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@okisayaka いわれてみればその通りなのですが、mechanical strengthをもろ技術の文脈で機械強度でなく「力学~」とする勇気はちょっとありません(一般文献なら、選択肢に入ってくるかと思いますが)。ともかくわりかし最近まで、「力学」もあったようです。
2016-04-21 12:01:57@sakinotk 数十年程度の世代差でそのような語感のズレがあるというのは驚きました。「機械」の存在感が上昇しているのでしょうか…?無理な一般化は避けたいですが、いずれにせよ面白い話です。
2016-04-21 12:07:41@okisayaka physicalについても似たようなことを耳にしたことがあるような気がします。勝手な推測になりますが、どうも「力学」(量子力学のような4文字ケースは別)↘「物理(学/的)」↗「機械(学/的)」↗といった状況と関係あり?
2016-04-21 12:14:19@sakinotk はい、physicalもそうであろうと思います(私自身困っています)。自然学か物理学か、の判断を文脈依存でやっています。機械学/力学については18世紀のmécanique rationelleなど数学化された内容を扱う人が詳しい気がします。
2016-04-21 12:32:38John Benjamins e-Platform: A socio-cultural history of the machine metaphor jbe-platform.com/content/journa… 認知言語学の論文でこんなのがある
2016-04-21 12:35:00確かに有機的なmachineとしての自然のシステムが、どうして有機的なものと機械的なものへと分岐したかは以前から疑問だった。エコロジー思想史的には、自然のエコノミーは、要素還元的な科学主義と全体論的なロマン主義の対立によって、機械論的自然観と有機的自然観とに分離したと言える。
2016-04-21 12:23:53国家を「機械」とイメージすることの含意にはもっと注意が向けられてもよい。もっと言えばなぜ19世紀にあれほど有機体論が隆盛したのかもその点から考えてみてもよい。
2018-02-27 01:34:28カッシーラーの『啓蒙主義の哲学』には『世界の複数性についての対話』から、世界を機械じかけの舞台装置としてイメージせよと主人公が婦人に言う箇所が引用されていたはず。
2018-02-27 01:37:01