ラノベや「なろう」系並みに、時々はっちゃけてる司馬遼太郎…からの~隆慶一郎話
- gryphonjapan
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司馬遼太郎の「風神の門」は、時代劇化された時にテラスハウスオサレニンジャみたいなリア充恋愛ドラマ化されちゃったんだけど、それが80年代ティーンを熱狂させたんだよな
2016-05-01 05:40:37たとえば、「韃靼疾風録」という、作品が、ある。
これを
「ラノベだ」
という視点でみるものが、少なからずいたことに、twitterというものの、おもしろみがある。
もちろん、人によっては、
「こいつ、狂人か」
と思ったであろう。
しかし、ひとつの時代小説から、ラノベ要素をみいだすには、その、狂気こそが、まさに原動力であった。
しぜん、「韃靼疾風録」「ラノベ」で検索し、在野の士が集った・・・
司馬遼の『韃靼疾風録』はラノベ性高いよな、と思っていたら、同じようなことを感じている人がいた。http://blog.livedoor.jp/trpgnews/archives/541702.html
2010-07-20 19:47:23@ChatNoirPoirot うーん、司馬遼の場合、「平凡な僕の人生が美女で変わる」に、もっとセカイ系要素が入ってくるんですね。『風の武士』だとそれが幕末動乱だったり、『韃靼疾風録』だと明末動乱だったりします。実にラノベ的です。
2012-10-10 22:48:33韃靼の2字がなかったらただの異世界物ラノベじゃないですかやだーw RT @1059kanri: 韃靼疾風録は簡単にあらすじを説明すると 『平凡な主人公がある日突然現れた美少女によって異世界の騒乱に巻き込まれて大冒険し、最後は元の世界に戻って美少女と結ばれるお話』 ですw
2013-07-14 19:49:55@akiu 司馬先生最後の長編小説「韃靼疾風録」がおすすめ。まんまライトノベルです。空から女の子が降ってくる系のやつ。司馬先生は、もともと伝奇小説の人なので、最後に自分の素質に合致したものを書いたのでしょう。ノリノリで書いている(ような気がする)。あと、あとがきがおもしろいです。
2014-06-16 08:51:18あれラノベやん、韃靼疾風録とかロリ姫異世界転生ものやでw RT @dragon_i: @aramotokei ラノベだろうがなんだろうが、まず読書習慣を身に着けるほうが先ですね。こんなこと言っている人が司馬遼太郎作品あたりを薦めてきたりして。
2014-09-02 23:45:29今日は休日なので。積んである本を崩してます。どんな本かざっと見ておくだけでもー 司馬遼太郎「韃靼疾風録」の設定がどう見ても萌えラノベで笑った。船が難破した異国の姫とボーイ・ミーツ・ガールとな。
2016-04-09 16:21:56司馬遼太郎からのー 隆慶一郎話。
世間一般の認識に於いて、創作が史実を上書きする、というのは、史実を重んじる人からすればふざけるなという怒りはあるでしょうし、それはそれで正当なの ですけど、創作者としては、まさに最大の勲であろうなあと思うところ。「俺の考えた創作が一番凄いの!」という塩梅で。
2016-05-01 03:37:51正直、隆慶先生が「師匠(小林秀雄)が存命の間は、とても怖くて小説は書けない」と言ってたのって、こういうやり口が認めてもらえなかったからじゃないの、と思うところもあったり。史料を丹念に調べたとか、構想をずっと練ったとか、それ以前の話の作り方の時点で駄目出しされてたのではなかろうか。
2016-05-01 04:25:53その意味では、隆慶一郎も司馬遼太郎の流れを汲む作家と言えるなーと思ったり。実際、あれだけ「俺の考えた主人公が最強なの!」と臆面もなく書き切って、作中、その正当化を徹底できるのは、隆慶先生の作家としての才能のひとつであろうと。 twitter.com/MAEZIMAS/statu…
2016-05-01 05:34:28.@tyuusyo 後年、「流石にやりすぎたかな」と思ったのかどうか不明ですが、「傾いて候」だと、ホワイティ秀忠が出てきますね。まあ、その対比に暗愚の家光を持ってきてるので、やり方は全然変わってないとも言えますが。
2016-05-01 05:41:09@k_hisane 史実を大幅に逸脱して秀忠が塩キャラになってますからねw そういえば、「馬鹿だ馬鹿だと思っていた殿様のセガレはもっとアホだったでござる」という展開、「死ぬことと見つけたり」の鍋島勝茂ー光茂もそうでした。隆慶テンプレなのかもしれませんね
2016-05-01 05:44:30.@tyuusyo まあ、主人公が最強で善で、敵は愚劣で悪、というのは作劇では鉄板といえば鉄板ですけど、あれだけ徹底してるってのは大したもんだと思いますよ。短編はともかく、主だった長編は全部それですし。
2016-05-01 05:48:08@k_hisane 考えてみるとそうですね。アソコまで徹底できれば、面白いですよね。逆に愚劣な敵があまり出てこない作品だとなんか気が抜けたようなところもありますね「見知らぬ海へ」とか。
2016-05-01 05:50:17.@tyuusyo 主人公に共感して読んでる限り、凄く安心できると思いますよ。こっちは善で最強、敵は悪で愚劣だから、絶対負けないし、どれだけ敵を叩こうが良心の呵責もない、ってのは、読んでてスカッとするでしょうし、まあエンタメとしては優れてるよなーと。
2016-05-01 05:56:47