ラノベや「なろう」系並みに、時々はっちゃけてる司馬遼太郎…からの~隆慶一郎話

司馬遼太郎といえば「国民作家」の二つ名で呼ばれることも多いが、その面白さやキャラ描写、文体の工夫は「ラノベ的」(決して悪口ではありません)という指摘はしばしばなされています。 ちょっと前に、そういうツイートをすんすけ(松平俊介)さん@tyuusyo のところで集中してみかけたので、それを中心に。 そしたらそこから隆慶一郎に流れ弾が飛んできたので、そっちもまとめて改題した(笑)
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紙でコロコロ @kamidekorokoro

司馬遼太郎の梟なんて、めっちゃラノベやん…。

2016-04-22 20:27:02
だいふく @nagomi310

司馬遼太郎もラノベだとおっしゃる司書さんがいたのを思い出した。 小説に限ると畠中さんがいっとう好き。赤川さんも面白い。

2016-04-22 19:16:13
すんすけ @tyuusyo

司馬遼太郎の「風神の門」は、時代劇化された時にテラスハウスオサレニンジャみたいなリア充恋愛ドラマ化されちゃったんだけど、それが80年代ティーンを熱狂させたんだよな

2016-05-01 05:40:37

たとえば、「韃靼疾風録」という、作品が、ある。
これを
「ラノベだ」
という視点でみるものが、少なからずいたことに、twitterというものの、おもしろみがある。
もちろん、人によっては、
「こいつ、狂人か」
と思ったであろう。

しかし、ひとつの時代小説から、ラノベ要素をみいだすには、その、狂気こそが、まさに原動力であった。
しぜん、「韃靼疾風録」「ラノベ」で検索し、在野の士が集った・・・

disjunctive @disjunctive

『韃靼疾風録』も今読めば萌えラノベそのものだろう。

2012-09-14 22:08:35
dada @yuuraku

日本史を扱ったラノベというと初期の司馬さんの「韃靼疾風録」や「風神の門」あたりがもろソレだと思う。

2012-08-27 14:24:37
浅生楽@チーズ担 @Asailuck

司馬遼の『韃靼疾風録』はラノベ性高いよな、と思っていたら、同じようなことを感じている人がいた。http://blog.livedoor.jp/trpgnews/archives/541702.html

2010-07-20 19:47:23
浅生楽@チーズ担 @Asailuck

@ChatNoirPoirot うーん、司馬遼の場合、「平凡な僕の人生が美女で変わる」に、もっとセカイ系要素が入ってくるんですね。『風の武士』だとそれが幕末動乱だったり、『韃靼疾風録』だと明末動乱だったりします。実にラノベ的です。

2012-10-10 22:48:33
ののまる @nonomaru116

韃靼の2字がなかったらただの異世界物ラノベじゃないですかやだーw RT @1059kanri: 韃靼疾風録は簡単にあらすじを説明すると 『平凡な主人公がある日突然現れた美少女によって異世界の騒乱に巻き込まれて大冒険し、最後は元の世界に戻って美少女と結ばれるお話』 ですw

2013-07-14 19:49:55
まとめ管理人 @1059kanri

最近、ちょっと司馬遼太郎先生の『韃靼疾風録』読み返しましたが、やっぱりこれ、ラノベですねw

2013-09-21 16:31:16
オサメン @NewOsamen

@akiu 司馬先生最後の長編小説「韃靼疾風録」がおすすめ。まんまライトノベルです。空から女の子が降ってくる系のやつ。司馬先生は、もともと伝奇小説の人なので、最後に自分の素質に合致したものを書いたのでしょう。ノリノリで書いている(ような気がする)。あと、あとがきがおもしろいです。

2014-06-16 08:51:18
阿羅本 景@クラフトビール読本 @aramotokei

あれラノベやん、韃靼疾風録とかロリ姫異世界転生ものやでw RT @dragon_i: @aramotokei ラノベだろうがなんだろうが、まず読書習慣を身に着けるほうが先ですね。こんなこと言っている人が司馬遼太郎作品あたりを薦めてきたりして。

