頒布物が「SCP内のどの作品に基づいて作られたか」の作品タイトル、作者名の明示。クリエイティブコモンズの 「CC BY-SA 3.0」というライセンスが利用されているという事の明示。これが出来ていれば一応は大丈夫、という事になる。
2016-04-08 15:41:13クリエイティブコモンズの表示についても、ちょっとしたお作法があるけど、その辺はここらが参考になるだろう。 「クリエイティブコモンズの作品の著作者クレジットを表示する方法」 pcjyohochikusekiko.blogspot.jp/2013/09/blog-p…
2016-04-08 15:41:59インセインSCPというか、SCP財団関係については、とにかくSCP財団のガイドラインに従っとけば大きな問題にはならないはずなのである。なんでかっていうと、アイデアとかみたいな著作権法上縛れない部分も「使うならCC BY-SA3.0表示してね」ってガイドラインになっているから。
2016-04-08 15:47:34個人的にはそこらへんが大いに気になる性質なもので、いろいろ考察してみたりするわけだけど、普通のユーザであればSCP財団のガイドラインに従っていろいろ公開したりしとけばいいと思うよ。ただ「アイデアとか世界観とかも著作権が発生するんだ」的な誤解はしてほしくないけれど。
2016-04-08 15:49:11なし崩しにアイデアとか世界観が著作権の対象だという誤解が広まる世界が嫌いではあるので、そこらへんはしつこく言う事になっている。
2016-04-08 15:50:31@trpg591 広く公開するんですか?>ボイセの声 広く公開しないなら、そもそもCCを付する必要が無いと思われます。要するに、「本来著作権者に、著作物の利用の申請を行わなければいけない場合」に、その申請を行う手間を省いて、予めこの条件なら使っていいよ、と示すのがCCです。
2016-04-08 16:01:48@ex_hmmt ただ世界観を作り上げるのにもコストがかかるわけで、それに対する権利、保護が、ある程度あったほうがフェアであると思うわけですが、そういう場合は、著作権でないとすると、どう主張するといいんでしょ?
2016-04-08 20:42:33@nk12 まず先に認識しておいた方がいいのは「労力と保護はイコールではない」という事です。著作権法は労力を保護する法律ではないので、そこを著作権法の求めるのは間違っています。で、その上で著作権法ではない、とすると、商業的コンテンツであれば不正競争防止法でしょうか。
2016-04-08 21:00:43@nk12 非商業的コンテンツの場合、という事になると、今度は余計に厄介で、場合によっては「保護できる法律はない」という事になる可能性もあります。これは、「そういうもの」なのだと思いますし、それが不公正だと思うのであれば、何らの形で立法するように働きかけるべきでしょう。
2016-04-08 21:02:25というか、「直接的にかけたコストについて権利を保護する法律」っつーと何があるだろう。とりあえず著作権法は明確に違う。知財分野に限らずの話で。
2016-04-08 21:05:34@ex_hmmt 労力自体を保護するものでないのは確かですが、労力やコストのかかるものが全く保護されなかったら、やってられなくなって作る人も減るし、大きな目的である文化の発展が妨げられるので、なんとかならんかなという理解です。
2016-04-08 21:06:27@canashiro 弱者を保護するための法律だとそうなる事が多いかもしれないですね。これが「権利者」を保護する法律だとそういう立てつけになりにくい気がする。
2016-04-08 21:08:04@nk12 それについて言えば、バランスの問題であるとしか言いようがないですね。アイデアを保護する立てつけにすると、今度は世界的なアイデアの枯渇という問題が発生しかねないので。
2016-04-08 21:09:31@ex_hmmt そういうことですと、商業非商業で扱いが違うのも変ですし、不正競争防止法もずれてると思うので、世界観を創作物として著作権の範囲に認めておくのがいいかなぁとは思いました。
2016-04-08 21:09:50@nk12 見解の相違ですね。たとえば世界観を保護する法律になってると、「まおゆう」とかは生まれない可能性がある気がしますし。
2016-04-08 21:11:16@nk12 @ex_hmmt でも果たしてコストや労力というものは保護されるべきものなんでしょうか? そこを保護すると大手ばかりが競争体力を得る気がしますが。
2016-04-08 21:11:39@ex_hmmt アイディアの保護は慎重になるべきと思います。「超常現象と戦う組織」の独占は害が大きい。一方で「SCP財団という設定」の保護が、邪魔になるとは思わないのですが、いかがでしょうか?
2016-04-08 21:12:18@gmZAP 労力自体を保護しろというのでなくて、お金と時間かけて作ったものがコピーし放題なら、作る人も企業もいなくなるのでよろしくないのではという話です。
2016-04-08 21:13:36@nk12 なんとも言えないかなあ。そのレベルになると、一歩踏み込むと「名称」を著作権で保護すべきだ、という事になって、それは同意できないので、今の「個別具体的な表現を保護する」までが妥当だと自分は思っています。そして、設定は個別具体的な表現ではない。
2016-04-08 21:15:32@ex_hmmt 世界観の定義の話ですな。例えば「正義は勝つ」とか「善悪逆転」とかならアイディアの範疇だと思います。私が想定したのは「SCP財団の存在する世界観」とかの設定を含む具体的なものです。「SCP財団のような組織が超常現象を保存する世界観」ではなくて。
2016-04-08 21:16:09@nk12 具体的っていうのはどこで線を引くべきでしょう。たとえば、ガールズアンドパンツァーあたりを例に取ると「女性が学ぶ武道として、戦車に乗って戦うものがある」という設定はアイデアの範疇でも、「戦車道」や「大洗女子学園」という言葉が介在すると保護されるべきだ、という事ですか?
2016-04-08 21:19:38@ex_hmmt 例えばそうですね。「設定が個別具体的な表現でないので保護されない」とすると、設定で仕事をしてる人は創作をしてるわけではなく、その仕事も保護されないということになって、さすがにそれは悲しいのでは、と思うわけです。
2016-04-08 21:21:51@nk12 特許や著作権、意匠登録など、「できあがった作品」自体は保護されると思います。形にならない部分まではカバーできないと思いますが。
2016-04-08 21:22:07