2014-09-02 23:45:29
もなか @monaka2012

今日は休日なので。積んである本を崩してます。どんな本かざっと見ておくだけでもー 司馬遼太郎「韃靼疾風録」の設定がどう見ても萌えラノベで笑った。船が難破した異国の姫とボーイ・ミーツ・ガールとな。

2016-04-09 16:21:56
深川克人@ZBrush基礎講座 @foobolt

なるほど、近頃はやりの異世界飛ばされる系ラノベの起源は司馬遼太郎か>韃靼疾風録

2016-04-10 02:41:17

司馬遼太郎からのー 隆慶一郎話。

神無月久音 @k_hisane

世間一般の認識に於いて、創作が史実を上書きする、というのは、史実を重んじる人からすればふざけるなという怒りはあるでしょうし、それはそれで正当なの ですけど、創作者としては、まさに最大の勲であろうなあと思うところ。「俺の考えた創作が一番凄いの!」という塩梅で。

2016-05-01 03:37:51
神無月久音 @k_hisane

正直、隆慶先生が「師匠(小林秀雄)が存命の間は、とても怖くて小説は書けない」と言ってたのって、こういうやり口が認めてもらえなかったからじゃないの、と思うところもあったり。史料を丹念に調べたとか、構想をずっと練ったとか、それ以前の話の作り方の時点で駄目出しされてたのではなかろうか。

2016-05-01 04:25:53
神無月久音 @k_hisane

その意味では、隆慶一郎も司馬遼太郎の流れを汲む作家と言えるなーと思ったり。実際、あれだけ「俺の考えた主人公が最強なの!」と臆面もなく書き切って、作中、その正当化を徹底できるのは、隆慶先生の作家としての才能のひとつであろうと。 twitter.com/MAEZIMAS/statu…

2016-05-01 05:34:28
すんすけ @tyuusyo

隆慶一郎の主人公age俺TUEEEE小説のおかげで大幅に割りを食う徳川秀忠さん…

2016-05-01 05:36:45
神無月久音 @k_hisane

.@tyuusyo 後年、「流石にやりすぎたかな」と思ったのかどうか不明ですが、「傾いて候」だと、ホワイティ秀忠が出てきますね。まあ、その対比に暗愚の家光を持ってきてるので、やり方は全然変わってないとも言えますが。

2016-05-01 05:41:09
すんすけ @tyuusyo

@k_hisane 史実を大幅に逸脱して秀忠が塩キャラになってますからねw そういえば、「馬鹿だ馬鹿だと思っていた殿様のセガレはもっとアホだったでござる」という展開、「死ぬことと見つけたり」の鍋島勝茂ー光茂もそうでした。隆慶テンプレなのかもしれませんね

2016-05-01 05:44:30
神無月久音 @k_hisane

.@tyuusyo まあ、主人公が最強で善で、敵は愚劣で悪、というのは作劇では鉄板といえば鉄板ですけど、あれだけ徹底してるってのは大したもんだと思いますよ。短編はともかく、主だった長編は全部それですし。

2016-05-01 05:48:08
すんすけ @tyuusyo

@k_hisane 考えてみるとそうですね。アソコまで徹底できれば、面白いですよね。逆に愚劣な敵があまり出てこない作品だとなんか気が抜けたようなところもありますね「見知らぬ海へ」とか。

2016-05-01 05:50:17
神無月久音 @k_hisane

.@tyuusyo 主人公に共感して読んでる限り、凄く安心できると思いますよ。こっちは善で最強、敵は悪で愚劣だから、絶対負けないし、どれだけ敵を叩こうが良心の呵責もない、ってのは、読んでてスカッとするでしょうし、まあエンタメとしては優れてるよなーと。

2016-05-01 05:56:47